今年は2日から海外市場は始まった。昨年末はドル円が下げ傾向が鮮明になってきて109円台で終了したのだが、その流れを引き継いで108円台にまで到達した。もちろん外部環境では株安などリスク回避の姿勢が強まっている。クロス円も徐々にではあるが着実にレベルを切り下げてきている。
そして昨日3日の早朝ではアップル社が業績見通しを下方修正したことがきっかけとなって、ドル円が急落したニューヨーククローズの1時間後くらいであり、ちょうどグローベックスが休止している1時間の間での出来事だった。
株を売るなどのリスク回避の行動を取れなかったため、すべてのポジションヘッジがドル円に集中した。そして5分ほどで105円台も割り込んで、瞬間的には103円台に突入したのを私は目撃した!
その間のストップロス、つまり売りサイドの需要を満たしたのはもちろんだが、その間の買い注文もこなしている。やはり昨年来の安値が104円台だったというのが効いているのだろう。動きは激しかった。
しかしグローベックスの再開する朝の8時にかけては急速に値を戻し、106円台には長居したものの、最終的には107円台まで値を戻してきている。そして今日になると108円台まで上昇。東京勢から見たところのギャップになっているレベルを埋めに行く動きとなっている。
新年明けましておめでとうございます。当コラムも書き始めてから10年目に突入します。長いようで短かったような10年です。どうか今年もよろしくお願いします!
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