本日の為替相場の焦点は、『金融市場のリスク許容度』と『日本、米国、カナダが連休・休場明けとなる点』、そして『欧州債務問題への思惑』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・17時30分:英)貿易収支
・21時15分:加)住宅着工件数
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・時間未定:日)白川日銀総裁の発言
・16時30分:欧)ドラギECB総裁の発言
・26時30分:英)キングBOE総裁の発言
・翌7時00分:独)バイトマン独連銀総裁の発言
・日本、米国、カナダが連休・休場明けとなる点
・EU財務相理事会
・IMF・世界銀行年次総会(9日~14日開催)
・米国の主要企業の決算発表→アルコア、他
・米国の長期国債の入札が相次ぐ点(9日・3年債、10日・10年債、11日・30年債)
・欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・日本の追加金融緩和への思惑
・米国の追加金融緩和への思惑
・中国当局による景気刺激策実施への思惑
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
日本、米国、カナダが連休・休場明けで、EU財務相理事会やIMF・世界銀行年次総会(9日~14日開催)が行われる。
本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は、米国の長期金利の動向に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、週末に発表された米国の雇用統計でリスク選好の流れが強まったが、NYクローズにかけては調整が主体となった。
週明けの為替相場は、先週末とは一転、世界の株式市場が大幅下落し、リスク回避の流れが加速した。
本日は、日本、米国、カナダが休場明けとなる点に注意しながら、引き続き、欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)や金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)、世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)での方向性に注視したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・時間未定:日)白川日銀総裁の発言
→言及次第
・16時30分:欧)ドラギECB総裁の発言
→言及次第
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・17時30分:英)貿易収支
→発表での影響は大きめ
・21時15分:加)住宅着工件数
→発表での影響はなかなか
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→まずは、連休明けでの動向が気になるところ。また、週明けの昨日の流れが継続するかどうかが重要
・26時30分:英)キングBOE総裁の発言
→言及次第
・翌7時00分:独)バイトマン独連銀総裁の発言
→言及次第
10月8日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼ECB理事会結果発表&ドラギECB総裁の記者会見明けでの影響
▼FOMC議事録(9月12日・13日開催分)公表明けでの影響
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼8日(月)が米国で祝日で連休となる点(日本とカナダも同様)
▼中国が国慶節・中秋節での長期連休明けとなる点(9月30日~10月7日)
▼10日(水)にベージュブック(米地区連銀経済報告)の公表
▼米国の長期国債の入札が相次ぐ点(9日・3年債、10日・10年債、11日・30年債)
▼米国の主要企業の決算発表(大手金融機関の決算発表も含む)
▼欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向(米国の長期国債の入札が相次ぐ)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼日本の追加金融緩和への思惑
▼米国の追加金融緩和への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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10月9日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・日本、米国、カナダが連休・休場明け ・EU財務相理事会 ・IMF・世界銀行年次総会(9日~14日開催) ・米国の主要企業の決算発表→アルコア、他 |
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06:00 | NZ)NZIER企業景況感 | △ | - | -4 | ||||||||||
08:01 | 英)RICS住宅価格 | △ | -20% | -19% | ||||||||||
08:50 | 日)経常収支 | △ | +4211億 | +6254億 | ||||||||||
日)貿易収支 | △ | -6286億 | -3736億 | |||||||||||
09:30 | 豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | +1 | ||||||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | -2 | ||||||||||||
10:00 | 豪)ロウRBA副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
13:30 | 日)企業倒産件数 | × | - | -5.8% | ||||||||||
未定 | 日)白川日銀総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
14:00 | 日)金融経済月報(基本的見解) | △ | - | - | ||||||||||
日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行判断DI] |
× | - | 43.6 | |||||||||||
- | 43.6 | |||||||||||||
16:30 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
17:30 |
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
◎ | -0.5% | +2.9% | ||||||||||
-1.1% | -0.8% | |||||||||||||
↑・製造業生産高 [前月比/前年比] |
○ | -0.7% | +3.2% | |||||||||||
-0.7% | -0.5% | |||||||||||||
英)貿易収支 | ○ | -85.00億 | -71.49億 | |||||||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 | ○ | 20.50万件 | 22.49万件 (22.38万件) |
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23:00 | 英)NIESRGDP予想 | △ | - | +0.2% | ||||||||||
米)IBD/TIPP景気楽観度指数 | C | 50.0 | 51.8 | |||||||||||
26:00 | 米)3年債入札 | BB | 320億ドル | |||||||||||
26:30 | 英)キングBOE総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
翌 07:00 |
独)バイトマン独連銀総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
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なし
アジア・欧州は様子見で、NYタイム以降の流れに追随
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