本日の為替相場の焦点は、『金融市場全体に漂うリスクオンの流れの行方』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・時間未定:米)JPモルガン・チェースの決算発表
・時間未定:米)シティ・グループの決算発表
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・23時30分:米)ブレイナードFRB理事の発言
・23時30分:米)パウエルFRB理事の発言
・24時00分:米)週間原油在庫
・26時00分:米)30年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・21時30分:加)新築住宅価格指数
・23時30分:欧)ドラギECB総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・[米)FOMC議事録公表(9月19日・20日開催分)]明け
・G20財務相・中央銀行総裁会議(12日・13日開催)
・米国の大手金融機関や主要企業の決算発表→シティグループ、JPモルガン・チェース、その他
・米国の国債市場と長期金利
・地政学リスク(北朝鮮がメイン)
・主要な株式市場
・次期FRB議長人事
・トランプ政権の動きや発言
・日本の衆議院議員総選挙
・米国の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策
・原油と金を中心とした商品市場
・金融市場のリスク許容度
・英国のEU離脱
・日本の金融政策
などが重要となる。
★★★
本日は、[米)FOMC議事録公表(9月19日・20日開催分)]明けで、明日にかけてG20財務相・中央銀行総裁会議が開催される。
米国の経済指標は、[米)新規失業保険申請件数]と[米)生産者物価指数&【コア】]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)週間原油在庫]が公表される他、大手金融機関の決算発表や[米)30年債入札]、複数のFRB高官の発言が予定されている。
今週の為替相場は、先週末の終値と同レベルでスタートした後は、ドル円は上値が重く下値も固い中で一時112円割れ間際まで下落するも112円半ばまで戻して推移し、ユーロドルはカタルーニャ独立問題でのユーロ売りに巻き戻しが発生したのをキッカケに1.18半ばまで上昇して推移している。また、昨日のNY市場でFOMC議事録が公表されたが、その影響は限定的となっている。
本日は、金融市場全体に漂うリスクオンの流れの行方と米国の金融政策への思惑が重要となる。
その他、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向や注目度の高い米国の経済指標の発表、トランプ政権の動きや発言、金融当局者や要人による発言、次期FRB議長人事への思惑、北朝鮮を巡る地政学リスク、日本の衆議院議員総選挙への期待などにも注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・23時30分:欧)ドラギECB総裁の発言
→発言内容次第も、今後の金融政策への思惑でユーロが変動するキッカケに
・時間未定:米)JPモルガン・チェースの決算発表
・時間未定:米)シティ・グループの決算発表
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・23時30分:米)ブレイナードFRB理事の発言
・23時30分:米)パウエルFRB理事の発言
・24時00分:米)週間原油在庫
・26時00分:米)30年債入札
→[米)FOMC議事録公表(9月19日・20日開催分)]も、反応は限定的
ドル円は112円前半~半ばでの揉み合いが継続、ユーロドルはジリジリと上昇して1.186レベルまで
米国の株式市場を筆頭に世界の主要株価指数が上昇を続けており、金融市場全体に漂うリスクオンの流れが継続するかどうかがキモ
本日の米国の経済指標は、[米)新規失業保険申請件数]と[米)生産者物価指数&【コア】]がメイン
久しぶりの注目度の高い経済指標の発表で、金融市場は敏感になりやすいと思われる
■10月9日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(10/9~)には、米国の議事録公表が予定
▼9日は日本、米国、カナダが祝日で休場(米国は債券と為替市場のみ休場)
▼中国が連休明け
▼[米)雇用統計]の発表明け
▼米国の大手金融機関や主要企業の決算発表が相次ぐ
▼10日に日本の衆議院選挙公示
▼11日にFOMC議事録の公表(9月19日・20日開催分)
▼12日・13日にG20財務相・中央銀行総裁会議
▼来週(10/16~)には、オーストラリアの議事録公表が予定
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼次期FRB議長人事
▼トランプ政権の動きや発言
▼地政学リスク(直近では北朝鮮がメイン)
▼日本の衆議院解散・総選挙
▼米国の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼原油や金を中心とした商品市場
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱
▼日本の金融政策
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10月12日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・[米)FOMC議事録公表(9月19日・20日開催分)]明け ・G20財務相・中央銀行総裁会議(12日・13日開催) ・米国の大手金融機関や主要企業の決算発表→シティグループ、JPモルガン・チェース、その他 |
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08:01 | 英)RICS住宅価格 | × | +4% | +6% | ||||||||||
08:50 |
日)国内企業物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.2% | ±0.0% | ||||||||||
+3.0% | +2.9% | |||||||||||||
09:30 | 豪)住宅ローン貸出 | × | +0.5% | +2.9% | ||||||||||
18:00 |
欧)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
× | +0.6% | +0.1% | ||||||||||
+2.6% | +3.2% | |||||||||||||
未定 | 米)JPモルガン・チェースの決算発表 | A | 大手金融決算 | |||||||||||
未定 | 米)シティ・グループの決算発表 | A | 大手金融決算 | |||||||||||
21:30 |
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.4% | ||||||||||
- | +3.8% | |||||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 25.0万件 | 26.0万件 | |||||||||||
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | +0.4% | +0.2% | |||||||||||
+2.6% | +2.4% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.1% | ||||||||||||
+2.0% | +2.0% | |||||||||||||
23:30 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
米)ブレイナードFRB理事の発言 | A | 要人発言 | ||||||||||||
米)パウエルFRB理事の発言 | A | 要人発言 | ||||||||||||
24:00 | 米)週間原油在庫 | AA | - | -602.3万 | ||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 | A | 120億ドル | |||||||||||
28:15 | 加)ウィルキンスBOC副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
翌 06:30 |
NZ)製造業PMI | △ | - | 57.9 | ||||||||||
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羊飼いの都合により、10月9日~13日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、10月9日~13日の戦略コメントはお休み
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