(「【ザイFX!10周年】 FX会社様からのお祝いのコメントをご紹介いたします<元ディーラー、元トレーダーの“名物社長”がいるFX会社編>」からつづく)
過去3回の記事に続き、今回も各FX会社様からいただいたザイFX!10周年に寄せるコメントをご披露するとともに、読者のみなさまに各FX会社様をザイFX!が改めてご紹介したいと思います。
【参考記事】
●【ザイFX!10周年】 FX会社様からのお祝いのコメントをご紹介いたします<インターネット系FX会社編>(2018年4月14日公開)
●【ザイFX!10周年】 FX会社様からのお祝いのコメントをご紹介いたします<老舗FX会社編>(2018年4月18日公開)
●【ザイFX!10周年】 FX会社様からのお祝いのコメントをご紹介いたします<元ディーラー、元トレーダーの“名物社長”がいるFX会社編>(2018年4月21日公開)
コメントは多数いただきましたので、ザイFX!編集部の独断でFX会社様をいくつかに分類(※)させていただき、数回のシリーズ記事にてご紹介しておりますが、今回は証券系の会社様を取り上げさせていただきます。
(※完全な分類は難しいため、やや無理な面が出てくるかもしれませんが、その点はご容赦ください)
最初にご紹介するのは同一グループにネット証券最大手の会社を持つ、FX専業のあの会社です(※)。
(※僭越ながら、これ以降は会社名に対する敬称は略させていただきます。また、各FX会社をご紹介する冒頭ではその会社の特徴を一言記しますが、その時点では社名は記しません。それだけでどの会社か全社わかれば、あなたはかなりのFX業界通!?)
このたびサイト開設10周年を迎えられましたことに、心からお祝い申し上げます。
貴社はこの10年、常に投資家目線でのコンテンツを掲載し続け、投資家の皆様方に受け入れられるサイトを運営することで、日本のFX業界において大きな役割を果たされております。その原動力は、貴社皆々様の絶え間ない奮闘努力であろうことは想像するまでもありません。
当社も色々な局面で協業させていただきましたが、今後もパートナーとして協業を拡大し、当社もSBIグループの基本方針である顧客中心主義に基づき、FX市場に参加されるお客さまに、業界最狭水準のスプレッドや業界初となる即時信託保全を始め、より利便性の高い取引環境の整備・サービスの提供に努めることで、更なるFX業界の発展に貢献してまいります。
今後のより一層のご発展、ご活躍をお祈り申し上げます。
SBI FXトレード株式会社
代表取締役社長
高橋 直也
【ザイFX!編集部から一言】
SBI FXトレード・高橋直也社長、10周年のお祝いのコメント、誠にありがとうございました。
SBIグループは金融系を中心として、傘下にたくさんの企業が連なっている企業集団です。その中核となっているのがネット証券最大手のSBI証券。その口座数は400万口座を突破し、今や大和証券を超えて、野村證券に次ぐ国内口座数第2位というポジションにあります。
SBI証券はもはや「ネット証券」という括りを超えた規模に拡大しているのです。
そんなSBI証券は総合的にさまざまな金融商品を取り揃えていますので、株式だけでなく、FXサービスも提供しているのですが、ザイFX!の読者であれば、同じSBIグループでもSBI証券ではなく、FX専業のSBI FXトレードに注目するところでしょう。FXサービスについては、専業だけあってSBI FXトレードのスペックが非常にいいからです。
SBI FXトレードは2011年に設立され、2012年にサービスインしました。主要FX会社のなかでは最後発と言っていい会社です。
しかし、そのデビューは衝撃的なものでした。
対円通貨で日本初となる小数点以下4ケタ表記を採用。スプレッドは取引量によって変動する珍しいものでしたが、米ドル/円スプレッドは1万通貨までなら0.19銭原則固定という狭い狭い狭いものでした。
さらにわずか1通貨単位から取引可能ということも際立った特徴でした。
【参考記事】
●衝撃の米ドル/円スプレッド“0.19銭固定”で1ドルから取引できるSBI FXトレード登場!(2012年6月1日公開)
今の米ドル/円スプレッドは0.3銭原則固定がスタンダード。主要FX会社を含めた、たくさんのFX会社が0.3銭原則固定にひしめき合っていますが、当時は0.3銭原則固定のFX会社もあったものの、0.4~0.5銭原則固定ぐらいが主流という時代でした。そこへいきなり0.19銭原則固定というスプレッドを引っさげて参入してきたSBI FXトレードはFXトレーダーに驚きを持って迎え入れられました。
その後、SBI FXトレードは何度もスプレッド縮小を繰り返しました。米ドル/円だけでも、0.19銭原則固定→0.15銭原則固定→0.12銭原則固定→0.11銭原則固定と縮小を繰り返していき、ついに2013年2月には0.1銭原則固定という驚異的な水準まで行き着いたのです。
【参考記事】
●SBI FXトレードが2日連続でスプレッドを縮小! 驚きの米ドル/円0.15銭原則固定!(2012年8月28日公開)
●SBI FXトレードがまたスプレッド縮小! 驚きのドル/円0.12銭、ユーロ/円0.69銭!(2012年11月6日公開)
●SBI FXトレードの米ドル/円スプレッドが0.11銭固定に! 100万通貨は0.48銭へ!(2012年11月26日公開)
●SBI FXトレードが米ドル/円0.1銭固定に! 驚愕のFX業界最狭スプレッドを見逃すな!(2013年2月1日公開)
これはさすがにちょっと行きすぎだったのか、その後、米ドル/円スプレッドは拡がることになりましたが、それでも現在、米ドル/円スプレッドは1万通貨までなら0.27銭原則固定、1万1~100万通貨なら0.29銭原則固定となっており、0.3銭原則固定というFX業界のスタンダードよりも、狭いスプレッドで取引することができるようになっています。
そして、現在のSBI FXトレードはその他の主要通貨ペアについても対円通貨で1万通貨までなら、業界最狭水準で取引することができます。
【参考記事】
●1通貨取引可能なFX会社でスプレッド縮小恒常化! 英ポンド/円0.89銭原則固定!(2017年11月27日公開)
ただ、SBI FXトレードのスプレッドがすごいのは表面的な数字だけではないのです。
FXのスプレッドは“原則”固定と表記されているとおり、完全な固定ではなく、例外があります。何か大きなイベントがあったときなどにスプレッドが拡大するのはよくあることなのです。
その程度は当然のこととしてFXトレーダーも受け取っていると思いますが、SBI FXトレードはそのような場合でも、スプレッドがなかなか拡大しにくいという特徴を持っています。
【参考記事】
●米雇用統計含め、一瞬たりともスプレッドが拡大しなかった口座を元手0円で100回取引(2016年2月17日公開)
2016年6月のブレグジット(英国のEU離脱)決定の際には多くのFX会社でスプレッドがかなり拡大したのですが、SBI FXトレードのスプレッドはほとんど動かなかったことをザイFX!は目撃していました。
【参考記事】
●【徹底調査】EU離脱の大混乱でスプ20銭が普通の中、1.19銭をキープしたFX会社とは?(2016年7月4日)
また、スリッページについても、SBI FXトレードは顧客に不利なことは起こさないという並々ならぬ自信があるようで、以下の記事で紹介しているとおり、そのことについてリリースを出したりしていました。
【参考記事】
●最優良執行で顧客に不利な約定一切なし! 有利なスリッページならどこまでもスベる~(2017年7月20日公開)
高橋社長のコメントにも「SBIグループの基本方針である顧客中心主義」という言葉がありましたが、こういったことにもこの基本方針が反映されているということでしょうか。
また、先ほどもご紹介しましたが、最低取引単位がわずか1通貨というのも、SBI FXトレードの珍しい特徴です。
1通貨単位で取引できるFX会社は日本にはあと1社しかなく、100通貨単位でももう1社だけです。1000通貨単位か1万通貨単位から取引できるというのが日本のFX会社のほとんどであり、1通貨単位で取引できるのはとても貴重なことなのです。
1通貨単位というのは、米ドル/円なら1ドルということですから、日本円にして、わずか100円ちょっとという金額。仮にレバレッジ25倍とすれば、1ドル取引するのに必要な証拠金はわずか4円程度ということになります。
これなら、超初心者でも臆することなく、リアル口座でお試しトレードをすることができますね。
ザイFX!では1通貨単位で取引できるというSBI FXトレードの特性を活かせば、ドルコスト平均法(※)を行って、FXの積立て的なことができるのではないかと考え、実際にそれを実践し、記事にしたことがありました。
(※「ドルコスト平均法」とは価格が変動する商品を、毎回同じ金額ずつ、定期的に継続して買っていくやり方)
【参考記事】
●【口座完全公開】FXでドルコスト平均法! 勝てない人でも勝てるようになる!?(2014年4月21日公開)
そうしたら、その後、2016年になって、SBI FXトレードはメイン口座とは別に、「レバレッジ付き定期外貨取引」というサービスを開始しました。これは一度設定すれば、あとは放っておいても、決まった日時に決まった額の外貨を定期的に購入してくれるもので、その後、その名称は「積立FX」というものに変更されました。
「積立FX」のサービスが始まったことで、ザイFX!が手動でドルコスト平均法をやっていたやり方が手軽にできるようになったのです。
【参考記事】
●外貨を自動積立してくれるFX口座登場! それでも銀行で超高コストの外貨預金する?(2016年1月13日公開)
●外貨預金とFXのいいとこ取り!? 「レバレッジ付き定期外貨取引」の実力をチェック!(2016年7月19日公開)
●「積立FX」に改名! 普通のFX口座より儲かっている口座にトルコリラが仲間入り(2016年12月1日公開)
また、SBI FXトレードでは、口座へ入金したお金がまったくタイムラグなく信託保全される「即時信託保全」というサービスをFX業界ではじめて導入したり、スマホアプリに「生体認証」でログインできるようにするサービスをFX業界ではじめて導入したりしています。
【参考記事】
●信託保全の安全性がさらに強化された!? FX業界初の即時信託保全サービスとは?(2017年12月18日公開)
●FX会社で初めて、指紋・顔・声を使った生体認証を導入! そのメリットとは…!?(2018年4月5日公開)
このように先進的な取組みが目につくSBI FXトレードですが、同社はちょっと風変わりな企画を実施することもあり、ザイFX!ではこちらにも注目してきました。
たとえば、SBI FXトレード公式サイトの「マーケット情報」の中で「FX小説」が連載されていたことがありました。FX小説とは…かなり珍しいです。
【参考記事】
●マーケットに流動性だけでなく小説も提供!? 想像の斜め上を行ってる「FX小説」登場!(2016年4月26日公開)
そして、現在のSBI FXトレードのイメージキャラクターは「スピード・クライミング」の世界記録保持者、ダニエル・ボルディヤフさんですが…
【参考記事】
●FX界に登場した謎の世界記録保持者とは? 「チャンピオンの教え」がもらえるチャンス!(2015年5月6日公開)
アメコミ風の女の子もSBI FXトレードのマスコットキャラクターとして活躍しています。これは10種類の世界の通貨のイメージをイラスト化したもの。これなどもちょっと風変わりな企画と言えそうです。
【参考記事】
●世界の通貨が10人の美女になった!?SBI FXトレードのマスコットキャラとは?(2013年3月13日公開)
SBI FXトレードでは、自動学習機能を備えた「AIチャット」のサービスを提供しており、何か疑問があれば、このAIチャットで質問することができます。そして、ここにもマスコットキャラクターの女の子が登場。先進的なサービスとマスコットキャラクターが融合しているのです。
【参考記事】
●女性キャラクターがFXの質問に答えてくれる自動学習機能つき「AIチャット」登場!(2017年5月15日公開)
この女性キャラクターは結構重要で、SBI FXトレードのスマホアプリの画面にも表示できるようになっています。これは他社では見られない、かなりユニークな画面構成と言えるでしょう。
【参考記事】
●各国通貨が美少女キャラに!? カッキテキなFXトレードができるAndroidアプリ登場!(2015年8月20日公開)
かと思うと、ザイFX!が主要FX会社のスマホアプリを調査した際は、SBI FXトレードのスマホアプリはテクニカル指標が他社と比べてダントツに多い23種類も表示できることが判明。
女性キャラクターが表示できることから遊び心優先のアプリだと思っていると、実はマニアックなFXトレーダーも満足させそうな本格派のアプリだということがわかりました。
【参考記事】
●主要7社のスマホアプリ比較! マニアックなテクニカル指標が見られるFX会社はどこ?(2018年3月30日公開)
SBI FXトレードは、初心者も本格派トレーダーも、どちらも満足させてくれそうな特徴が備わったFX会社と言えそうです。
【参考コンテンツ】
●FX会社詳細情報:SBI FXトレード
続いて、2017年に大ブレイクした人気女性お笑いコンビをイメージキャラクターに…
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)