本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』と『金融市場のリスクオフの流れの行方』、そして『米中貿易問題(貿易戦争の様相も交渉は継続中)』にあり。
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5月15日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・五十日(15日) ・米国の主要企業の決算発表→アリババ、シスコシステムズ、メーシーズ、その他 |
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09:30 | 豪)ウエストパック消費者信頼感指数 | △ | - | 100.7 | ||||||||||
10:30 |
豪)第1四半期賃金コスト指数 [前期比/前年比] |
△ | +0.6% | +0.5% | ||||||||||
+2.3% | +2.3% | |||||||||||||
11:00 | 中)鉱工業生産 | ○ | +6.5% | +8.5% | ||||||||||
中)小売売上高 | ○ | +8.6% | +8.7% | |||||||||||
中)固定資産投資 | ○ | +6.4% | +6.3% | |||||||||||
15:00 |
独)第1四半期GDP【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.4% | ±0.0% | ||||||||||
+0.7% | +0.6% | |||||||||||||
15:45 |
仏)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
+1.2% | +1.2% | |||||||||||||
16:00 | ト)失業率 | △ | 15.0% | 14.7% | ||||||||||
18:00 |
欧)第1四半期GDP【改定値】 [前期比/前年比] |
△ | +0.4% | +0.4% | ||||||||||
+1.2% | +1.2% | |||||||||||||
欧)第1四半期雇用者数【改定値】 [前期比/前年比] |
× | - | +0.3% | |||||||||||
- | +1.3% | |||||||||||||
20:00 |
南ア)小売売上高 [前月比/前年比] |
△ | -0.3% | +0.5% | ||||||||||
+0.6% | +1.1% | |||||||||||||
米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | +2.7% | |||||||||||
21:30 |
加)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.4% | +0.7% | ||||||||||
+2.0% | +1.9% | |||||||||||||
米)小売売上高 | S | +0.2% | +1.6% | |||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.7% | +1.2% | ||||||||||||
米)NY連銀製造業景気指数 | A | +8.5 | +10.1 | |||||||||||
22:00 | 加)中古住宅販売件数 | △ | +1.8% | +0.9% | ||||||||||
22:15 | 米)鉱工業生産 | A | ±0.0% | -0.1% | ||||||||||
↑・設備稼働率 | B | 78.7% | 78.8% | |||||||||||
22:30 | 米)クオールズFRB副議長の発言 | AA | 要人発言 | |||||||||||
23:00 | 米)企業在庫 | C | ±0.0% | +0.3% | ||||||||||
米)NAHB住宅市場指数 | C | 64 | 63 | |||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | AA | - | -396.3万 | ||||||||||
25:00 | 米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
29:00 | 米)対米証券投資【ネット長期フロー】 | C | - | +519億 | ||||||||||
↑・対米証券投資【ネットフロー合計】 | - | -216億 | ||||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)小売売上高&【除自動車】
・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・22時15分:米)鉱工業生産/設備稼働率
・22時30分:米)クオールズFRB副議長の発言
・23時30分:米)週間原油在庫
・25時00分:米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・11時00分:中)鉱工業生産
・11時00分:中)小売売上高
・11時00分:中)固定資産投資
・15時00分:独)第1四半期GDP【速報値】
・21時30分:加)消費者物価指数
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・五十日(15日)
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・米中貿易問題(貿易戦争の様相も交渉は継続中)
・米国の金融政策
・トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度
・原油と金を中心とした商品市場
・人民元
・北朝鮮情勢(4日以降に何度かミサイルを発射)
・日米貿易問題
・米欧貿易問題
・英国のEU離脱問題(10月31日まで延期が決定)
・欧州の金融政策
・世界経済の減速懸念(米国の景気後退懸念や欧州の景気後退懸念、またはその複合)
・日本の金融政策
などが重要となる。
★★★
本日は、15日の五十日。
本日の米国の経済指標は、小売売上高&【除自動車】とNY連銀製造業景気指数、鉱工業生産/設備稼働率がメイン。
また、経済指標以外のイベントでは、週間原油在庫の公表の他、複数のFRB高官の発言が予定されている。
今週の為替相場は、先週末の終値よりも日本円買い方向に窓を空けてスタートした後は、米中貿易問題への懸念からリスクオフの流れが加速して、ドル円は下値を試して一時109円前半まで下落したが、その後に主要な株式市場の反発もあり、109円後半まで反発している。一方、ユーロドルは、週初から方向感のないまま、1.11後半~1.12半ばでの揉み合いとなっている。
本日は、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向と金融市場のリスクオフの流れの行方が重要となる。
その他、米中貿易問題やトランプ大統領による発表や決定及び発言、金融当局者や要人による発言、米国の金融政策、注目度の高い米国の経済指標の発表、原油と金を中心とした商品市場などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・21時30分:加)消費者物価指数
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・21時30分:米)小売売上高&【除自動車】
・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・22時15分:米)鉱工業生産/設備稼働率
・22時30分:米)クオールズFRB副議長の発言
・23時30分:米)週間原油在庫
・25時00分:米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言
→先週及び週明けに加速した金融市場のリスクオフの流れは一旦巻き戻しが優勢に
このまま週末に向けて、金融市場のリスクオフの流れが再開・継続するかどうかがキモ
■5月13日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(5/13~)に、主要国の金融政策の発表や議事録の公表の予定はない
▼来週(5/20~)に、南アフリカの金融政策の発表やオーストラリア、欧州、米国の議事録の公表が予定
▼今週末(18日・土)に、オーストラリアの総選挙を控える
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼米中貿易問題(米国が中国への関税引き上げを実施も交渉は継続中)
▼米国の金融政策
▼トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼原油と金を中心とした商品市場
▼北朝鮮情勢(4日以降に何度かミサイルを発射)
▼人民元
▼日米貿易問題(日米貿易交渉及び日米首脳会談を消化済み)
▼米欧貿易問題
▼英国のEU離脱問題(10月31日まで延期が決定)
▼米国の主要企業の決算発表
▼欧州の金融政策
▼世界経済減速懸念(米国の景気後退懸念や欧州の景気後退懸念、またはその複合)
▼日本の金融政策
[15日15時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→押し目でのロングを回転して利益を積み重ねる
※ただし、NYダウが前日比で150ドル以上の下落となった場合は中止
・押し目:108円半ば~109円半ばを想定
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越したポジションはなし
[15日15時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→ドル円がメイン
■スイング・トレード基本戦略
→戻り目待ち
・持ち越したポジションはなし
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
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