本日の為替相場の焦点は、『FOMC結果発表明けでの影響』と『主要な株式市場の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』や『米国の量的緩和早期縮小への思惑』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・23時00分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・23時00分:米)中古住宅販売件数
・23時00分:米)景気先行指数
への注目度が高い。
米国以外では、
・07時45分:NZ)第1四半期GDP
・10時45分:中)HSBC製造業PMI
・16時30分:独)製造業PMI【速報値】
・16時30分:独)サービス業PMI【速報値】
・16時30分:ス)SNB政策金利&声明発表
・17時00分:欧)製造業PMI【速報値】
・17時00分:欧)サービス業PMI【速報値】
・17時30分:英)小売売上高&【除自動車】
への注目度が高い。
これら以外では、
・『FOMC結果発表』明けでの影響
・五十日要因
・ユーロ圏財務相会合
・米国の30年物インフレ連動債入札
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(金融政策)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
・金や原油などの商品市場の動向
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
・日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
・日本の金融政策への思惑
などの要因も重要。
★★★
『FOMC結果発表』明けで、20日の五十日。
本日は、SNB政策金利&声明発表やユーロ圏財務相会合が行われ、米国の30年物インフレ連動債入札日でもある。
米国の経済指標の発表は、注目度の高いものが目白押し。
新規失業保険申請件数とフィラデルフィア連銀景況指数、中古住宅販売件数、景気先行指数に大きな注目が集まる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期の国債の入札は米国の長期金利(米国債)に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、ドル売りが優勢な流れに円買い・ユーロ買いも重り、ドル円は下値を試して軟調推移で、ユーロドルは上昇して堅調に推移した。
今週の為替相場は、FOMC結果発表を控えての米国の量的緩和縮小での思惑で、ドル円は上昇&ユーロドル上昇傾向となった。そして、昨日の発表後にはドル買いの流れが優勢となって、ドル円は大きく上昇し、ユーロドルは大幅下落となった。
本日の為替相場は、『FOMC結果発表』明けでの影響に最大限の注意を払いながらも、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑、米国の国債市場と長期金利の動向、金融市場のリスク許容度、金融当局者や要人による発言などにも注目したい。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表が相次ぐ。
米国の量的緩和早期縮小が大きな焦点となっており、『FOMC結果発表』明けで金融市場に明確な方向性が出る可能性も高い。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・07時45分:NZ)第1四半期GDP
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい
・10時45分:中)HSBC製造業PMI
→注目度はそれなり。中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体にも影響を与えやすい為、注意
・16時30分:独)製造業PMI【速報値】
・16時30分:独)サービス業PMI【速報値】
→注目度・影響度はなかなか
・16時30分:ス)SNB政策金利&声明発表
→基本的にはサプライズはないと思われる。今後の金融政策への思惑次第
・17時00分:欧)製造業PMI【速報値】
・17時00分:欧)サービス業PMI【速報値】
→注目度・影響度はなかなか
・17時30分:英)小売売上高&【除自動車】
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・23時00分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・23時00分:米)中古住宅販売件数
・23時00分:米)景気先行指数
→FOMC結果発表明け。QE早期縮小への思惑を中心に金融市場が大きく 変動しており、経済指標発表での反応が大きくなっているので要注目&要注意。発表後の流れを見極めて流れに乗りたいところ。同時に株式市場の動向も重要。 FOMC結果発表を昨日に消化して、大きな流れが出てくるか
■6月17日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週に、オーストラリアと英国の議事録、スイスと米国の金融政策の発表
▼19日(水)に、FOMC結果発表
▼G8首脳会議(17日・18日開催)の影響
▼主要な株式市場の動向
▼米国の量的緩和[QE]早期解除への思惑(金融政策)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州の金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼日本の金融政策への思惑
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6月20日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・『FOMC結果発表』明け ・20日の五十日 ・ユーロ圏財務相会合 |
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07:45 |
NZ)第1四半期GDP [前期比/前年比] |
◎ | +0.5% | +1.5% | ||||||||||
+2.5% | +3.0% | |||||||||||||
10:45 | 中)HSBC製造業PMI | ○ | 49.1 | 49.2 | ||||||||||
14:00 |
日)景気動向指数【確報値】 [一致CI指数/先行CI指数] |
× | - | 94.8 | ||||||||||
- | 99.3 | |||||||||||||
15:00 |
独)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | -0.1% | -0.2% | ||||||||||
+0.3% | +0.1% | |||||||||||||
ス)貿易収支 | × | +24.0億 | +17.3億 (+17.0億) |
|||||||||||
16:30 | 独)製造業PMI【速報値】 | ○ | 49.9 | 49.4 | ||||||||||
独)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 50.0 | 49.7 | |||||||||||
ス)SNB政策金利&声明発表 | ◎ | 0.00% 据え置き |
0.00% 据え置き |
|||||||||||
17:00 | 欧)製造業PMI【速報値】 | ○ | 48.6 | 48.3 | ||||||||||
欧)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 47.5 | 47.2 | |||||||||||
17:30 |
英)小売売上高 [前月比/前年比] |
◎ | +0.8% | -1.3% | ||||||||||
+0.2% | +0.5% | |||||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 [前月比/前年比] |
+1.0% | -1.4% | ||||||||||||
+0.5% | +0.2% | |||||||||||||
19:00 | 英)CBI製造業受注指数 | △ | -12 | -20 | ||||||||||
21:30 | 米)新規失業保険申請件数 | AA | 34.0万件 | 33.4万件 | ||||||||||
22:15 | 英)フィッシャーMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
23:00 | 欧)消費者信頼感【速報値】 | × | -21.5 | -21.9 | ||||||||||
米)フィラデルフィア連銀景況指数 | S | -2.0 | -5.2 | |||||||||||
米)中古住宅販売件数 | AA | 500万件 | 497万件 | |||||||||||
米)景気先行指数 | AA | +0.2% | +0.6% | |||||||||||
26:00 | 米)30年物インフレ連動債入札 | BB | 70億ドル | |||||||||||
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FOMC結果発表後のドル買いが進むと考えて、ロングで。懸念は株式市場の下落でのリスク回避の流れとの方向性の相殺
FOMC結果発表後のドル買いが進むと考えて、ショートで
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)