■簡単登録! 無料で使えるFXのデモトレードとは?
FXのデモトレード(デモ)とは、本番口座とほぼ同じ環境(※)を使って、仮想資金で取引を体験することができるFX会社のサービス。
(※デモトレードでは、本番口座と取引レートなどが異なる場合やマーケット情報などの一部機能が制限されているケースもある)
多くのFX会社で提供されており、各社のウェブサイトにある専用申込みフォームでメールアドレスやニックネームなどを登録すれば、誰でも簡単に利用することができます。
![例:DMM.com証券[DMM FX]のデモトレード申込み画面](https://zaifx.ismcdn.jp/mwimgs/8/6/-/img_86b21738a9df42f536dbd0d08baaa506105399.jpg)
1カ月や3カ月というように、デモトレードの利用期限を設けているFX会社は多いですが(無期限のところもある)、たいていどのFX会社でも、口座開設前か後かを問わず、好きな時に何度でも無料で利用できるというのが、うれしいポイントです。
デモトレードは、初心者の人は、リアルマネーを使った本番口座で取引する前の練習に活用できますし、経験者の人は、新しく考えた取引手法を試したり、FX会社の乗り換えを検討する際に、あらかじめ取引ツールの使用感を確認する目的などで活用することが可能ではないでしょうか。
当記事では、デモトレードで確認しておきたいポイントをはじめ、初心者向けや土日に利用したい人向け、自動売買に興味がある人向けなど、目的別に、試してみると良さそうなFX会社のデモトレードを紹介していきます。
【当記事の内容】 ※クリックすると各項目の解説に遷移します
・デモトレードで確認したい3つのポイント!
・初心者向けFX会社のデモトレードは?
・土日も使えるデモトレードを提供しているFX会社は?
・自動売買に興味がある人向けFX会社のデモトレードは?
・人気取引ツールを使いたい人向けFX会社のデモトレードは?
・メタトレーダー4(MT4)を使いたい人向けFX会社のデモトレードは?
・1通貨から取引できてデモトレードいらずのFX会社は?
・大手ネット証券でFXデモトレードができる会社は?
■デモトレードで確認したい3つのポイント!
まずは、デモトレードを利用する際に、押さえておきたいポイントを3点確認したいと思います。
あくまで記者個人の見解ではありますが、本番口座で取引する前の練習に…と考えているFX初心者の人は、ぜひ、参考にしてみてください。
【デモトレードで最低限確認したいポイント】
・ ポイント1 : 注文の種類や発注方法は必ず確認を!
・ ポイント2 : チャートの見やすさや使い勝手も意識して!
・ ポイント3 : スマホアプリも使ってみて!
・ ポイント1 : 注文の種類や発注方法は必ず確認を!
詳しい説明は省略しますが、FXには、ワンクリックで発注できるスピード注文機能や今すぐ発注したい時に実勢価格で取引ができる成行注文、あらかじめ指定した価格で発注できる指値・逆指値注文、OCO注文やイフダン注文、イフダン・OCO注文といった複合注文、トレール注文など、さまざまな注文の種類があります。
![例:GMOクリック証券[FXネオ]のスピード注文](https://zaifx.ismcdn.jp/mwimgs/0/e/-/img_0ea8642edc53c69f20959d340972b83c74583.jpg)
(出所:GMOクリック証券)
デモトレードを利用している間に注文の種類を確認し、それがどんな注文なのか? という点をまず、押さえましょう。
そして、各注文を発注する手順を確認して、デモトレードで実際に発注してみてください。何度か利用するうちに、操作にも慣れてくると思います。
取引ツールによっては、発注条件(許容スリッページ設定や基本の発注数量設定など)について細かくカスタマイズできるケースもありますので、そういうところも確認しておくといいでしょう。
本番口座で取引する時になって、どこから注文するんだっけ? とか、間違えて発注しちゃった! なんてことにならないように、仮想資金で取引を体験できるデモトレードでしっかり確認しておくことをおすすめします。
なお、その際は、ぜひ、新規注文だけでなく、決済注文の発注方法も併せて確認するようにしてください。
たとえば、保有するポジションが含み損となり、その損失がどんどん拡大していた場合…今すぐ決済したいのに、決済方法がわからない! なんてことになったら大変。新規注文のやり方がわからない時よりも、深刻な事態を招きかねません。
ポジションを指定して決済する、あるいは、古いポジションから順に決済する、同じ通貨ペアのポジションをまとめて決済するなど、決済方法も、各社の取引ツールごとに、いろいろありますので、その方法や手順をチェックすることをおすすめします。
ちなみに、先ほど挙げた成行注文や指値注文などの注文は、たいてい、どのFX会社にもあるのですが、FX会社によっては、もっと特殊な注文、たとえば、ヒロセ通商の時間指定成行注文やトリガー注文、あるいはIG証券のノースリッページ注文など珍しいものが利用できるところもあります。
ものによっては、特殊な注文であるため、デモトレードで利用できないなどと制限がかかっている可能性はありますが、利用できるようであれば、一般的なものだけでなく、特殊な注文についても使い心地を試してみるといいのではないでしょうか。
【参考記事&参考コンテンツ】
●ストップ注文が絶対にスベらない新機能! 月曜早朝に為替レートがぶっ飛んでも安心
●FX会社徹底比較!:注文機能・システムで比べる
・ ポイント2 : チャートの見やすさや使い勝手も意識して!
いざ、取引を始めたら、長時間にらめっこする可能性が高いチャートの見やすさというのも、かなり重要なポイントです。
どのFX会社が提供しているチャートも、通常、背景や足、テクニカル指標の色やパラメーターなどを自分好みにカスタマイズできますし、中にはチャート上にポジションや注文状況を表示してくれる機能が付いているものもあります。
![例:ヒロセ通商[LION FX]のチャート](https://zaifx.ismcdn.jp/mwimgs/3/6/-/img_3602139e89139d46d71df1cba65e6d1d95867.jpg)
(出所:ヒロセ通商)
ぜひ、デモトレードで実際にチャートを使ってみて、見やすいかどうか? 使いやすいかどうか? をチェックしてください。
また、移動平均線(MA)やボリンジャーバンドなど初心者の段階からお世話になることが多いテクニカル指標は、だいたいどのFX会社のチャートにも備わっていますが、ちょっと変わったものは備わっていない可能性もあります。
特殊なテクニカル指標を使いたい人は、そのテクニカル指標があるかないかをあらかじめ確認しておくことも忘れずに。
【参考記事】
●主要7社のスマホアプリ比較!マニアックなテクニカル指標が見られるFX会社はどこ?
・ ポイント3 : スマホアプリも使ってみて!
外出先や移動中でもチャートを使って相場を分析したり、発注することができるスマホアプリの取引ツールは、昨今のFXトレーダーにとっては、必須アイテム。
最近のスマホアプリは、チャート機能や発注機能も充実しているものが多く、かなり使い勝手がいいものが増えている印象。専業トレーダーの中には、ほとんどスマホだけで取引しています、というトレーダーもいるくらいです。
【参考記事】
●『東大院生が考えたスマートフォンFX』の著者が語ったFXで勝つための2つの武器
![例:DMM.com証券[DMM FX]のスマホアプリ](https://zaifx.ismcdn.jp/mwimgs/6/6/-/img_66ecb4bd52c24c40e33aa36cfd763222103348.jpg)
(出所:DMM.com証券)
デモトレードではスマホアプリを提供していません、というFX会社もあるので、残念ながら確認できないケースもあるのですが、提供されているようであれば、パソコン版取引ツールだけでなく、スマホアプリの使い勝手も確認しておくといいでしょう。
初心者におすすめのデモトレードは? ということであれば…
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)