簡単登録! 無料で使えるFXのデモトレードとは?
FXのデモトレード(デモ)とは、本番口座とほぼ同じ環境(※)を使って、仮想資金で取引を体験することができるFX会社のサービス。
(※デモトレードでは、本番口座と取引レートなどが異なる場合やマーケット情報などの一部機能が制限されているケースもある)
多くのFX会社で提供されており、各社のウェブサイトにある専用申込みフォームでメールアドレスやニックネームなどを登録すれば、誰でも簡単に利用することができます。

1カ月や3カ月というように、デモトレードの利用期限を設けているFX会社は多いですが(無期限のところもある)、たいていどのFX会社でも、口座開設前か後かを問わず、好きな時に何度でも無料で利用できるというのが、うれしいポイントです。
デモトレードは、初心者の人は、リアルマネーを使った本番口座で取引する前の練習に活用できますし、経験者の人は、新しく考えた取引手法を試したり、FX会社の乗り換えを検討する際に、あらかじめ取引ツールの使用感を確認する目的などで活用することが可能ではないでしょうか。
当記事では、デモトレードで確認しておきたいポイントをはじめ、初心者向けや土日に利用したい人向け、自動売買に興味がある人向けなど、目的別に、試してみると良さそうなFX会社のデモトレードを紹介していきます。
【当記事の内容】 ※クリックすると各項目の解説に遷移します
・デモトレードで確認したい3つのポイント!
・初心者向けFX会社のデモトレードは?
・土日も使えるデモトレードを提供しているFX会社は?
・自動売買に興味がある人向けFX会社のデモトレードは?
・人気取引ツールを使いたい人向けFX会社のデモトレードは?
・メタトレーダー4(MT4)を使いたい人向けFX会社のデモトレードは?
・1通貨から取引できてデモトレードいらずのFX会社は?
・大手ネット証券でFXデモトレードができる会社は?
デモトレードで確認したい3つのポイント!
まずは、デモトレードを利用する際に、押さえておきたいポイントを3点確認したいと思います。
あくまで記者個人の見解ではありますが、本番口座で取引する前の練習に…と考えているFX初心者の人は、ぜひ、参考にしてみてください。
【デモトレードで最低限確認したいポイント】
・ ポイント1 : 注文の種類や発注方法は必ず確認を!
・ ポイント2 : チャートの見やすさや使い勝手も意識して!
・ ポイント3 : スマホアプリも使ってみて!
・ ポイント1 : 注文の種類や発注方法は必ず確認を!
詳しい説明は省略しますが、FXには、ワンクリックで発注できるスピード注文機能や今すぐ発注したい時に実勢価格で取引ができる成行注文、あらかじめ指定した価格で発注できる指値・逆指値注文、OCO注文やイフダン注文、イフダン・OCO注文といった複合注文、トレール注文など、さまざまな注文の種類があります。

(出所:GMOクリック証券)
デモトレードを利用している間に注文の種類を確認し、それがどんな注文なのか? という点をまず、押さえましょう。
そして、各注文を発注する手順を確認して、デモトレードで実際に発注してみてください。何度か利用するうちに、操作にも慣れてくると思います。
取引ツールによっては、発注条件(許容スリッページ設定や基本の発注数量設定など)について細かくカスタマイズできるケースもありますので、そういうところも確認しておくといいでしょう。
本番口座で取引する時になって、どこから注文するんだっけ? とか、間違えて発注しちゃった! なんてことにならないように、仮想資金で取引を体験できるデモトレードでしっかり確認しておくことをおすすめします。
なお、その際は、ぜひ、新規注文だけでなく、決済注文の発注方法も併せて確認するようにしてください。
たとえば、保有するポジションが含み損となり、その損失がどんどん拡大していた場合…今すぐ決済したいのに、決済方法がわからない! なんてことになったら大変。新規注文のやり方がわからない時よりも、深刻な事態を招きかねません。
ポジションを指定して決済する、あるいは、古いポジションから順に決済する、同じ通貨ペアのポジションをまとめて決済するなど、決済方法も、各社の取引ツールごとに、いろいろありますので、その方法や手順をチェックすることをおすすめします。
ちなみに、先ほど挙げた成行注文や指値注文などの注文は、たいてい、どのFX会社にもあるのですが、FX会社によっては、もっと特殊な注文、たとえば、ヒロセ通商の時間指定成行注文やトリガー注文、あるいはIG証券のノースリッページ注文など珍しいものが利用できるところもあります。
ものによっては、特殊な注文であるため、デモトレードで利用できないなどと制限がかかっている可能性はありますが、利用できるようであれば、一般的なものだけでなく、特殊な注文についても使い心地を試してみるといいのではないでしょうか。
【参考記事&参考コンテンツ】
●ストップ注文が絶対にスベらない新機能! 月曜早朝に為替レートがぶっ飛んでも安心
●FX会社おすすめ比較:注文機能・システムで比べる
・ ポイント2 : チャートの見やすさや使い勝手も意識して!
いざ、取引を始めたら、長時間にらめっこする可能性が高いチャートの見やすさというのも、かなり重要なポイントです。
どのFX会社が提供しているチャートも、通常、背景や足、テクニカル指標の色やパラメーターなどを自分好みにカスタマイズできますし、中にはチャート上にポジションや注文状況を表示してくれる機能が付いているものもあります。

(出所:ヒロセ通商)
ぜひ、デモトレードで実際にチャートを使ってみて、見やすいかどうか? 使いやすいかどうか? をチェックしてください。
また、移動平均線(MA)やボリンジャーバンドなど初心者の段階からお世話になることが多いテクニカル指標は、だいたいどのFX会社のチャートにも備わっていますが、ちょっと変わったものは備わっていない可能性もあります。
特殊なテクニカル指標を使いたい人は、そのテクニカル指標があるかないかをあらかじめ確認しておくことも忘れずに。
【参考記事】
●主要7社のスマホアプリ比較!マニアックなテクニカル指標が見られるFX会社はどこ?
・ ポイント3 : スマホアプリも使ってみて!
外出先や移動中でもチャートを使って相場を分析したり、発注することができるスマホアプリの取引ツールは、昨今のFXトレーダーにとっては、必須アイテム。
最近のスマホアプリは、チャート機能や発注機能も充実しているものが多く、かなり使い勝手がいいものが増えている印象。専業トレーダーの中には、ほとんどスマホだけで取引しています、というトレーダーもいるくらいです。
【参考記事】
●『東大院生が考えたスマートフォンFX』の著者が語ったFXで勝つための2つの武器

(出所:DMM.com証券)
デモトレードではスマホアプリを提供していません、というFX会社もあるので、残念ながら確認できないケースもあるのですが、提供されているようであれば、パソコン版取引ツールだけでなく、スマホアプリの使い勝手も確認しておくといいでしょう。
初心者向けFX会社のデモトレードは?
初心者におすすめのデモトレードは? ということであれば、外為どっとコムなんていかがでしょうか?
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のデモトレードでは、パソコン版取引ツール(リッチアプリ版)とスマホアプリを利用することができます。仮想資金は500万円。利用期限は、登録より90日です。
会社名 「サービス名」 |
外為どっとコム 「外貨ネクストネオ」 |
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デモトレードで利用できる取引ツール | |||
PC ブラウザ版 |
PC ダウンロード版 |
スマホアプリ | タブレット |
- | ○ | ○ | - |
利用期限 | 登録日より90日 ※バーチャルFX参加の場合はコンテスト終了の翌営業日 |
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仮想資金 | 500万円 | ||
特徴 | 初心者向けコンテンツが充実。主要通貨ペアのスプレッドが業界最狭水準など、スペック面も魅力的。デモトレード限定のイベント「バーチャルFX」を定期的に開催中! |
※ザイFX!が外為どっとコムのウェブサイトで調査
>>>外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
外為どっとコムは、投資の基本知識や取引ツールの操作方法などをウェブセミナーで手ほどきしてくれる初心者コンテンツ(「マネ育」という名称で提供中)も充実しており、口座開設後のサポートにもかなり力を入れている印象です。
米ドル/円0.3銭原則固定など主要通貨ペアのスプレッドも業界最狭水準ですし、トルコリラやメキシコペソといった高金利通貨のスワップ金利(スワップポイント)も高水準で提供しており、スペック面でも業界トップクラス。
はじめて利用するFX会社としては、利用しやすい1社ではないかと思います。
また、外為どっとコムでは、デモトレードで「バーチャルFX」というイベントが定期的に実施されているというのも注目したいポイント。
「バーチャルFX」に参加して上位に入賞すると、Amazonギフト券(2万円分)やシャープのコードレス拭き掃除機などの豪華賞品がもらえます。あくまでデモトレードでのトレード成績を競いますので、元手は0円。入賞できれば、賞品分、マル儲けというワケです。

「取引しながら、相場の動きを学んでいきたい。でも、本番口座だとお金が減るのが怖い。かといって、普通のデモ口座だと、お金が増えないのが物足りない」といった人が、「あわよくば豪華賞品ゲット」をモチベーションとして、外為どっとコムの「バーチャルFX」を活用する、というのは「あり」ではないでしょうか。
なお、バーチャルFXに参加する場合は、バーチャルFX専用ページから別途申込みを行い、バーチャルFXに参加するためのデモ取引のIDを取得する必要があります。
通常のデモ取引のIDでは、バーチャルFXに参加することができませんので、ご注意ください。

(出所:外為どっとコム)
土日も使えるデモトレードを提供しているFX会社は?
ほぼ24時間取引できるとはいえ、FXが取引できるのは、基本、メンテナンス時間を除く月曜日オープン~金曜日NYクローズ(月曜日の早朝~土曜日の早朝)までですから、通常、土日は取引できませんよね?
それは、デモトレードも同じ。土日は、利用できないケースが多いです。
そんななか、土日も使えるデモトレードを提供しているのが、ヒロセ通商と、その100%子会社であるJFX。
土日も仮想レートを配信してくれているため、取引システムの使い心地を平日と同じようにチェックすることができます。平日は仕事で帰りが遅くて…という会社員の人なんかは、時間がある土日に、じっくりデモトレードができますよ。
ヒロセ通商「LION FX」では、パソコン版取引ツール(ブラウザ・ダウンロード)とスマホアプリのほか、タブレット版取引ツールもデモトレードで利用することができます。利用期限は、約3カ月。仮想資金を1000万円までの間で自由にカスタマイズできるのも特徴です。
会社名 「サービス名」 |
ヒロセ通商 「LION FX」 |
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デモトレードで利用できる取引ツール | |||
PC ブラウザ版 |
PC ダウンロード版 |
スマホアプリ | タブレット |
○ | ○ | ○ | ○ |
利用期限 | 約3カ月 | ||
仮想資金 |
1万円~1000万円 ※所定範囲内で変更可(デフォルト:300万円) |
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特徴 | 毎月開催されるグルメキャンペーンは圧巻。土日も仮想レートが配信されるため、平日は多忙な人も、じっくりデモトレードを試すことができるのがありがたい |
※ザイFX!がヒロセ通商のウェブサイトで調査
>>>ヒロセ通商「LION FX」の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
食い倒れの街、大阪にあるヒロセ通商は、食べ物系キャンペーンの元祖。毎月、カレーや高級和牛肉、どんぶり、パスタ、豚まんなどのグルメが取引量に応じてもらえる太っ腹キャンペーンを開催しています。本番口座開設後も、グルメを目指して楽しく取引できるのではないでしょうか?
JFX「MATRIX TRADER」も、ヒロセ通商同様、パソコン版取引ツール(ブラウザ・ダウンロード)とスマホアプリのほか、タブレット版取引ツールもデモトレードで利用することができます。こちらも、利用期間は約3カ月。1000万円までの間で、仮想資金を自由にカスタマイズすることが可能です。
会社名 「サービス名」 |
JFX 「MATRIX TRADER」 |
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デモトレードで利用できる取引ツール | |||
PC ブラウザ版 |
PC ダウンロード版 |
スマホアプリ | タブレット |
○ | ○ | ○ | ○ |
利用期限 | 約3カ月 | ||
仮想資金 |
1万円~1000万円 ※所定範囲内で変更可(デフォルト:300万円) |
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特徴 | ヒロセ通商の100%子会社。小林芳彦社長のお役立ちコンテンツが人気。土日も仮想レートが配信されるため、平日は多忙な人も、じっくりデモトレードを試すことができる |
※ザイFX!がJFXのウェブサイトで調査
>>>JFX「MATRIX TRADER」の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
JFXは、こんなFX会社、ほかにないでしょう…というくらい、社長である小林芳彦氏のキャラが際立っているFX会社。
元インターバンクディーラーの小林社長が出演するウェブセミナーや相場動向、注目ニュースをリアルタイムでつぶやいてくれるツイッター、毎朝更新されるデイトレード用の戦略、短期売買方針とったコンテンツは、かなり人気です。
また、超短期売買である「スキャルピングもOK!」 と、大々的に謳っている珍しいFX会社でもあります。
【参考記事】
●もはや神業!? 5年以上、月間プラスを継続!小林社長の「短期売買方針」は当たる!
ヒロセ通商とは親会社・子会社の間柄ということで、イベントやコンテンツが互いに乗り入れていることも、しばしば。ヒロセ通商のウェブサイトで、小林社長のコンテンツが掲載されていたりしますし、実は、取引ツールも、よく似ています。
興味がある人は、ぜひ、両方ともデモトレードを利用し、それぞれの使い勝手を確認してみてはいかがでしょうか。
自動売買に興味がある人向けFX会社のデモトレードは?
自動売買ができるリピート系発注機能を試したいなら、外為オンラインはチェックしておきたいところ。
外為オンライン「外為オンラインFX」では、パソコン版取引ツール(ブラウザ版)、スマホアプリに加え、タブレット版取引ツールもデモトレードで利用することができます。利用期限は無期限ですが、1カ月以上利用がないと登録が解除されることがあるようです。仮想資金は300万円となっています。
会社名 「サービス名」 |
外為オンライン 「外為オンラインFX」 |
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デモトレードで利用できる取引ツール | |||
PC ブラウザ版 |
PC ダウンロード版 |
スマホアプリ | タブレット |
○ | - | ○ | ○ |
利用期限 |
無期限 ※1カ月以上利用がない場合は登録を解除される可能性あり |
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仮想資金 | 300万円 | ||
特徴 | デモ口座申込み後、1時間以内にiサイクル注文が自動的に発注される仕様。とことんiサイクル注文を試してください! と言わんばかりのデモトレードとなっている |
※ザイFX!が外為オンラインのウェブサイトで調査
>>>外為オンライン「外為オンラインFX」の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
外為オンラインのデモトレードは、「iサイクル注文」を試すことができるのが特徴。これは、あらかじめ設定したルールに基づいて相場を追従し、自動でトレードを継続してくれる発注機能です。

リピート系と聞くと、トラップリピートイフダン(通称トラリピ)でおなじみのマネースクエアを思い浮かべる人もいるかと思いますが、残念ながらマネースクエアにデモトレードはありません。
自動売買と聞くと、難しそうだなぁ…と思う人がいるかもしれませんが、iサイクル注文を始めとするリピート系発注機能を使うと、設定後の売買は基本的に発注機能任せにできますので、自分で相場状況を判断し、売り買いの決断をする必要はなくなります。
裁量トレードをするには、あまり相場を見ている時間がないという忙しい人や相場を見極める自信がないという初心者の人、あるいは、感情が邪魔して裁量トレードでなかなか勝てないという人なんかは、一度、外為オンラインのデモトレードでiサイクル注文を試してみるといいかもしれません。
もしかしたら、自分にあった投資手法は自動売買だった! と気づく人がいるかも。
【参考コンテンツ】
●システムトレード(シストレ)口座を徹底比較!:(4)リピート系発注機能【トラリピなど】
なお、外為オンラインでは、全国津々浦々の会場で、初心者向けの基礎セミナーからiサイクル注文の活用法をガッツリ解説するiサイクル注文特化型のセミナーまで活発に開催されています。
セミナーは、基本的に無料で開催されていますので、興味があれば、こうしたセミナーを活用するのもいいのではないでしょうか。
人気取引ツールを使いたい人向けFX会社のデモトレードは?
人気取引ツールを使った取引を試したいならGMOクリック証券やDMM.com証券「DMM FX」のデモトレードをチェック。
6年連続FX取引高世界第1位(※)のGMOクリック証券は、ワンクリックでスピーディな発注を可能にするスピード注文機能をFX業界でいち早く取り入れたFX会社です。
(※ファイナンス・マグネイト社調べ(2012年1月~2017年12月))
残念ながら、現在、デモトレードでは、スマホアプリは利用できませんが、パソコン版取引ツール(ブラウザ・リッチクライアント)は利用できます。仮想資金は、10万円~9999万円の間で自由に設定可能。
リアルなトレードでは、最初から数百万円を投じて取引する人は少数派と思えますが、このGMOクリック証券の設定なら、数十万円程度というリアリティのある金額でデモトレードを始められます。
逆に1億円近くの証拠金を積んで、大物トレーダー気分をデモトレードで味わうことも可能。仮想資金を自由に設定できるのは、ちょっとポイントかもしれません。なお、利用期間は1カ月となっています。
会社名 「サービス名」 |
GMOクリック証券 「FXネオ」 |
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デモトレードで利用できる取引ツール | |||
PC ブラウザ版 |
PC ダウンロード版 |
スマホアプリ | タブレット |
○ | - | - | - |
利用期限 | 登録日より1カ月 | ||
仮想資金 |
10万円~9999万円 ※所定範囲内で変更可(デフォルト:1000万円) |
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特徴 | パソコン版取引ツール「はっちゅう君FXプラス」やスマホアプリの操作性の高さには定評があり、愛用するトレーダーも多いとか。ツールの使い勝手の良さは業界随一では? |
※ザイFX!がGMOクリック証券のウェブサイトで調査
>>>GMOクリック証券「FXネオ」の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
GMOクリック証券「FXネオ」のパソコン版取引ツール、「はっちゅう君FXプラス」やスマホアプリの操作性の高さは以前から定評があり、愛用しているトレーダーも多い様子。
何を隠そう…記者自身、GMOクリック証券が提供する「プラチナチャート」は、相場状況を確認するのに、ほぼ毎日見ているチャートの1つです。だって、見やすいんですもの!
デモトレードでも「プラチナチャート」を利用できますので、ぜひ、使い心地を体感してみてください。

(出所:GMOクリック証券)
また、FX口座数国内第1位の(※)DMM.com証券「DMM FX」も、使いやすい取引ツールが特徴のFX会社です。
(※2018年1月末時点。ファイナンス・マグネイト社調べ(2018年1月口座数調査報告書))
デモトレードでは、パソコン版取引ツール(ウェブ)のほか、スマホアプリやタブレット版を利用することができます。仮想資金は500万円ですが、デモトレード中は、純資産額が50万円を割込むと自動で500万円が入金されるしくみになっています。利用期間は3カ月です。
会社名 「サービス名」 |
DMM.com証券 「DMM FX」 |
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デモトレードで利用できる取引ツール | |||
PC ブラウザ版 |
PC ダウンロード版 |
スマホアプリ | タブレット |
○ | - | ○ | ○ |
利用期限 | 3カ月 | ||
仮想資金 |
500万円 ※純資産が50万円を割り込むと、自動的に500万円が入金される |
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特徴 | 操作性が高いスマホアプリが魅力。米ドル/円など主要通貨のスプレッドは業界最狭水準。最小取引単位は1万通貨なのでデモトレードで練習してから本番に臨む方がいいかも |
※ザイFX!がDMM.com証券のウェブサイトで調査
>>>DMM.com証券「DMM FX」の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
こちらは、2017年にリニューアルされたスマホアプリが、かなり使いやすい印象。記者もデモトレードで試してみましたが、アプリの操作性の高さはGMOクリック証券と並んで、業界トップ水準ではないかと。スタイリッシュな取引画面で、サクサク軽い操作感は、かなりイイ感じです。
外出先やちょっとした空き時間でのトレードに欠かせないスマホアプリ。DMM.com証券「DMM FX」ならデモトレードでスマホアプリの使用感も確認できますので、ぜひ、試してみてください。
なお、GMOクリック証券もDMM.com証券「DMM FX」も主要通貨のスプレッドは、業界トップ水準です。
いずれも、最小取引単位が1万通貨からと、1000通貨などの少額取引には対応していませんが、ハイスペックな取引ツールでトレードしたいなら、この2社は、チェックしておきたいFX会社です。
MT4を使いたい人向けFX会社のデモトレードは?
ロシアのメタクオーツ社が開発し、世界的にもファンが多い取引ツール、メタトレーダー4(MT4)に興味があるという人もいるでしょう。
メタトレーダー4(MT4)は、オリジナルのテクニカル指標を表示させることができるなど、カスタマイズ性の高さが特徴の取引ツールです。
【参考コンテンツ】
●ザイFX!×メタトレーダー(MT4)
(出所:FXトレード・フィナンシャル)
そんなメタトレーダー4(MT4)のデモトレードなら、楽天証券「楽天MT4」やFXトレード・フィナンシャル「FXTF MT4」をチェックしておくといいのではないでしょうか?
ただし、楽天証券「楽天MT4」は、楽天証券総合口座と「楽天FX」口座を開設していなければデモトレードを利用することができませんので、その点はご注意を。仮想資金は500万円。およそ1カ月が利用期間となっています。
【参考記事】
●ザイFX!が作ったメタトレーダー(MT4)入門 今すぐMT4をインストールしてみよう
会社名 「サービス名」 |
楽天証券 「楽天MT4」 |
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デモトレードで利用できる取引ツール | |||
PC ブラウザ版 |
PC ダウンロード版 |
スマホアプリ | タブレット |
ー | ○ | ー | ー |
利用期限 | 約1カ月 | ||
仮想資金 | 500万円 | ||
特徴 | ネット証券大手の楽天証券が提供するメタトレーダー4(MT4)口座。証券総合口座と楽天FX口開設済みでなければ「楽天MT4」のデモトレード申込みはできない点は注意! |
※ザイFX!が楽天証券のウェブサイトで調査
>>>楽天証券「楽天MT4」の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
FXトレード・フィナンシャル「FXTF MT4」については、口座開設前でもデモトレードを利用することが可能です。こちらの利用期限は無期限ですが、最終ログインから30日を経過すると無効となりますので、ご注意を。仮想資金は100万円となっています。
会社名 「サービス名」 |
FXトレード・フィナンシャル 「FXTF MT4」 |
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デモトレードで利用できる取引ツール | |||
PC ブラウザ版 |
PC ダウンロード版 |
スマホアプリ | タブレット |
ー | ○ | ー | ー |
利用期限 |
無期限 ※最終ログインから30日経過で無効 |
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仮想資金 | 100万円 | ||
特徴 | メタトレーダー4(MT4)では業界トップ水準のスプレッドを提供。口座開設前でもデモトレードを申込むことができるが、オリジナルインディケーターは利用できない点に注意 |
※ザイFX!がFXトレード・フィナンシャルのウェブサイトで調査
>>>FXトレード・フィナンシャル「FXTF MT4」の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
FXトレード・フィナンシャル「FXTF MT4」は、米ドル/円スプレッド0.3銭原則固定など、主要通貨のスプレッドがメタトレーダー4(MT4)口座としては業界最狭水準。
【参考コンテンツ】
●メタトレーダー(MT4)が使えるFX会社おすすめ比較「取引コストで比べる」
オリジナルインディケーターも充実していますので、メタトレーダー4(MT4)を使ってみたいと考えている人がデモトレードするには、ちょうどいい口座かもしれません。
ただし、FXトレード・フィナンシャルが提供するオリジナルインディケーターが利用できるのは、本番口座だけみたいなので、その点はご注意を。
【参考記事】
●FXTFのMT4チャートにYEN蔵氏の米ドル/円相場観などを表示するインディケーター登場!
1通貨から取引できてデモトレードいらずのFX会社は?
ここで、デモトレードはないものの、取引の最小単位が他のFX会社と比べて格段に小さいので、本番口座でもお試しトレードができてしまう珍しいFX会社を紹介しておきましょう。
1つ目は、SBI FXトレード。同社は国内FX会社では珍しく、1通貨からの取引に対応しているFX会社です。
>>>SBI FXトレードの最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
1通貨の取引ってどんなものなのか?
たとえば、1ドル=100円の時に、米ドル/円を1通貨分取引するということは、日本円にして100円分の取引ということになります。
100円分の取引に必要な証拠金は、わずか4円。これなら初めてでも、ビクビクせずに本番口座で取引ができます。
しかも、SBI FXトレードの米ドル/円スプレッドは、1万通貨まで0.27銭原則固定と業界トップ。スペックも良いのが特徴です。
さらに、SBI FXトレードでは、新規口座開設後、対象期間内にログインすると取引不要で500円がもらえる特典もあります。もらった500円で取引を試してみることもできますので、ぜひ、活用してください。
2つ目のマネーパートナーズ「パートナーズFX nano」は、100通貨から取引可能です。SBI FXトレードの1通貨ほどのインパクトはないかもしれませんが、100通貨もかなりの少額。数百円の元手で取引することが可能です。
こちらも、ビクビクせずに本番口座で取引を始めることができそうです。
>>>マネーパートナーズ「パートナーズFX nano」の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
なお、マネーパートナーズ「パートナーズFX nano」でも新規口座開設後、マイページにログインし、「今すぐ申し込む」ボタンをクリックするだけで1000円がもらえる取引不要のキャンペーンを実施中。
ただし、こちらは、キャンペーン期間中に「パートナーズFX nano」で1回以上取引しなければ取り消されてしまいますので、その点はご注意を。
大手ネット証券でFXデモトレードができる会社は?
最後に、大手ネット証券の中でFX口座のデモトレードを提供している会社をチェクしておきましょう。今回、調査したのは、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、カブドットコム証券、GMOクリック証券の6社。
このうち、FX口座でデモトレードを提供しているのは、楽天証券、マネックス証券、GMOクリック証券の3社のみ。SBI証券や松井証券、カブドットコム証券ではFX口座のデモトレードはありませんでした。FX会社では、デモトレードを提供しているところが多数派ですが、ネット証券では、あまりFX口座のデモトレードは提供されていないことがわかる結果です。
FXのイメージが強いGMOクリック証券は、ちょっと別かもしれませんが、大手ネット証券でFXを…と考えている人にとって、楽天証券やマネックス証券のデモトレードは貴重かもしれません。
GMOクリック証券については、当記事でも、「人気取引ツールを使いたい人向けFX会社のデモトレードは?」のところで、すでに取り上げたので省略するとして、ここでは、楽天証券とマネックス証券のデモトレードについて、簡単に確認してみましょう。
まず、楽天証券のデモトレードについては、「MT4を使いたい人向けFX会社のデモトレードは?」のところでメタトレーダー4(MT4)口座について紹介しましたが、実は、2018年6月から通常のFX、「楽天FX」でもデモトレードがスタートしています。
「楽天MT4」は、楽天証券総合口座と「楽天FX」口座を開設していなければデモトレードを利用することができませんが、「楽天FX」は口座開設前でもデモトレードに申込むと誰でも利用することが可能。
デモトレードは、スマホアプリ「iSPEED FX」にも対応しています。また、2019年3月からはデモトレードでコンテストの開催も予定されています。上位入賞者には楽天スーパーポイントがプレゼントされるようなので、チャレンジしてみるのも、おもしろいかもしれません。
「楽天FX」のデモトレードは、仮想資金は500万円。90日以上利用がない場合は、解除されるしくみになっています。
会社名 「サービス名」 |
楽天証券 「楽天FX」 |
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デモトレードで利用できる取引ツール | |||
PC ブラウザ版 |
PC ダウンロード版 |
スマホアプリ | タブレット |
ー | ○ | ○ | ー |
利用期限 |
無期限 ※90日以上利用がない場合は登録を解除される |
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仮想資金 | 500万円 | ||
特徴 | ネット証券大手の楽天証券が提供するFXデモトレードサービス。取引ツール「マーケットスピードFX」を利用できる。2019年3月からは、楽天スーパーポイントがもらえるデモコンテストも実施! |
※ザイFX!が楽天証券のウェブサイトで調査
>>>楽天証券「楽天FX」の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
マネックス証券では、「FX PLUS」、「マネックスFX」ともに、それぞれデモトレードが用意されていますが、ここでは、リピート系発注機能「オートレール」が利用できる「FX PLUS」のデモトレードについて紹介しましょう。
【参考記事】
●損切りキッチリ、利益も伸ばす! 最新のリピート系発注機能・オートレールとは?
●トルコリラ/円のスペック競争に新たな刺客! 1日あたり100円の高額スワップ金利が魅力
会社名 「サービス名」 |
マネックス証券 「FX PLUS」 |
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デモトレードで利用できる取引ツール | |||
PC ブラウザ版 |
PC ダウンロード版 |
スマホアプリ | タブレット |
○ | ー | ー | ー |
利用期限 | 30日 | ||
仮想資金 | 100万円・500万円・1000万円 | ||
特徴 | マネックス証券「FX PLUS」のFXデモトレードサービス。リピート系発注機能「オートレール」を利用できるのが特徴 |
※ザイFX!がマネックス証券のウェブサイトで調査
>>>マネックス証券「FX PLUS」の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
「FX PLUS」のデモトレードでは、仮想資金を100万円・500万円・1000万円の中から選択することが可能。実際の運用額に近い金額で、デモトレードを始めてみると良いのではないでしょうか。
利用期限は30日と短めですが、再度、申込むことで、またデモトレードの利用を始めることができます。
お伝えしているとおり、「FX PLUS」の特徴は、なんといってもリピート系発注機能「オートレール」が利用できる点。興味がある人は、一度、デモトレードで使い心地を試してみるといいでしょう。
【参考コンテンツ】
●システムトレード(シストレ)口座を徹底比較!:(4)リピート系発注機能【トラリピなど】
さて、いかがでしたか? 当記事ではFXデモトレードについて、ざっとご紹介しました。
勝ち負けという点で考えると、デモトレードで勝てたからといって、必ずしも本番口座で勝てるとは限りませんが(メンタル面の重圧も違いますし…)、操作性や使い勝手を確認したりするには、デモトレードは、かなり便利なサービスです。
ぜひ、デモトレードを活用し、自分にあった取引ツールを提供しているFX会社を探してみてくださいね。
【当記事の内容】 ※クリックすると各項目の解説に遷移します
・デモトレードで確認したい3つのポイント!
・初心者向けFX会社のデモトレードは?
・土日も使えるデモトレードを提供しているFX会社は?
・自動売買に興味がある人向けFX会社のデモトレードは?
・人気取引ツールを使いたい人向けFX会社のデモトレードは?
・メタトレーダー4(MT4)を使いたい人向けFX会社のデモトレードは?
・1通貨から取引できてデモトレードいらずのFX会社は?
・大手ネット証券でFXデモトレードができる会社は?
(ザイFX!編集部・向井友代)
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)