■ユーロ/米ドル続落で1.15ドルまで200pips強に
みなさん、こんにちは。
前回のコラムでも触れましたが、2015年のマーケットのセンターにいるのは、米ドル/円ではなく、ユーロ/米ドル。
【参考記事】
●ギリシャのユーロ離脱(Grexit)懸念などでユーロ/米ドルは1.15ドルへ向けて続落か(1月8日、西原宏一)
2015年年初から大方の予想どおり、ユーロ/米ドルは続落しており、1月14日(水)には1.1728ドルまで急落しています。
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 4時間足)
さらに、そのスピードが加速しており、多くのエコノミストが予測している1.15ドルまで、あと200pips強のところまで到達しています。
■ゴールドマンがユーロ/米ドルの予測を下方修正
そのため、いくつかの銀行が、ユーロ/米ドルの予測を下方修正しています。たとえば、ゴールドマンサックスはユーロ/米ドルの予測を以下のように修正。
3カ月:1ユーロ=1.14ドル
6カ月:1ユーロ=1.11ドル
12カ月:1ユーロ=1.08ドル
ユーロ/米ドルは、1月22日(木)のECB(欧州中央銀行)理事会に向けて、上値の重い展開が続くことは変わらず。引き続き1.15ドルへ向けて下落中のユーロ/米ドルに注目です。
【参考記事】
●ユーロ/米ドルは1.2ドル超から戻り売り! 英ポンドがユーロより売り妙味のワケは?(1月13日、西原宏一&松崎美子)
過去のコラムでも何度か…
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