■[FXTF MT4]とザイFX!の共通点がまた1つ増えた!?
FXトレード・フィナンシャルと言えば、以前は2種類あった裁量取引口座を、2016年7月にMT4(メタトレーダー)口座の[FXTF MT4]に一本化。
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また、2016年11月にはミラートレーダー口座もサービス終了し、システムトレードができる口座も[FXTF MT4]に一本化、ということになりました。
それもこれも、MT4口座のサービス向上に注力するため。ですから、通貨ペアの追加や、1000通貨単位取引の[FXTF MT4・1000通貨コース]の主要通貨ペアのスプレッド縮小キャンペーンなど、次々と改善を行ってきました。
そして、何よりチカラを入れてきたのはオリジナルインディケーターのリリースです。中には、元ディーラーで衆議院議員の今井雅人さんや、脱サラスイングトレーダーのひろぴーさん、そして、カリスマ個人トレーダーのボリ平さんなど、ザイFX!でもおなじみの面々が監修したインディケーターも!
【参考記事】
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ここまででも、ザイFX!でおなじみのトレーダーと、[FXTF MT4]オリジナルインディケーター監修者のリンク率がかなり高かったと思うのですが、今月(2017年4月)、さらにもう1人、ザイFX!に連載中の方が[FXTF MT4]インディケーター監修者となりましたよ!
毎週金曜日にコラムを執筆してくださっている、陳満咲杜さんです!
陳さんが監修した[FXTF MT4]オリジナルインディケーターは、「FXTF Price Action」。ザイFX!のコラムでもいつも、「相場のことは相場に聞け!」を提唱している陳さんですから、この「FXTF Price Action」も相場の声を聞くためのヒントとなるサインを示してくれるインディケーターになっています。
なお、「プライス・アクション」という言葉は、プライスボードの値動きを見ながらトレード判断を行う手法において「プライス・アクションを見る」というように使われたりすることもありますが、今回の「FXTF Price Action」は複数のローソク足、またはトレンドの中で一定の形状となったローソク足が示すサインのことを指しています。
■重要なのは“欧米流”のテクニカル分析!
「FXTF Price Action」のリリースにともない、FXトレード・フィナンシャルのウェブサイトでは、陳さんの動画セミナー「FXプライス・アクション理論」が公開されています。
この動画セミナーで陳さんが解説しているのは、「欧米流プライスアクション理論」。「FXTF Price Action」は、この「欧米流プライスアクション理論」に基づいたサインがチャート上に表示されるインディケーターです。
日本でももちろんFXトレードは盛んですが、やっぱり市場の中心はまだまだ欧米。1年前のデータになりますが、国際決済銀行の資料によると、2016年4月の1日当たりの外国為替の平均取引高の国別ランキングは、1位が英国で2兆4060億ドル、2位が米国で1兆2720億ドル。日本は5位ですが、3990億ドルと、英国、米国とは大差がついています。
ですから、欧米流のチャート分析を学ぶことは、世界基準の手法を身につける、ということになるんですね。
動画の説明によると、「日本の罫線分析と欧米流プライスアクション理論は、本質的には違いはないが、日本生まれの罫線分析が『いろんなパターンをあらかじめ抽出してルーティン化したもの、つまり終値と始値との関係、そして前後の特定の罫線の組み合わせでパターン化されたもの』であるのに対し、欧米流プライスアクションは『終値と始値の関係よりも、前後の流れや高値・安値の更新力を重視したもの』」と言えるそうです。
■「FXTF Price Action」では何が表示される?
FXトレード・フィナンシャルの「FXTF Price Action」インディケーターで表示されるサインは、
・スラストアップ、スラストダウン
・ランウェイアップ、ランウェイダウン
・スパイクハイ、スパイクロー
・リバーサルハイ、リバーサルロー
・インサイド、アウトサイド
の10種類。陳さんの動画セミナーでは、この10種類のサインについての詳細や、サインを利用したトレード方法について解説されています。せっかくなのでここでも簡単に紹介しておきましょう。
■「スラスト」と「ランウェイ」はトレンド継続のサイン
まず、「スラストアップ」と「スラストダウン」ですが、「スラストアップ」は前日の高値より当日の終値が高い状態、「スラストダウン」は前日の安値より当日の終値が低い状態を指します。
スラストアップが連続して発生することは、上昇トレンドの継続を示唆、スラストダウンが連続して発生することは、下降トレンドの継続を示唆しています。
次に、「ランウェイアップ」と「ランウェイダウン」です。
「ランウェイアップ」は、当日の高値が過去〇日間の高値より高く、当日の安値がその後の〇日間の安値より低い状態を指します。この〇日というのは任意の日数になりますが、「FXTF Price Action」では5日に設定されています。
そして「ランウェイダウン」は、当日の安値が過去〇日間、つまり、「FXTF Price Action」では過去5日間の安値より低く、当日の高値がその後の5日間の高値より高い状態を指します。
そして、「ランウェイアップ」、「ランウェイダウン」のサインから、トレンドの強さや継続性を測ることができるということなのです。
■「スパイク」と「リバーサル」はトレンド転換を示唆
続いては、「スパイクハイ」と「スパイクロー」です。
「スパイクハイ」は高値が前後数日の高値より明確に高く、終値が安値に近い、「スパイクロー」は安値が前後数日の安値より明確に安く、終値が高値に近い、つまり形としては、いわゆる「上ヒゲが長い足」、「下ヒゲが長い足」になります。
そして重要なのが、「スパイクハイ」の前は上昇トレンド、「スパイクロー」の前は下降トレンドであるということ。トレンド中に「スパイク」のサインが現れたら、トレンド転換する可能性が高いということです。
2016年は米ドル/円相場で「スパイクロー」の好例が2つも見られたと、動画の中で紹介されていますが、その資料はこちら。
左の「スパイクロー」は英国EU離脱が決定した国民投票の際の値動き、そして、右の「スパイクロー」はトランプ氏が当選した米大統領選挙の際の値動きです。
そのままトレンド転換しているお手本のような事例の右の「スパイクロー」に比べて左側はトレンド転換しかけたもののまた元のトレンドに戻りかけていますが、陳さんの解説によると、ポイントは「スパイクロー」の際の安値を更新できていないことだそうです。
そして、もう1つのトレンド転換を示唆するサインは、「リバーサルハイ」と「リバーサルロー」。
「リバーサルハイ」は、上昇トレンドにおいて高値更新したものの、前日の終値もしくは安値より低く大引けした状態、反対に「リバーサルロー」は、下降トレンドにおいて安値更新したものの、前日の終値や高値より高く大引けした状態です。
■エントリータイミングを計れる「インサイド」と「アウトサイド」
最後に紹介する、「FXTF Price Action」インディケーターで表示されるサインは、「インサイド」と「アウトサイド」です。
「インサイド」はいわゆる「はらみ線」、「アウトサイド」は「かぶせ線」のこと。「インサイド」は当日の高値・安値が前日の高値・安値の中にすっぽり収まっている状態、「アウトサイド」は当日の高値・安値が前日の高値・安値からはみ出している状態です。
日本のチャート分析と異なる点は、前日と当日の足が陰線か陽線かということは関係なく、単純に収まっているか、もしくはみ出しているかだけを見るということだそうです。
そして、この「インサイド」と「アウトサイド」はトレンドフォローにおいてエントリーのタイミングを計るのに使えるそうです。詳しくは、陳さんのセミナー動画で解説されていますので、知りたい方はFXトレード・フィナンシャルのウェブサイトをチェックしてみてくださいね。
■「FXTF Price Action」なら10種のサインが一目瞭然!
それでは、ここまでに紹介したサインが、「FXTF Price Action」でどのようにチャートに表示されるのか、見てみましょう。ご覧のとおり、足の上下にサインが表示されます。
足の上に表示された青い点は「スラストアップ」、足の下に表示されたピンクの点は「スラストダウン」、足の上の青い斜め上向き矢印は「ランウェイアップ」、足の下のピンクの斜め下向き矢印は「ランウェイダウン」です。
さらに、足の上の青地に白の上向き矢印は「リバーサルハイ」、ここにはありませんが、足の下のピンク時に白抜きの下向き矢印は「リバーサルロー」、足の上のピンクの上向き矢印が「スパイクハイ」、足の下の青の下向き矢印が「スパイクロー」。
足の両端の緑の×印が「インサイド」、同じく両端の緑の○印が「アウトサイド」です。なお、「インサイド」と「アウトサイド」については、「リバーサル」や「スパイク」などの別のサインと重なる場合、その別のサインがつかない側にのみ、〇や×の印がつきます。
ここで、4月25日(火)現在の米ドル/円の日足チャートに、「FXTF Price Action」を表示させてみました。
(出所:FXトレード・フィナンシャル)
上昇トレンドに関するものは青、下降トレンドに関するものはピンクで表示されるため、実際にトレードする際、そのときの相場の雰囲気がつかみやすいように思えます。
また、印がなければ探しづらい「インサイド」や「アウトサイド」も、印があることによって、パッと見ただけでわかります。これなら「相場の声」もずいぶんと聞きやすいのではないでしょうか。
ちなみに、日足だけでなく、1時間足や5分足で使っても有効ということなので、トレード期間の長短にかかわらず、役立ちそうですね。
■時刻設定も世界標準だから、正確にテクニカル分析できる
なお、FXトレード・フィナンシャル[FXTF MT4]は、MT4チャートの時刻設定も世界標準です。
MT4チャートによっては、サーバーがある国の標準時刻にチャートの時刻が設定されている場合もあります。しかし、それでは、多くのトレーダーが見ている、日足がNYクローズにあたる日本時間の午前7時(夏時間時は午前6時)を区切りに生成されるチャートとは、日足や週足の形が異なってきてしまいます。
その点、[FXTF MT4]のMT4チャートは、世界の多くのトレーダーが見ている時刻に設定されているため、チャート分析も正確にできますよ!
【参考記事】
●MT4の日足ローソク足が6本から5本に! 新注文方式や1000通貨単位も導入予定!
●1週間の日足は5本?6本? MT4チャートのローソク足、その本数のナゾに迫る!
■新規口座開設で最大2万2000円と書籍がもらえるチャンス
今回紹介した陳さん監修のインディケーターを始め、FXトレード・フィナンシャルオリジナルのMT4インディケーターは、FXトレード・フィナンシャルに口座をお持ちの方ならすべて無料で利用することができます。
また、口座をお持ちでなければ、新規口座開設で、合計最大2万2000円の現金と、今井雅人さんの著書『世界一わかりやすい!FXチャート実践帳』がもらえるキャンペーンが利用できますよ!
新規口座開設キャンペーンは、ザイFX!限定タイアップキャンペーンと、FXトレード・フィナンシャル自体の新規口座開設キャンペーンの2種類があるのですが、まずは比較的条件のやさしいザイFX!限定タイアップキャンペーンから紹介します。
ザイFX!限定タイアップキャンペーンは、まずFXトレード・フィナンシャルに新規口座開設を行う際に、ザイFX!を経由することが条件。その後、キャンペーン期間中に[FXTF MT4]で往復5万通貨以上の取引を行うと、もれなく現金2000円+『世界一わかりやすい!FXチャート実践帳』(今井雅人著)がもらえます。
キャンペーンの対象となる口座開設期間は2017年4月30日(日)まで、取引期間は5月31日(水)NYクローズまでとなります。
続いて、FXトレード・フィナンシャル自体の新規口座開設キャンペーンを紹介します。こちらは、新規口座開設後、4月28日(金)NYクローズまでに[FXTF MT4]で合計10万通貨以上の新規取引を行うと、3000円がキャッシュバックされ、合計1000万通貨以上の新規取引を行うと、最大の2万円がキャッシュバックされるキャンペーンになっています。
なお、いずれも4月28日(金)NYクローズまでにキャンペーンへの申込みが必要となりますので、お忘れなく!
メタトレーダー(MT4)口座の開設を検討している方も、GW中にテクニカル分析の勉強をしようと思っている方も、この機会にFXトレード・フィナンシャル[FXTF MT4]を試してみてはいかがでしょうか。
(※各種キャンペーンの詳しい条件、期間などについては、FXトレード・フィナンシャルのウェブサイトなどで必ずご確認ください。キャンペーン条件が変更されたり、キャンペーン期間が延長されたり、キャンペーンが終了したりすることなどがあります)
>>>FXトレード・フィナンシャル[FXTF MT4・1000通貨コース]の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
>>>FXトレード・フィナンシャル[FXTF MT4・1万通貨コース]の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
(ザイFX!編集部・上岡由布子)
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