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■的中するとフォロワーが200人増！？ 世界第３位にも！

 「『にほんばっしーモデル』が当たると、『にほんばっしー』のツイッターフォロワー数は、一気に200くらい増えるんですよ！」

 一気に200もフォロワーが増えるんですか！ たしか2015年３月発表のＮＦＰの結果と「にほんばっしーモデル」の数値がすごく近かったですよね？ このとき、市場予想の方はだいぶ外れていました。

２月の米雇用統計「にほんばっしーモデル」

 「ええ。そういう時は、一気にフォロワー数が増えます。それにしても、あれは、神がかっていましたね。

 ブルームバーグの端末では予想値を入力することができ、自分の予想が世界第何位なのか、ランキングを見ることができるんですが、あの神がかった時は、過去10回分の成績で世界第３位にランクインしました！ でも、その後、不振で…しばらくはランキングに戻れなさそうですけどね（笑）」

 世界第３位ってすごいですね！ ぜひ、早くランキングに戻られることを願っております。

■最後の最後はカンです！ 強いて言うならフィット感です！

 少し話が戻りますが、最終的に残った複数のモデル予想値の中から、「にほんばっしーモデル」を選ぶ時（数値を当てにいく時）は、何を基準にしているんですか？

 「それはもう、カンです！」

 カンですか！？

 「はい。最後の最後は、カンです。女の子に告白するときも最後は、度胸じゃないですか（笑）でも、強いていうならフィット感ですかね。

 単純に、過去の結果とモデル予想値がシンクロしているものを何も考えずに選ぶという方法もあります。僕のように予想値を出す人の中には、そうする人もいると思うんです。ですが、職人技ではないですが、僕は、そのモデル予想値が本当に正しいかどうかを、最後は感覚で判断するんです」

 その方が、当たる確率は高いんですか？

 「ええ。高いです。結局、コンピューターは合理的な判断はしてくれません。算出したモデル予想値も、実際は、今のマーケットのセンスに合わなかったりするので。

 栄養価が高いからといって、青汁がたっぷり入ったカレーをすすめられても、それは食えんだろう！ という感じですね（笑）。最後の最後は、その時の『流れ』というものがあるので、それで決めるんです」

 まさに職人技ですね。

 「そうですね。シンクロ率が同じように高くても、その中には１年前にぴったり予想値が当たっていて、最近は外しているモデルと、昔は外していたけれど、最近は当たっているモデルがあったりするんです。

 そのあたりは、コンピューターでは判断してくれません。今回は、どのモデル予想値が当たりそうなのか？ やはり最後は、自分の目で見て確認します」

（「金融社畜の妖精『にほんばっしー』に突撃(6)黒田日銀総裁が『追加緩和しないバシ!?』」へつづく）

（取材・文／ザイＦＸ！編集部・向井友代 撮影／和田佳久）