■米雇用統計後に急落したNYダウが急反発
みなさん、こんにちは。
先週(9月28日~)後半からリスク許容度を低下させる報道が目立ちました。
まず、先週、10月2日(金)の米雇用統計。大方の予想を裏切り、9月は大幅悪化…。さらに、7月、8月分まで大幅下方修正されました。
これを受けて、米ドル/円は、一時、118.68円まで急落。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
ただ、この米雇用統計を受け「米国の利上げが遅れる」との発想で、急落していたNYダウが急反発しています。

(出所:CQG)
連れて、米ドル/円も急速に値を戻し、終わってみれば119.90円と全戻し。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
■日銀会合後の米ドル/円の下落は限定的
そして、今週、10月6日(火)~7日(水)に開催された日銀金融政策決定会合ですが、こちらもコンセンサスどおり、金融政策は据え置き。
【参考記事】
●出るか、黒田バズーカ3!? カギとなる 日銀会合の結果で、米ドル/円はどう動く?(10月6日、西原宏一&松崎美子)
5%程度ですが、追加緩和期待が残っていたため、発表後の米ドル/円は反落するとの予測が大勢を占めていましたが、日銀発表後も米ドル/円の下落は極めて限定的でした。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 30分足)
こうしたリスク許容度が大幅に低下するイベントがありながら、米ドル/円の下落が限定的だった要因はNYダウが堅調であったことが背景にあります。
■NYダウは1万7000ドル回復に向けた動き
当コラムで何度かご紹介させていただきましたが、リスク許容度を測るために重要なのはNYダウ。
【参考記事】
●NYダウはさらに暴落するリスクあり!?株高のカギを握る本邦当局の一手とは?(8月27日、西原宏一)
●日本株安・円高でアベノミクスが苦境に。待望される日銀の追加緩和はあるのか?(9月3日、西原宏一)
8月20日(木)のNY市場で、NYダウは、ついに節目の1万7000ドルを割り込んでクローズ。それが8月24日(月)のチャイナショックを誘引しました。
チャイナショック時のNYダウは重要な200週移動平均線が位置している1万5300ドルがサポートとなり、下げ止まり。

(出所:CQG)
チャイナショック以降も米国株には何度か大きな負荷がかかったものの、じわじわと回復しています。
10月7日(水)のNY市場では、1万6912.29ドルと、1万7000ドル回復目前まで反発しました。

(出所:CQG)
■NYダウ反発で、米ドル/円や豪ドル/円が上昇基調に
リスク許容度回復から、株のプロキシー(代替)である豪ドル/円は急反発しています。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:豪ドル/円 4時間足)
先週(9月28日~)の豪ドル/円は、10月2日(金)の米雇用統計後に、一時、83.27円まで急落したのですが、株の反発に呼応して10月7日(水)には、一時86.90円まで、一気に回復しました。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:豪ドル/円 4時間足)
戻しが急速であるため、NYダウも一気に1万7000ドル回復は難しいのでしょうが、前述のような悪材料を消化しつつ、徐々に底固めしている展開。
仮に本丸のNYダウが1万7000ドルを回復すれば、呼応して、日経平均も反発するのでしょう。

(出所:株マップ.com)
株のプロキシーである豪ドル/円、連れて米ドル/円もじわじわと上昇基調に。
1万7000ドル回復に向け、値を戻してきたNYダウ、そして、豪ドル/円、米ドル/円の行方に注目です。
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