本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『ドルの方向性』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用【速報値】
・26時00分:米)3年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・18時00分:独)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)ZEW景況感調査
・21時15分:加)住宅着工件数
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表→シマンテック、その他
・明日に[日)BOJ議事要旨公表(7月14日・15日開催分)]を控える
・米国の利上げ時期への思惑(米国の金融政策への思惑)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・原油や金などの商品市場の動向
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・日本の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・ギリシャ問題
・ドイツ国債の利回りの動向
などが重要。
★★★
明日に[日)BOJ議事要旨公表(7月14日・15日開催分)]を控える。
米国の経済指標は、[米)第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用【速報値】]がメイン。
経済指標以外のイベントは、[米)3年債入札]や米国の主要企業の決算発表が予定されている。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、7月中旬から相次いでいる米国の主要企業の決算発表は米国の株式市場への影響力が大きい。
先週の為替相場は、米国の雇用統計の発表を控えてドル買いが優勢となった。ドル円は一時125円乗せ&ユーロドルは一時1.085レベルまで下落した。し かし、実際に米国の雇用統計が発表された後は、ドル売りが優勢となって、ドル円は下値を試し&ユーロドルは上値を試した。
週明けの為替相場は、先週末の終値とほぼ同レベルでスタートした後は、ユーロ買い・ドル買いの流れが優勢となった。ドル円は東京市場で上値を試して一時 124.8レベルまで上昇した後は、124円半ばで堅調に推移した。一方で、ユーロドルは1.09半ばで揉み合っていたが、NY市場で上値を試して 1.10前半まで上昇して堅調に推移した。
直近の為替相場は、米国の利上げ時期への思惑(米国の金融政策への思惑)や米国の長期金利の動向、主要な株式市場の動向、原油や金などの商品市場の動向などが主な焦点。
本日の為替相場は、ドルの方向性に最大限注視しながら、直近で大きな変動要因となっている米国の長期金利の動向や主要な株式市場の動向などと共にその行方を見極めたい。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や米国の中長期国債の入札も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・18時00分:独)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)ZEW景況感調査
→発表でのユーロへの影響は非常に大きい。欧州の経済指標の中でも注目度及び市場影響度が1,2を争うもの。
・21時15分:加)住宅着工件数
→発表でのカナダドルへの影響は大きめ
・21時30分:米)第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用【速報値】
・26時00分:米)3年債入札
→米国の経済指標は、[米)第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用【速報値】]がメイン
経済指標以外のイベントは、[米)3年債入札]や米国の主要企業の決算発表が予定
週明けの為替相場は、米国の雇用統計の発表後とは異なる動きとなった
直近での一番の焦点は、米国の利上げ時期
ここから、為替相場そして金融市場がどこへ向かうのか。米国の長期金利の動向や主要な株式市場の動向、そしてドルの方向性を見極めたいところ
■8月10日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の金融政策への思惑
▼原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼日本の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度
▼中国の景気動向への思惑
▼ギリシャ問題
▼ドイツ国債の利回りの動向
▼今週(8/10~)に→日本の議事録公表が予定(金融政策発表の予定はない)
▼来週(8/17~)に→オーストラリア、米国の議事録公表が予定(金融政策発表の予定はない)
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ時期
▼[米)雇用統計]の発表明け
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
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8月11日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債) ・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表→シマンテック、その他 ・明日に[日)BOJ議事要旨公表(7月14日・15日開催分)]を控える |
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10:30 | 豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | +11 | ||||||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | +10 | ||||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注 | × | - | +6.6% | ||||||||||
18:00 | 独)ZEW景況感調査 | ◎ | +31.9 | +29.7 | ||||||||||
欧)ZEW景況感調査 | ○ | - | +42.7 | |||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | +0.6% | -0.4% | ||||||||||
-0.9% | -1.4% | |||||||||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 | ○ | 19.50万件 | 20.28万件 (20.31万件) |
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21:30 | 米)第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】 | A | +1.6% | -3.1% | ||||||||||
↑・単位労働費用【速報値】 | ±0.0% | +6.7% | ||||||||||||
23:00 | 米)卸売在庫 | C | +0.4% | +0.8% | ||||||||||
26:00 | 米)3年債入札 | BB | 240億ドル | |||||||||||
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124円前半~125円前半でのレンジを想定。基本的にはレンジ内で押し目買いを回転させつつ、125円付近では反落でのショート
様子見
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)