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太田忠
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ハト派色の強いFOMCでドル全面安、
リスクテークの勢いにドル安はまだ緩慢

2019年01月31日(木)15:39公開 (2019年01月31日(木)15:39更新)
持田有紀子

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 昨日はニューヨークの序盤ではリスクテークが進んだ。前日のアップル決算が満足のいくものであった上に、オープン前に出されたボーイングも好決算だったからだ。そしてドル円も109円台の後半まで進んだ。

 夜中のFOMCに期待が集まっているので、リスクテークの方向にはポジションを傾けやすい。たとえ目の前で相場がアゲインストに向かっても、FOMCでは株価にとって良い材料を発してくれるだろうと考えるからだ。リスクオンを期待しているのだ。

 そしてFOMCの結果は、予想はされていたものの、ハト派色の強いものとなった。利上げペースの継続は放棄され、短期金利は3月利上げの分を吹き飛ばした。また懸案だったバランスシートの正常化に関する指針も「見直す」ことを前提にかなり踏み込んだ内容のものとなった。これで長期金利も低下。

 ドル円は109円台の中盤でFOMCを迎えたのだが、さすがに動かないというだけでは済まされない。50ポイントほども下げてロング勢のスクイーズは短期的に終了した。しかしドル円は108円台に入るものの、まったく下げに迫力がない。放っておくと、また109円台に逆戻りしそうな感じであった。

 パウエル議長も政治的におもねってはいないといいながらも、トランプ大統領の注文通りのことを言わされている。昨年10月から若干の株価調整はあったとは言うものの、依然として超がつくほど米国株は高いままなのだ。

 それで利上げのフリーハンドを引っ込めるというのはいかがなものか。それでも結果的にはこれだけ明言したにもかかわらず、ドルの下げが限定的なのには不可思議さを感じるのを禁じえない。

 今まではドル金利が上がるといって、喜んでドル買いして114円台まで見たのであった。その反対が明確になったら、同じような反応を示すべきであろうとも思えるのである。ドル円だけの状況ではなく、ユーロドルもドル安の勢いが緩慢なのだから、為替の世界ではドル保有の魅力の低減とは捉えていないのだろうか。

 金利の流れは中期的にしか逆転しない。これでタイトニングモードからイージングに転換したとなれば、2,3年はそれで保つものだと考えなければならない。ドルに関してはドルベアで臨むのがファンダメンタルズ面からの要請というものだ。

 今晩は米中協議の2日目である。知財権に関してのかなり切迫した議論も成されているようであるが、これは北朝鮮の非核化と同じで一朝一夕には解決しない問題である。努力目標を表明するのが関の山だろう。トランプ大統領も参加するといっていたのだから、なにがしらの成果も求められる場面でもある。マーケットもそれを寿いだフリをする局面がありそうだ。

日本時間 15時30分

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