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西原宏一の「ヘッジファンドの思惑」

NZ中銀のハト派への転換は何を意味する?
混迷するブレグジットの行方が今後の鍵に

2019年03月28日(木)15:37公開 (2019年03月28日(木)15:37更新)
西原宏一

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■NZ中銀がハト派に舵を切ったワケとは?

 みなさん、こんにちは

過去のコラムでも何度かご紹介させていただいていますが、豪州のRBA(オーストラリア準備銀行[豪州の中央銀行])は徐々に緩和方向にシフト

【参考記事】
利上げ予測が霧散した豪ドルは反落開始! 呼応して、米ドル/円もじわじわと下落か(2月7日、西原宏一)

 2月21日(木)には、豪州の大手銀行、ウェストパックが「RBAは8月と11月に利下げ予想」と発表したこともあり、RBAの年内の利下げ圧力が高まっています

 よって、注目が集まっていたのが、お隣の国のニュージーランドの金融政策。

 その、ニュージーランドのRBNZ(ニュージーランド準備銀行[ニュージーランドの中央銀行])の金融政策決定会合が、3月27日(水)に開催されました。

 声明において、RBNZのオア総裁は「次の金融政策は利下げの可能性が高い」極めてハト派なスタンスに変更。

 呼応して、8月7日(水)に開催される金融政策決定会合の利下げ確率は71.6%まで一気に上昇。

 RBNZが、いきなり金融政策を緩和方向に舵を切ってきたのは、RBAの緩和スタンスが影響しています。以下は、豪ドル/NZドルの週足チャートです。

豪ドル/NZドル 週足
豪ドル/NZドル 週足

(出所:Bloomberg)

 豪ドル/NZドルはRBAの緩和スタンスに呼応して、じり安で推移。

 RBAの緩和スタンスに対して、RBNZが何もアクションを起こさなければ、豪ドル/NZドルは、パリティ(=1.0000NZドル)を目指して続落する可能性が高まっていました

 それに歯止めをかける意味で、今回、RBNZは緩和スタンスに変更してきたものと思われます。

 RBNZの緩和スタンスにより、NZドルは主要通貨に対して軟調な動きになると想定しています。

■多くの中央銀行がハト派に変更! 景気後退は来る?

 このところ、多くの中央銀行がハト派スタンスに変更する傾向があります。

 前述のRBA、ECB(欧州中央銀行)、FRB(米連邦準備制度理事会)、そして、今回のRBNZ。

 RBAやRBNZは自国の経済規模が大きいわけではないため、景気後退のサインに敏感に反応する傾向があります。

 特にRBNZは、金融政策の変更に遅れを取ると、経済に致命的な影響を与えるため、そうしたサインに敏感に反応し過ぎる傾向もあります。

 今回、RBNZが金融政策をハト派へと変更したことが、炭鉱のカナリアとなり、リスクオフマーケットに移行するのか?それとも、杞憂で終わるのか?は、Brexit(英国のEU離脱)の行方が鍵を握っていると想定しています。

 昨年(2018年)後半は…


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