■米ドル/円はトレンドレス継続か? でも、中長期的には…
大阪万博の開催が決定したこともあって、昨日(11月26日)は期待感から日経平均が上昇して、それに連れて米ドル/円も上昇しました。ただ、米ドル/円は2カ月間で3円幅、直近1カ月では2円幅しか動いておらず、膠着した推移が続いています。

(出所:Bloomberg)
今週(11月26日~)は、月末に向けてイベントが多いこともあって、動きにくいことから、まだトレンドができるようには思えず、小動きが継続しそうです。
ただし、中長期としては、米国の利上げ打ち止めの可能性が出てくれば、米ドル/円は下がるのではないかと考えています。
■ユーロ/米ドルは戻り売り。1.13ドルが重要なポイントに
ユーロ/米ドルは、イタリアの財政問題がまだ継続しており、Brexit(英国のEU離脱)も影響して、上値の重い状態が続いています。
【参考記事】
●イタリア予算案リスクは織り込み済みでも、ユーロ/米ドルに1.11ドル台ヘの下落余地!(11月13日、バカラ村)
先週(11月19日~)は、ショートカバーで1.1471ドルまで上昇しましたが、ユーロ/米ドルは売り目線のままです。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 4時間足)
ただし、1.1300ドルがサポートされるようであれば、チャート上は上昇しやすい形となるため、1.13ドルをしっかり下抜けるかが、重要なポイントと考えています。

(出所:Bloomberg)
G20を前にした動きにくい展開で、米ドル/円もまだ膠着すると思いますが、ユーロ/米ドルに関しては、基本的には、1.13ドルも下抜けて下がるのではないかと考えているため、戻り売りで考えています。
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