(「23歳の専業トレーダー・春香さん(1) 「3日で強制ロスカット」から成功へ」からつづく)
みなさん、こんにちは、葉那子です。
前回に引き続き、今回も女性専業トレーダー春香さんのご紹介です。

【参考記事】
●23歳の専業トレーダー・春香さん(1) 「3日で強制ロスカット」から成功へ
スキャルピングとデイトレードがメインという、完全テクニカルトレーダーの春香さん。
実際に使用しているインディケーターについてうかがいました。
春香さんが独自に考えた「乖離ライナー」とは?
まずは春香さんが独自で考えたメタトレーダー(MT4)のインディケーター「乖離ライナー」と、平滑移動平均線(EMA)について説明をしていただきました。
【参考コンテンツ】
●ザイFX!×メタトレーダー(MT4)
●メタトレーダー(MT4)が使えるFX会社比較!
乖離ライナーとは、真ん中に設定したEMAから、ある一定のpips分、上下に乖離したところに線が引かれていくというしくみになっています。
ローソク足が確定した後に過去のインディケーターが変動してしまうようなエンベロープなどとは違い、乖離ライナーは過去の数値が変動しないところがポイント。
このメタトレーダー(MT4)のカスタムインディケーターは、知人の方に頼んで作ってもらったそうですが、春香さんのトレードでは必要不可欠な存在のようです。
乖離ライナーの売買ポイントはとっても簡単!
そんな春香さん考案の乖離ライナーの使い方は、乖離ライナーにタッチしたところで逆張り、といたってシンプル。
乖離ライナーの上限にタッチでショート(売り)、下限にタッチでロング(買い)、という具合です。
そして、決済のポイントはEMAへのタッチと、これも非常にわかりやすい。
春香さんがスキャルピングをする際に見ている英ポンド/米ドルの1分足チャートは、真ん中のEMAが200、乖離幅は13pipsという設定になっていました。
チャートには、ボリンジャーバンド、チャートの下部には、オシレーター系のインディケーター、ストキャスティクスも表示されていましたが、あくまでも目安程度だそうです。
残念ながら取材時にはエントリーポイントは訪れなかったのですが、そういう場合は乖離幅を13pipsから6pipsに変更してエントリーチャンスを増やす、ということもするそうです。
ただし、スプレッド分も考慮しなければいけないため、あまり小さくしすぎるのは禁物とのこと。

特に春香さんが得意とする英ポンド/米ドルは、米ドル/円やユーロ/米ドルと比べてスプレッドは広めです。
トレーダーの方の中には、インディケーターの数値はあまり頻繁に変えない方がいいと言う方もいますが、春香さんは「相場はいつもいっしょではない」という理由でその時の相場に合わせて数値も微調整するのだそうです。
単純に自分に都合よく変えてしまうのではなく、相場に合わせて変えていく必要があるわけです。
デイトレード時の手法は?
ただし、春香さんはスキャルピングより少し長めのデイトレードもするのですが、その際に使用する30分足の乖離幅は20pipsと50pipsで固定しているそうです。
デイトレードをする際はじっくりチャンスが来るのを待つと言います。
デイトレードの利幅は20~40pipsで、スキャルピングよりも時間がかかるため、エントリーや決済を自動にできるEA(Expert Advisors)を活用することもあるそうですが、一度ポジションを持つと、夜中の2時、3時でもiPhoneを片手にベッドで監視することもあるそうです。
トレンドが出た時には順張りも
さて、乖離ライナーの基本的な使い方を説明していただきましたが、乖離ライナーを使ったシンプルな手法だけが成功の秘訣ではないようです。
春香さんが重要視しているのが、値動きの勢い。
基本的にスキャルピングをする時は逆張りがメインの手法ですが、あきらかにトレンドが出そうな勢いのある相場の時は、安易に逆張りをするのではなく、時には順張りもするそうです。

その場合は、EMAのタッチが押し目買い、戻り売りのポイントとなり、乖離ライナーが決済の目安となるのです。
この判断が初心者には難しいところです…。
とにかく自分が読めない相場の時には無理にエントリーをしないということが大事で、初心者の方はわかりやすいところを探してエントリーをすればいいと言うのですが、それがわかるようになるには経験を積む必要があります。
具体的には、ストップロスを置きやすいエントリーポイントを探すこと。
たとえばレンジ状態であれば、なるべくレンジの下限でロングすることで、損失を最小限に抑えることができるのです。
キレイなところで入っていいところで利確をするのが理想、と話していましたが、その見極めが難しい…。
まだまだ私は修行が足りないようです。
続きはまた来週!
(「23歳の専業トレーダー・春香さん(3) ○○をやめたらFXで勝てるようになった!」へつづく)
【葉那子のトレード報告 2012年1月7日(月)~1月11日(金)】
0勝1敗
負けトレード:ユーロ/米ドル -18.8pips(-836円)
合計収支:-836円
口座残高:9万4188円
1月11日(金)に東京時間の高値抜けでユーロ/米ドルをロングしたのですが、損切りとなった後100ポイントも急騰、という本当に残念としか言いようがないトレードでした。
大きな流れは合っていても、入るポイントが良くなかったみたいです。
もしくはストップロスの位置が狭かったのかもしれません。
2013年こそは年間プラス収支を目指して頑張ります!
(取材・文/葉那子 撮影/和田佳久)
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ユーロ/米ドル | ||||
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米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル | ||
0.2銭原則固定 | 0.4銭原則固定 | 0.3pips原則固定 | 51ペア | 1000通貨 |
※米ドル/円、ユーロ/円は、日本時間10時~翌28時までの時間帯に適用されるスプレッド | ||||
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米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル | ||
0.2銭原則固定 | 0.4銭原則固定 | 0.3pips原則固定 | 38ペア | 1000通貨 |
※米ドル/円、ユーロ/円は、日本時間10時~翌28時までの時間帯に適用されるスプレッド | ||||
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スプレッド(取引コスト) | 通貨ペア数 | 最低取引単位 | ||
米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル | ||
0.2銭原則固定 | 0.4銭原則固定 | 0.3pips原則固定 | 30ペア | 1000通貨 |
※日本時間9時~翌27時までの時間帯に適用されるスプレッド。スプレッドはすべて例外あり。ユーロ/円・ユーロ/米ドルは、2023年3月4日までのキャンペーンスプレッド | ||||
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