■英ポンド/円の上値には多くのレジスタンス
NZドル/円や英ポンド/円は、チャート上で弱い状態となっています。

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英ポンド/円については、先週(5月7日~)、149.30円で上値が抑えられており、5月15日(火)現在、149.29円付近で推移する、200日移動平均線もレジスタンスとなります。
ここを越えることができても、21日移動平均線や150.50円付近もレジスタンスとなる可能性があり、上昇が止まりそうです。

(出所:Bloomberg)
基本的に、英ポンド/円は売り方向で考えており、先週(5月7日~)の安値146.90円までの下げも、期待できるのではないかと考えています。
■ユーロ/米ドルの大きなトレンドはいったん終了
ユーロ/米ドルは5月9日(水)まで、約3週間、下落が続き、直近の高値から約600pipsも下げました。

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今年(2018年)前半に、市場の投機的なポジションがユーロ買いと米ドル売りに偏っていたこともあり、このポジションが解消されていく動きとなりました。
テクニカル的にもみ合いが長く続いていたこともあって、レンジ下限のブレイク後は、急落した形となっています。
ただ下げが速かったこともあり、売られ過ぎの水準まで来ているため、いったんは下げ止まっています。
【参考記事】
●大きく下落してきたユーロ/ドルの突っ込み売りはハイリスク。売りはそろそろ手仕舞い(5月8日、バカラ村)
長期では、ユーロ/米ドルは上昇するという予想を変えていませんが、このまますぐに上昇するような材料もないことから、しばらくは横ばいになるのではないかと考えています。
週足では、まだ下げ止まりが示唆されていないことから、横ばい後は再度下落し、1.18ドルも下抜ける動きが出てくる可能性が高そうですが、今後1~2週間は、1.18~1.21ドル内での、横ばいの動きとなるのではないかと考えています。

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ユーロ/米ドルの大きなトレンドはいったん終了し、しばらくは、調整の動きになるのではないかと考えています。
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