ファンダメンタルズ抜きで勝負に出るプロトレーダーはいない
みなさんこんにちは!ロンドンFXの松崎美子です。このたび10月21日(火)からFXメールマガジン「ロンドンFX!松崎美子の長期投資で勝つFX!」をスタートすることになりました。
それに先行して、10月14日(火)より毎月2回程度(隔週)、ザイFX!で連載コラム「松崎美子のFXマーケットレター」を執筆させていただくことになりました。
以前、取材していただいた記事がザイFX!に掲載されているので私のことを知っている人もいるかもしれませんが、今回は連載コラムの初回ということで、まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。
【※関連記事はこちら!】
⇒今、英ポンドやユーロは買えない通貨か。一時的な上昇は売りのチャンス!? エネルギー危機や戦争など悪材料が多数。英国在住・松崎美子氏に聞く、欧州の通貨と経済【前編】
一方的な円売りは、「ポスト黒田」でそろそろ終わる?ユーロは下落しているが、実効レートで見ればまだ高い!?英国在住・松崎美子氏に聞く、欧州の通貨と経済【後編】
ロンドンで見た「本物の為替の世界」
私は為替発祥の地・ロンドンにある現地銀行の為替ディーリングルームで勤務していました。東京での取引環境とはまるで違い、有名ヘッジファンドや年金運用者、メーカーの実需などあらゆるフローを日々目にする機会がありました。
そこで痛感したのは、「ファンダメンタルズを無視して取引しているプロは、いない」ということです。
それ以来、私はディーリングルームのエコノミスト達に助けてもらいながら、徹底的にファンダメンタルズを独学しました。世界のプロ達がどんな材料に注目し、どのように情報を集め、勝ち続けているのか?そこで探求したことは、今も私のFX人生の原点になっています。
FXを中長期で取引するならファンダメンタルズは欠かせない
FX取引で中長期的な視点を持つなら、ファンダメンタルズの大きな流れは欠かせません。その中でも特に重要なのが、「金融政策の流れ」、「金融政策の方向性」です。そこから読み解く「将来の金利動向」は相場を動かす原動力になります。
金利動向を読むためには、主要国の中央銀行の金融政策理事会や長期金利の動きに加え、金融政策の土台となる経済指標、中央銀行の総裁や理事の「要人発言」に注目することがポイントです。
私はいつも1年先までのシナリオを自分なりに組み立て、予期せぬ事態(ブラックスワン)も想定して、準備しておくようにしています。
(※「ブラックスワン」とは、極めて予測困難で発生確率は低いが、一度起これば社会や市場に甚大な影響を与える出来事を指す)
もちろんスキャルピング中心の方にはファンダメンタルズは必要ないかもしれません。しかし、市場のトレンドや旬のテーマを理解することで、ポジションの方向性に迷いがなくなるメリットは大きいはずです。
欧州や英国の情報が極端に少ない日本市場
日本に一時帰国するたびに感じるのは、欧州や英国のマーケットに関する情報が極端に少ないということです。
米国関連の情報はそれなりに充実していますが、日本の個人投資家さんの取引通貨で常に上位に入る英ポンドについても、海外で得られる半分以下の情報量です。
しかもロンドンでマーケットを動かしたニュースが、日本に伝わるまでに数日かかることもめずらしくありません。
ロンドンから、現地の「空気」をそのままメルマガでお届け!
FX市場では「情報の速さ」が大きな武器になります。
だからこそ、私はこの情報ギャップを少しでも埋めたい。その思いから、銀行時代に叩き込まれた「マーケットを動かすニュースの見極め方」をベースに、どこよりも早く・深く・わかりやすくお伝えするために、メールマガジン(メルマガ)を始めることにしました。
そんな視点を、読者のみなさんと一緒に共有して行きたいと思っています。みなさまからのご質問にも、出来る限りお答えしていくつもりです。
FXは学べば学ぶほどおもしろい世界!
FXは奥が深く、学べば学ぶほどおもしろい世界です。このメルマガを通じて、「ニュースを自分の投資判断に変える力」を身につけていただいて、私と一緒に深堀りしていただければうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします!
【松崎美子氏プロフィール】

【ザイFX!編集部からのお知らせ】
ロンドンFX!こと松崎美子さんと、ザイFX!編集部がタッグを組んでお届けする有料メルマガ、それが「ロンドンFX!松崎美子の長期投資で勝つFX!(月額:4840円・税込)」です。
ロンドン在住で英国に本拠を置く外資系金融機関で日本人初のFXオプション・セールスとなった松崎美子氏が、日本ではなかなか入手できない、英国・欧州の最新経済ニュースやプロの為替分析手法をメルマガや動画などを通じてみなさまにお伝えします。
10日間の無料体験期間がありますので、「ロンドンFX!松崎美子の長期投資で勝つFX!」をぜひ体験してください。
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)