(「【ザイFX!10周年】 FX会社様からのお祝いのコメントをご紹介いたします<老舗FX会社編>」からつづく)
過去2回の記事に続き、今回も各FX会社様からいただいたザイFX!10周年に寄せるコメントをご披露するとともに、読者のみなさまに各FX会社様をザイFX!が改めてご紹介したいと思います。
【参考記事】
●【ザイFX!10周年】 FX会社様からのお祝いのコメントをご紹介いたします<インターネット系FX会社編>(2018年4月14日公開)
●【ザイFX!10周年】 FX会社様からのお祝いのコメントをご紹介いたします<老舗FX会社編>(2018年4月18日公開)
コメントは多数いただきましたので、ザイFX!編集部の独断でFX会社様をいくつかに分類(※)させていただき、数回のシリーズ記事にてご紹介しておりますが、今回は元ディーラー、元トレーダーの“名物社長”がいるFX会社様を取り上げさせていただきます。
(※完全な分類は難しいため、やや無理な面が出てくるかもしれませんが、その点はご容赦ください)
最初にご紹介するのは元為替ディーラーで、9万を超えるツイッターフォロワーがいる、あの名物社長のFX会社です(※)。
(※僭越ながら、これ以降は会社名に対する敬称は略させていただきます。また、各FX会社をご紹介する冒頭ではその会社の特徴を一言記しますが、その時点では社名は記しません。それだけでどの会社か全社わかれば、あなたはかなりのFX業界通!?)
この度はザイFX!サイトオープン10周年、誠におめでとうございます。
投資家にとって有益・必要な情報・知識を常に発信され、啓蒙に励んでいらっしゃる御社の姿勢は素晴らしいです。
弊社もお客様とwin-winの関係を確立しお客様の投資活動の一助となるべく微力ながら邁進して行きたいと考えております。
ともに手を携え業界の発展をのために弊社もご協力させていただければと思います。御社の今後の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
JFX株式会社
代表取締役 小林芳彦
【ザイFX!編集部から一言】
JFX・小林芳彦社長、10周年のお祝いのコメント、誠にありがとうございました。
JFXの小林芳彦社長はクレディスイス銀行、バンク・オブ・アメリカなどで活躍してきた為替の元インターバンクディーラー。今はJFXというFX会社の社長という立場ですが、今もFXトレードをやられていますし、各種媒体で相場をアツく語っています。いかにも“相場好き”という雰囲気がビンビン伝わってくるような名物社長なんです。
話題豊富な小林社長をザイFX!でもよく取り上げてさせていただいており、FX会社の社長の中でザイFX!記事への登場回数が一番多いのは間違いなく小林社長でしょう。
小林社長が情報発信しているのは、ツイッター、フェイスブック、Ustream、ブログなど多岐に渡ります。
【参考記事】
●JFX小林芳彦社長が生放送で相場解説。第3回目は5月17日(木)に放送予定!(2012年5月16日公開)
●え~? 108.76なんか売りたくないし…。FX業界随一の名物社長・小林芳彦氏とは?(2016年5月18日公開)
2016年6月のブレグジット(英国のEU離脱)騒動のときは「英国国民投票! 朝まで生ライブ!」と題されたUstreamでの生放送が、小林社長をメイン出演者として、オールナイト、7時間半ぶっ続けで行われたこともありました。
番組の前に小林社長は「私、年齢的にも60歳を超えまして、これが人生で最初で最後のチャレンジとなると覚悟しております」とコメントしていました。還暦を迎えたというのに、小林社長は寝るヒマがなくて大変では!?と心配しつつも、ザイFX!では小林社長を「FX界の田原総一朗だ!」と呼ばせていただいたりしておりました。
また、2016年11月の米大統領選の際も、同様に長時間に渡る「2016アメリカ大統領選挙LIVE」という生放送が行われ、小林社長がメイン出演者として登場していました。
【参考記事】
●朝まで生ライブってFX界の田原総一朗か!?6月24日午前0時から朝までずっと生放送!(2016年6月23日公開)
●どうなる米大統領選? NY生中継を交えた終了時刻未定の生番組をFX会社が放送!(2016年11月8日公開)
そして、日経CNBCの「LION FX経済研究所」という番組には、小林社長が研究所の所長として出演。また、一般のFXトレーダーを招き、豪華な食事を楽しみながら意見交換する「プレミアム大反省会」という会も小林社長が主宰しています。
これらは実はJFXの企画ではありません。
ブレグジットや米大統領選時の生放送はヒロセ通商の企画ですし、「LION FX経済研究所」のスポンサーはヒロセ通商です。そして、「プレミアム大反省会」もヒロセ通商の企画なのです。ヒロセ通商はJFXの親会社に当たるのですが、小林社長は親会社・ヒロセ通商の企画にもよく登場しているのです。
そのため、小林社長は一般のトレーダーから「ヒロセ通商の社長さんですか?」と間違われることもあるなどと聞きます。
【参考記事】
●葉加瀬太郎の新譜はFXのイメージソング!? あの小林芳彦社長が全国へ生放送開始!(2016年8月8日公開)
●芳彦先生囲んで本音飛び出す大反省会! バトル参加で勝っても負けても特典あり♪(2015年9月15日公開)
JFXが提供しているFX口座は「MATRIX TRADER」というものですが、この「MATRIX TRADER」の取引ツールからログインして見ることができる「小林芳彦のマーケットナビ」という会員専用コンテンツもあります。ここでもマーケット速報というニュース的なものや音声による市況解説などがあり、情報山盛りなのですが、中でもザイFX!が注目したのは「短期売買方針」というコーナー。
こちらは小林社長が主要通貨ペアについて、エントリーレベル、利益確定レベル、損切りレベルを毎営業日配信しているものですが、その成績がすごくいいのです。そのことについて、ザイFX!が小林社長に取材した記事は以下のとおりとなっています。
【参考記事】
●JFX・小林芳彦社長に聞く(1) 「短期売買方針」がメチャ当たるって本当?(2012年2月23日公開)
●JFX・小林芳彦社長に聞く(2) 大規模介入の日に「逆指値買い」で大勝!(2012年2月25日公開)
●JFX・小林芳彦社長に聞く(3) 損切りが損切りを呼ぶ円安も83円台まで(2012年2月28日公開)
●JFX小林氏の驚異の「短期売買方針」(1) 40カ月中、損益マイナスは3カ月だけ!(2013年8月24日公開)
●JFX小林氏の驚異の「短期売買方針」(2) 米ドル/円は中長期で112円がターゲット!(2013年08月27日公開)
この取材からは時間が経っていますが、最近の「短期売買方針」の実績データを見てみたところ、今も好成績なのは変わらないようでした。なお、こちらの「短期売買方針」を含む「小林芳彦のマーケットナビ」はJFXに口座開設すると見ることができますが、ヒロセ通商に口座開設しても同様のものを見ることができます。
そして、小林社長による情報配信は、相場情報の配信だけに止まりません。
JFXは親会社のヒロセ通商とともにグルメキャンペーンに力を入れている代表的なFX会社です。そして、そのグルメキャンペーンでプレゼントされる食品を一手間かけてさらにおいしくするやり方を解説した「アレンジレシピコーナー」というクッキング動画の配信まで、小林社長はエプロン姿でやっていたことがあったのです。
【参考記事】
●相場も料理のレシピも全部おまかせあれ!? 小林芳彦氏、ツイッターでは本音ポロリも…(2015年3月4日公開)
さらにグルメキャンペーンの商品の中には、「小林芳彦オリジナルせんべい」、「小林芳彦あられ」といったものまであります。パッケージには小林社長のイラストが描かれています。
【参考記事】
●JFXでグルメキャンペーン。讃岐うどんや、小林芳彦オリジナルせんべいがもらえる!(2012年3月16日公開)
●JFXで「小林芳彦あられ」と焼肉ゲット! 最大合計1億円と1万2000円のチャンスも(2013年3月18日公開)
ついにはJFXのテレビCMにも小林社長は登場。映画『マトリックス』を意識した演技まで披露しています。
【参考記事】
●【動画あり】JFXの名物ヒゲ社長が大活躍! 映画『マトリックス』を意識した新CM主演!(2016年10月26日公開)
●【動画あり】今度はあの“マトリックスよけ”を披露! 名物社長の熱演は一見の価値あり!?(2017年4月22日公開)
主要FX会社では、有名女性タレントのイメージキャラクター起用が花盛りですが、JFXは男性の自社社長がイメージキャラクター化しているという、独自プロモーション路線を突き進んでいます。小林社長には健康に留意していただきつつ、全国のFXトレーダーへ向けて、今後も相場をアツく語っていただきたいですね。
小林社長からは、名物社長らしく、FXトレーダーを盛り上げてくれるような、さまざまなポーズをとった写真をいろいろとご提供いただきました。ここでそれらもどどーんとご披露したいと思います。
本記事では、小林社長の話題を熱く語ってしまいましたが、JFXの口座の話をすると、同社の「MATRIX TRADER」のシステムは使いやすいことに定評がある、親会社・ヒロセ通商と基本的に同じものであり、業界最狭水準のスプレッドを提供しています。
ただ、ザイFX!では、親会社・子会社の関係にあるヒロセ通商とJFXの違いを以前、記事で取り上げたことがありました。それはスキャルピングについてです。ヒロセ通商はスキャルピングをはっきりと容認している感じはないのですが、JFXはスキャルピングOKとはっきり銘打っているのです。
JFX「MATRIX TRADER」はスキャルパーの方が試してみるといい口座かもしれません。
【参考記事】
●口座凍結の心配なし!? 親子の違い発見!? スキャルピング大歓迎のFX会社とは?(2017年3月22日公開)
【参考コンテンツ】
●FX会社詳細情報:JFX「MATRIX TRADER」
続いて、元々、個人の専業トレーダーとして“億り人”になった経験を持つFX業界の名物社長といえば…
ザイFX!様このたびは10周年おめでとうございます。
FX業界は金融やテクノロジーのリテラシーが高いお客様が多く、厳しい競争環境の中で育まれてきたとても洗練された市場であります。
貴サイトにおかれてもそういったお客様に喜ばれ注目していただけるコンテンツ提供を10年にわたり取り組み続けてこられたことに驚嘆するとともに感服いたします。
当社も顧客満足度2年連続一位、約定力9年連続一位など多くのお客様に信頼されつつ価格はもとより様々な機能を充実させ、より多くの投資家の皆様にご評価いただけるよう、貴サイトに負けぬよう顧客目線で取り組み続けてまいります。
株式会社マネーパートナーズ 代表取締役 奥山泰全
【ザイFX!編集部から一言】
マネーパートナーズ・奥山泰全社長、10周年のお祝いのコメント、誠にありがとうございました。
奥山社長は元々、個人専業トレーダーだったという異色の経歴を持つ名物社長です。“億り人”という言葉がまだない時代に商品先物、日経225先物などのトレードで“億り人”になったという人なのです。それも5億円強の利益を上げたというのですから、並の個人トレーダーではありません。
以前、ザイFX!ではそんな個人トレーダーとしての活躍ぶりを含めて、奥山社長にインタビュー取材をしました。
【参考記事】
●マネーパートナーズ・奥山社長に聞く(1) 専業個人トレーダーからFX会社の社長へ(2010年4月20日公開)
●マネーパートナーズ・奥山社長に聞く(2) 5億円以上儲けたそのトレード手法とは?(2010年4月23日公開)
“マネパ”の愛称で知られるマネーパートナーズ。同社を特徴づけるものとしては、「約定力」という言葉が真っ先に思い浮かびます。今回、奥山社長からお寄せいただいたコメントにも「約定力9年連続一位」という言葉がありました。
2017年に矢野経済研究所が実施した主要FX会社7社を対象とした「FXサービスパフォーマンステスト」でマネーパートナーズは、スリッページ発生率0%、約定拒否発生数0件となり、「すべらない約定率」は100%という成績を残しました(※)。
(※対象口座はマネーパートナーズの「パートナーズFX」で、実施した注文方法はPCからのストリーミング注文)
「すべらない約定率」とは、スリッページや約定拒否が発生せずに、注文したとおりのレートで約定した確率のことを言います。このパフォーマンステストにおいては、注文ボタンをクリックした瞬間のレートですべての注文がそのまま約定したということです。
この結果、マネーパートナーズは9年連続約定力No.1ということになりました。
【参考記事】
●9年連続「約定力No.1」のあのFX会社で全員対象! 青天井キャッシュバック実施中!(2018年1月16日公開)
FXトレードをある程度、やった人ならわかると思いますが、「注文ボタンをクリックした瞬間のレートですべての注文がそのまま約定(=すべらない約定率100%)」するのは非常にすごい話です。
ザイFX!ではその秘密はマネーパートナーズのシステムにあるのではないかと考えていました。緻密に作り込まれたシステムによって、何とかやりくりして、すべらない約定率100%を実現しているのではないかと考えたのです。
しかし、以前、ザイFX!が奥山社長に取材してわかったことはシステムに秘密はないということでした。約定率100%は「ポリシー」によって実現しているというのです。
つまり、顧客から注文が来たら、自社が損しようがどうしようがとにかく即約定させる、それからインターバンク市場にカバーを取りに行く──ざっくり言えば、このようなシステムになっており、それはそのようなシステムにすると決めた「ポリシー」があるから、実現されているということなのです。
【参考記事】
●マネーパートナーズ・奥山社長に聞く(3) 狭いスプレッドはどこかにトリックがある(2010年4月26日公開)
●マネーパートナーズ・奥山社長に聞く(4) 「即約定」の秘密はどこにあるのか?(2010年04月30日公開)
そして、それは自身が元々、個人トレーダーであり、注文を出す側の立場だったという奥山社長の経験が色濃く反映されているしくみのようでした。
【参考記事】
●元凄腕個人トレーダー社長の熱い思いと誠実さで「すべらない」約定率100%を実現!(2017年4月19日公開)
さらにマネーパートナーズは、奥山社長以外にも個人トレーダー出身者が社員に多いとのことです。
【参考記事】
●7年連続約定力No.1達成! 個人トレーダー出身者が社員に多いFX会社、知ってる?(2016年1月22日公開)
マネーパートナーズでは各種セミナーを開催していますが、“5億り人”だった奥山社長による「奥山セミナー」も会員限定でときどき開催されています。これもなかなか魅力的な企画ですね。
さて、マネーパートナーズのFX口座には1万通貨単位で取引する「パートナーズFX」とわずか100通貨単位という少額から取引できる「パートナーズFX nano」という2つの口座があります。
この2口座は上述のとおり、最低取引単位が違うのですが、それ以上に重要な違いがありました。「パートナーズFX」は約定力に徹底的にこだわる、けれどスプレッドはちょっと広めなのに対し、「パートナーズFX nano」は約定力にそこまでこだわっていないけれど、スプレッドは狭いということだったのです。
【参考記事】
●マネパの2つの取引ツールでスリッページ設定に重大な違いがある件について(2013年9月9日公開)
●スベらないFXを取るか? スプレッドの狭さを取るか? マネパの2口座を徹底比較(2014年3月28日公開)
ところが、上場10周年記念ということで各種の施策・企画が山盛り状態だった2017年のマネーパートナーズでは、「パートナーズFX」のスプレッド縮小がガンガン進行し、ついに業界最狭水準に。多くの通貨ペアで「パートナーズFX」のスプレッドは「パートナーズFX nano」よりも狭い状況になってしまったのです。
【参考記事】
●スリッページ発生率0%の口座がついに米ドル/円0.3銭原則固定にスプレッド縮小!(2017年5月11日公開)
●マネパでいったい何が起こっているの!? 相次ぐスプレッド縮小で2つの口座が逆転!(2017年5月19日公開)
●ザイFX!記者が悲鳴!? マネパがスプレッド縮小し過ぎで記事作成が間に合いません!(2017年7月5日公開)
約定力100%のまま、スプレッドが業界最狭水準になってくれれば、トレーダーとしは非常にうれしいところですね。
また、FX以外に、マネーパートナーズではCFDの取引もできますし、実は日本株の個別株の取引もできます。そして、この日本株の個別株を担保にして、FXの取引もできます。
ただ、それら以上に力を入れているのは、銀行などと比べると超格安の手数料で外貨を入手できる「外貨両替」のサービスと…
【参考記事】
●海外旅行者必読! 銀行に支払う巨額両替手数料を信じられないぐらい安くする方法(2014年7月1日公開)
●衝撃の99%オフ! 3つの方法を徹底解説! 外貨両替のコストを節約する最強コンビは?(2017年6月20日公開)
米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル、日本円の6通貨がチャージできるプリペイドカード「マネパカード」でしょう。
【参考記事】
●海外旅行者必見! 超お得になった海外専用プリペイドカードで両替手数料を節約する方法(2015年8月3日公開)
●国内利用で最大2%のキャッシュバック! マネパカードの魅力は両替以外にもあった(2017年6月21日公開)
外貨両替とプリペイドカードにここまで力を入れているFX会社はほかになく、これはマネーパートナーズのユニークな特徴となっています。
さらに、マネーパートナーズがほかのFX会社に先駆けて、並々ならぬ関心を示してきたのが仮想通貨です。
2015年7月には米大手仮想通貨取引所・Kraken(クラケン)と業務提携へ向けて動き出し、2016年1月からはマネーパートナーズの公式サイト上でビットコインのレート表示を始めました。
【参考記事】
●ビットコインの衝撃(1) マネパでビットコインが買えるように!? そもそもビットコインとは?(2015年8月31日公開)
●マネパがビットコインレートの表示開始! ビットコインが夏に上昇しそうな理由とは?(2016年1月27日公開)
そして、2017年9月には仮想通貨交換業者11社がはじめて金融庁登録を果たしましたが、マネーパートナーズはそのなかで「関東財務局長 第00001号」という1番の番号で登録を果たしました。また、金融商品取引業との兼業で仮想通貨交換業の登録が認められたのは唯一、マネーパートナーズだけでした。
【参考記事】
●ビットコインがマネパカードにチャージ可能へ!? 認定自主規制団体の件って決着ついたの?(2017年10月10日公開)
マネーパートナーズの奥山社長は仮想通貨の業界団体の1つ、「一般社団法人 日本仮想通貨事業者協会(JCBA)」の会長を務めており、また、自主規制団体を目指す「一般社団法人 日本仮想通貨交換業協会」の会長に選出される見込みとなっています。
【参考記事】
●ついに仮想通貨取引所が新団体設立へ! 自主規制団体ができると何が変わる?(2018年3月5日)
このように最近はすっかり“仮想通貨の人”となっている奥山社長ですが、実はマネーパートナーズはまだ仮想通貨交換業のサービスを開始していません。マネーパートナーズがこれからどんな仮想通貨のサービスを展開していくのか注目ですね。
そして、名物社長の奥山社長には、通常の写真以外に、個人トレーダーを盛り上げてくれるような、ちょっとおどけた特別なショットの写真もご提供いただきましたので、そちらもご披露いたします。
FXとともに仮想通貨についても、個人トレーダーだった奥山社長の経験を反映して、個人トレーダーの気持ちに十分応えてくれるサービスを展開してほしいですね。
【参考コンテンツ】
●FX会社詳細情報:マネーパートナーズ「パートナーズFX」
●FX会社詳細情報:マネーパートナーズ「パートナーズFX nano」
次に、投資銀行のトレーダー時代に想定元本10兆円のポジションを持ったこともあるという人が社長の証券会社といえば…
「ザイFX!」さん10周年、おめでとうございます。
マネックス証券がFXを始めたのは2007年で、現在の
FXブランド「FX PLUS」は、2008年スタートです。
つまり今年で「ザイFX!」さんと同じ10周年です。
FXを愛する投資家の皆様と共に歩んだ10年でした。
次の10年も、FXを愛する皆様と共に歩んでまいります。
マネックス証券株式会社 取締役 執行役員 営業本部長 松岡純也
【ザイFX!編集部から一言】
マネックス証券・取締役 執行役員 営業本部長の松岡純也様、10周年のお祝いのコメント、誠にありがとうございました。
1999年に設立されたマネックス証券はネット証券大手の一角として、日本株、米国株、中国株をはじめ、投資信託、債券、先物・オプション、くりっく株365、金・プラチナなど幅広い金融商品を総合的に取り扱っています。
そんなマネックス証券にはFX口座が2つあります。
1つは松岡取締役から2008年にスタートしたとコメントをいただいた「FX PLUS」という口座です。この「FX PLUS」には2017年1月に「オートレール」という自動注文機能が加わりました。このオートレールが使えることが現在の「FX PLUS」の大きな特徴となっています。
オートレールはザイFX!が「リピート系発注機能」と呼んでいるものの1つです。
【参考コンテンツ】
●システムトレード(シストレ)口座を徹底比較!(4)リピート系発注機能【トラリピなど】
相場の動きに合わせて、逆指値のレート水準が自動的に変更されていく「トレール注文」という注文方法がありますが、このトレール注文を複数、繰り返して発注できるのがオートレールです。
リピート系発注機能には逆張り型のものが多く、含み損が膨らむケースが多いと思われますが、オートレールはいわば順張り型のリピート系発注機能になります。原理的に含み損がどんどん膨らまないようなしくみになっているのが特徴の1つなのです。
【参考記事】
●損切りキッチリ、利益も伸ばす! 最新のリピート系発注機能・オートレールとは?(2017年2月16日公開)
マネックス証券、もう1つのFX口座は「マネックスFX」です。こちらは元々、マネックスグループの持株会社(当時の社名はマネックス・ビーンズ・ホールディングス)が短資系FX会社だったトウキョウフォレックスを2008年に買収したものであり、しばらくはマネックスFXという別会社として運営されていました。
その後、2013年にマネックス証券がマネックスFXのFXサービスなどを分割して吸収。現在の「マネックスFX」はマネックス証券本体のFX口座となっています。
ただ、上記のとおり、別会社としてしばらく運営されていた経緯があるためか、「マネックスFX」の公式サイトはマネックス証券とは完全に別になっており、独立感の強い状態になっています。
そんな「マネックスFX」は最近、大胆なスプレッド縮小を実施しました。同口座のスプレッドは取引量によって変化する方式になっていますが、1万通貨までなら、米ドル/円は0.2銭原則固定という文字どおりの業界最狭水準で取引できます。
【参考記事】
●日経平均は100万円に!? 名物ストラテジストを擁する会社がドル円0.2銭原則固定を恒常化(2018年3月28日公開)
さて、そんなマネックス証券は、2017年10月に日経平均が3万円へ上昇するという見通しを発表。これはかなりの話題を集めました。
マネックス証券には名物ストラテジストがいます。チーフ・ストラテジストの広木隆氏です。
広木氏はマネックス証券による日経平均3万円見通しが発表されたあと、「2073年までに日経平均は100万円になる。ならなければ、死んでお詫びする」という記事を書き、これもネット上でかなりの注目を浴びることになりました。以下の記事では、そのこともご紹介しています。
【参考記事】
●日経平均は100万円に!? 名物ストラテジストを擁する会社がドル円0.2銭原則固定を恒常化(2018年3月28日公開)
そんな広木氏の日経平均3万円到達予想時期は「2019年3月期末までに」となっているのですが、それと同様に「2019年3月末」に3万円へ到達すると強気の予想をしているのがマネックス証券の名物社長・松本大氏です。
松本社長はかつてソロモン・ブラザーズ、ゴールドマン・サックスといった投資銀行でトレーダーとして働いており、あのゴールドマン・サックスでは史上最年少の30歳でゼネラル・パートナー(共同経営者)となったすごい人です。
ザイFX!の読者でゴールドマン・サックスを知らない人はあまりいないと思いますが、知らないという方のために松本社長のすごさについて別の説明をすると、松本大社長の奥様は、テレビ東京のワールドビジネスサテライト(WBS)でメインキャスターを務める大江麻理子アナウンサーなのです。
ザイFX!では、そのようなすごい松本社長に以前、インタビュー取材を行ったことがありました。以下がそのシリーズ記事です。
【参考記事】
●トレーダーとしての松本大を大解剖(1) 数十億円の上場益を捨てた男(2010年7月30日公開)
●トレーダーとしての松本大を大解剖(2) 想定元本で約10兆円のポジション!(2010年8月2日公開)
●トレーダーとしての松本大を大解剖(3) 歴史的トレード、79円台でドルを買った!(2010年8月5日公開)
●トレーダーとしての松本大を大解剖(4) なぜ、ドルの底は抜けないと言えるのか?(2010年8月9日公開)
2010年8月2日公開記事「トレーダーとしての松本大を大解剖(2) 想定元本で約10兆円のポジション!」より
ゴールドマン・サックスがまもなく上場し、そうすれば、数十億円の上場益が手に入るという時期に同社をあえて辞めて、マネックス証券を創業した松本社長。
ゴールドマン・サックスなどで松本氏はデリバティブのトレードなどをやっていたのですが、そのときは想定元本がなんと約10兆円にもなるような巨大なポジションを持っていたこともあったといいます。
また、米ドル/円が戦後の変動相場制以降の最安値79.75円(※)をつけた1995年4月には、79円台で米ドル/円を5億円分ぐらい買ったとのこと。
(※この時点での最安値。その後、米ドル/円は最安値を更新し、2011年10月には75円台の安値をつけた)
先ほどご紹介した松本大社長インタビュー記事には以上のような内容が含まれています。トレーダー目線で見て、おもしろい記事になっていると思いますので、ぜひ、ご覧ください。
【参考コンテンツ】
●FX会社詳細情報:マネックス証券「FX PLUS」
さて、このような名物社長の松本社長率いるマネックス証券ですが、最近の大きな話題はなんといっても大手仮想通貨交換業者・コインチェック(Coincheck)の買収でしょう。
【参考記事】
●コインチェックはマネックスの子会社へ! 買収金額は36億円。意外と少ない理由とは?(2018年4月9日公開)
2018年1月に約580億円分の仮想通貨NEMが不正流出する事件を起こしてしまったコインチェック。
【参考記事】
●コインチェック事件は全額返金で一転解決!?消えた580億円分の仮想通貨NEMどうなる?(2018年1月28日公開)
そのコインチェックを2018年4月に持株会社のマネックスグループが買収し、コインチェックの経営陣は一新されたわけですが、今後、コインチェックの経営管理態勢や内部管理態勢をどう整え、どのようにして金融庁登録を果たし、取引の完全な正常化をはかっていくのか、マネックスグループ傘下となった新生コインチェックの行方には大注目ですね。
(【ザイFX!10周年】 FX会社様からのお祝いのコメントをご紹介いたします<証券系の会社編>」へつづく)
(文・構成/ザイFX!編集長・井口稔 編集協力/ザイFX!編集部・高橋正浩、庄司正高)
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