本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』と『週初から加速しているリスクオフ及び米ドル売りの流れの行方』、そして『米中関係・米中貿易問題』にあり。
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12月4日(水)の為替相場の注目材料 |
指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・NATO首脳会議(3日・4日開催、トランプ米大統領も出席、中国やロシアの脅威や対処を訴える予定) ・トランプ大統領の弾劾調査を巡る公聴会(米下院司法委員会) ・米国の主要企業の決算発表→キャンベル・スープ、その他 ・12月5日・6日に、OPEC総会やOPECプラス会合の開催 ・12月6日に、米国の雇用統計の発表 |
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06:30 | 豪)AIGサービス業指数 | × | - | 54.2 | ||||||||||
09:30 |
豪)第3四半期GDP [前期比/前年比] |
◎ | +0.5% | +0.5% | ||||||||||
+1.7% | +1.4% | |||||||||||||
10:45 | 中)財新サービス業PMI | ○ | 51.2 | 51.1 | ||||||||||
17:50 | 仏)サービス業PMI【確報値】 | × | 52.9 | 52.9 | ||||||||||
17:55 | 独)サービス業PMI【確報値】 | × | 51.3 | 51.3 | ||||||||||
18:00 | 欧)サービス業PMI【確報値】 | × | 51.5 | 51.5 | ||||||||||
18:30 | 英)サービス業PMI【確報値】 | × | 48.6 | 48.6 | ||||||||||
21:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | +1.5% | ||||||||||
22:15 | 米)ADP全国雇用者数 | AA | +14.0万人 | +12.5万人 | ||||||||||
22:30 | 加)第3四半期労働生産性指数 | △ | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
23:45 | 米)サービス業PMI【確報値】 | C | 51.6 | 51.6 | ||||||||||
24:00 | 加)BOC政策金利&声明発表 | ◎ | 1.75% 据え置き |
1.75% 据え置き |
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米)ISM非製造業景況指数 | S | 54.5 | 54.7 | |||||||||||
米)クオールズFRB副議長の発言 | AA | 要人発言 | ||||||||||||
24:30 | 米)週間原油在庫 | A | - | +157.2万 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・22時15分:米)ADP全国雇用者数
・24時00分:米)ISM非製造業景況指数
・24時00分:米)クオールズFRB副議長の発言
・24時30分:米)週間原油在庫
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)第3四半期GDP
・10時45分:中)財新サービス業PMI
・24時00分:加)BOC政策金利&声明発表
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・NATO首脳会議(3日・4日開催、トランプ米大統領も出席、中国やロシアの脅威や対処を訴える予定)
・トランプ大統領の弾劾調査を巡る公聴会(米下院司法委員会)
・12月5日・6日に、OPEC総会やOPECプラス会合の開催
・12月6日に、米国の雇用統計の発表
・来週に、欧州や米国の金融政策発表を控える
・来週・12日に、英国の総選挙を控える
・米中関係(香港人権・民主主義法案成立で中国による報復措置が懸念材料)
・米中貿易問題(貿易協議の合意成立期待が高まるも時期も内容も未確定のまま、香港人権・民主主義法案にトランプが署名で関係悪化懸念、12月15日の追加関税は発動なるか、NATO首脳会議でトランプが出席し中国に言及する予定)
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・トランプ大統領及び政権による決定や発言
・米国の金融政策(次回金融政策発表は12月11日)
・欧州の金融政策(次回金融政策発表は12月12日)
・英国のEU離脱問題(離脱期限を1月末まで延期、12月12日に総選挙)
・トランプ大統領の弾劾問題
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・香港情勢(香港人権・民主主義法案にトランプが署名で関係悪化懸念)
・日本の金融政策(次回金融政策発表は12月19日)
・人民元(人民元安誘導)
・欧州の景気後退懸念
・米欧貿易問題
などが重要となる。
★★★
本日は、NATO首脳会議が開催中で、トランプ米大統領も出席している。
また、BOC金融政策発表やトランプ大統領の弾劾調査を巡る公聴会(米下院司法委員会)が行われる他、12月5日・6日にはOPEC総会やOPECプラス会合が開催され、12月6日には米国の雇用統計の発表を控える。
本日の米国の経済指標は、ADP全国雇用者数とISM非製造業景況指数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、クオールズFRB副議長の発言や週間原油在庫の公表が予定されている。
今週の為替相場は、米国の株式市場を中心にリスクオフの流れが加速した事で、米ドル売り・ユーロ売り・日本円買いが優勢となって、ドル円は108円半ばまで下落し、ユーロドルは1.10後半まで上昇している。
本日は、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向と週初から加速しているリスクオフ及び米ドル売りの流れの行方、米中関係・米中貿易問題が重要となる。
その他、トランプ大統領による決定や発言や金融当局者や要人による発言、英国のEU離脱問題(12月12日に総選挙)、NATO首脳会議(3日・4日開催、トランプ米大統領も出席)、注目度の高い米国の経済指標の発表、米国の金融政策への思惑、原油と金を中心とした商品市場などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)第3四半期GDP
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・24時00分:加)BOC政策金利&声明発表
→今後の金融政策への思惑で、カナダドルが大きく動くキッカケに
・22時15分:米)ADP全国雇用者数
・24時00分:米)ISM非製造業景況指数
・24時00分:米)クオールズFRB副議長の発言
・24時30分:米)週間原油在庫
→週初から加速しているリスクオフ及び米ドル売りの流れ
この流れが継続するかどうかがキモ
重要な局面
本日発表のADP全国雇用者数とISM非製造業景況指数への注目度が高い他、週末には米国の雇用統計の発表を控える
■12月2日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(12/2~)に、オーストラリア、カナダの金融政策の発表が予定
▼来週(12/9~)に、スイス、欧州、トルコ、米国の金融政策の発表が予定
▼米国が感謝祭での連休明け
▼12月の月初め要因
▼12月2日に、米国がフランスのデジタル課税巡る調査結果を公表(対抗措置を行う可能性も)
▼12月3日・4日に、トランプ米大統領がNATO首脳会議に出席(国防費の引き上げ、中国やロシアの脅威への対処、5Gの保全強化などを訴える予定)
▼12月4日に、トランプ大統領の弾劾調査を巡る公聴会(米下院司法委員会)
▼12月5日・6日に、OPEC総会やOPECプラス会合が開催
▼12月6日に、米国の雇用統計の発表
▼来週に、欧州や米国の金融政策発表を控える
▼来週・12日に、英国の総選挙を控える
▼米中関係(香港人権・民主主義法案成立で中国による報復措置が懸念材料)
▼米中貿易問題(貿易協議の合意成立期待が高まるも時期も内容も未確定のまま、香港人権・民主主義法案にトランプが署名で関係悪化懸念、12月15日の追加関税は発動なるか、NATO首脳会議でトランプが出席し中国に言及する予定)
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼トランプ大統領及び政権による決定や発言
▼米国の金融政策(次回金融政策発表は12月11日)
▼欧州の金融政策(次回金融政策発表は12月12日)
▼英国のEU離脱問題(離脱期限を1月末まで延期、12月12日に総選挙)
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼原油と金を中心とした商品市場
▼香港情勢(香港人権・民主主義法案にトランプが署名で関係悪化懸念)
▼日本の金融政策(次回金融政策発表は12月19日)
▼金融市場のリスク許容度
▼人民元(人民元安誘導)
▼欧州の景気後退懸念
▼トランプ大統領の弾劾問題
▼日米貿易問題
▼米欧貿易問題
[4日朝8時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→押し目待ち
・押し目:108円台での反発ポイントを見極めて
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越したポジションはなし
[4日朝8時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→様子見
■スイング・トレード基本戦略
→戻り目待ち
・持ち越したポジションはなし
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
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