■取引量が多いとチャートパターンがきれい!
取引量が多いということは、それだけチャートパターンがキレイに出やすく、トレーダーにとってパターン認識がしやすいのです。
ブレイクアウトをおもな手法とするFxBさんですが、FXの場合はブレイクしたあと、勢いよくそちらの方向に進んでいくことが多いと言います。
こんな経緯でFXを始められたわけですが、FXに関しては始めた2005年のころから専業トレーダーだったようです。
1999年に投資を始められたころは会社員として働きながら兼業でトレードをされていたらしいのですが、ある時からご商売をされていたお父様の会社を継ぐことになったそうです。
その後、お父様がお亡くなりになり、それまでのお仕事もなくなってしまったFxBさんが選んだのが専業トレーダー。
FxBさん曰く、「専業になりたくてなったのではなく、流れで専業になってしまった」とおっしゃっていましたが、今でも結果を出し続けていらっしゃるのですから、その選択は間違いではなかったようですね。
■FxBさんのFX勉強法とは?
さて、FxBさんがFXの専業トレーダーに至るまでの過程をお聞きしたところで、次はFXの勉強方法についてうかがってみました。
すると、テクニカル分析に関しては、FXを始める前に他の金融商品を取引する中で十分に勉強をしたそうです。
もちろん、FXのしくみや専門用語といった基本的な知識は初心者用の本で勉強したそうですが、テクニカル分析に関しては取引対象が違っても共通する部分が多いとのこと。
特にS&P500指数をトレードしていたころに、毎日、関連書籍を読んだり、チャートを見たりして徹底的に勉強をしたそうです。
なんと通訳をつけてアメリカまでセミナーを受けに行ったこともあるそうで、その行動力がスゴイ!
トレードの勉強に夢中になっていたころは、夢にまでチャートが出てきたとか(笑)。

ただ、FxBさんは嫌々勉強していたのではなく、当時は夢中になってのめり込んでいたら時間が経っていた、という感覚だったそうです。
どうやったら勝てるのか、どういうふうにしたらいいのかということで頭がいっぱい、という時期が5年くらい続いたと言うので、私もまだまだだと痛感しました。
Q 途中で諦めようと思ったり、嫌になったりしたことはないですか?
これに対してFxBさんは、嫌と思ったことはないそうですが、見えないゴールを目指して走っている時は途中で心が弱気になったことはある、とおっしゃっていました。
そんな時は、「何のためにトレードをしているのか」という原点に戻ることで、またやる気を起こしていたのだそうです。
毎月安定してプラス収支を出している今のFxBさんのゴールをうかがってみると、「これでいいという完成形はないので」ゴールはないと一言。
FxBさんは現状に満足することなく、今も手法にさらなる磨きをかけようとしています。

今回はFxBさんの紹介記事となりましたが、次回からは私も参考にしているFxBさんの手法について具体的にご紹介していきたいと思います。
お楽しみに!
【葉那子のトレード報告 2012年10月29日(月)~11月2日(金)】
1勝0敗1分
勝ちトレード:英ポンド/米ドル +19.5pips(+777円)
負けトレード:なし
引き分けトレード:英ポンド/米ドル +0.2pips(+7円)
合計収支:+784円
口座残高:10万1651円
10月31日(水)の英ポンド/米ドルでロングエントリーした時は、エントリー後、40pips以上順行したのですが、その後反転し、下落してきたので+20pipsで決済しました。
すっきりした勝ちトレードではありませんが、建値でもないので一応やや勝ちトレードということで。
しかも利益が「777円」。
11月1日(木)も再度、英ポンド/米ドルをロングしたのですが、この日も30pipsほど順行したあと、戻ってきたので建値で決済。
利益は「7円」。
来週はラッキーなことが起きるかも?
(「カリスマブロガー・FxBさんに聞いた!(2) “2年間毎月負けなし”の3大手法とは!?」へつづく)
(取材・文/葉那子 撮影/和田佳久)
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