※本記事で紹介している「AI為替予想シミュレーション」の提供は終了しました。「スワップポイント・シミュレーション」「ロスカット・シミュレーション」「積立FXシミュレーション」は引き続き利用できますが、「AI為替予想シミュレーション」と似たサービスに興味のある方は、以下の関連記事を参考にしてください。
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SBI FXトレードに新シミュレーションツール登場
1通貨からの超少額の取引が可能で、取引量が1000通貨までならスプレッドは業界最狭水準と、初心者や少額トレーダーにおすすめのFX口座SBI FXトレードが、新たな取引サポートツールの提供を開始しています。
(出所:SBI FXトレード)
提供が始まったのは上のキャプチャ画像にも書かれているとおり、「AI(人工知能)為替予想」、「スワップポイント」、「ロスカット」と、SBI FXトレードが店頭FXとは別に展開しているサービス、「積立FX」に関するシミュレーション機能のあわせて4つです。
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今回はその中から、「AI為替予想」のシミュレーション機能を見ていきたいと思います。
24時間後の米ドル/円を予想してみたら…?
通貨ペアごとの値動きをAIが予想してくれる「AI為替予想」には、ディープラーニング(深層学習)が採用されています。
これは、機械学習と呼ばれるAIの開発技術の1つ。蓄積された過去のデータを取入れて学習し続けることで、自動的に精度の向上が期待できるようになるもののようです。
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そんなディープラーニングが採用されたAI為替予想の対象通貨ペアは、米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円、ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドルの10通貨ペアで、それぞれ8時間後、24時間後、1週間後、6カ月後の値動きをシミュレーションしてくれます。
以下のキャプチャ画像は、米ドル/円が105.90円あたりで推移していた2020年3月6日(金)の16時30分ごろに、記者がAI為替予想で24時間後の値動き(予想値)をシミュレーションしたものです。
(出所:SBI FXトレード)
ここでは、過去の学習結果から得られた50パターンの予想値が、グラフ上に表示されます。そして、予想価格帯が5つに分類され、AIの予想値がもっとも多く集まっている価格帯、上の画像だと17パターンの予測値が集まった105.5961円~105.9314円が、グラフ上部に表示されるようになっています。
試したのが週末金曜日の夕方だったため、「24時間後って土曜日じゃん、しまった!」と思ったのですが、シミュレーションにおける24時間後の予想着地点は、週明け月曜日の3月9日になっていました。取引時間をベースに指定期間後の価格予想を行ってくれるということですね。
フラッシュ・クラッシュも学習!?
AI為替予想の実力のほどを確かめたいと思い、記者が米ドル/円で24時間後のシミュレーションを行ったのは、お伝えしたとおり、2020年3月6日(金)の16時30分ごろ。
その答え合わせができる3月9日(月)は、多くのFXトレーダーがご存知のとおり、朝方からリスク回避の円高が一気に進み、米ドル/円が一時、101円あたりまで暴落しました。
結果的に、米ドル/円がフラッシュ・クラッシュ的な値動きに見舞われた場面を挟んでしまったため、完全に記者のシミュレーションを行ったタイミングが悪かったと言わざるを得ない感じに…。
そこで改めて、フラッシュ・クラッシュ的な動きが収まった3月9日(月)の13時ごろに、米ドル/円の24時間後をシミュレーションしてみました。
(出所:SBI FXトレード)
値動きが大きかったあとだけに、予想価格帯にかなりの幅があることがわかりますね。AIの予想がもっとも多く集まったのは、100.9391円~102.0555円でしたが、翌日、3月10日(火)の米ドル/円は、午前中からグイグイと反発を続け、13時ごろには103円~104円あたりで推移していましたので、今回はシミュレーションがバッチリ当たったとは言い難い結果となりました…。
ただ、お伝えしたとおり、AI為替予想にはディープラーニングが採用されているので、フラッシュ・クラッシュのようなイレギュラーな値動きも過去のデータとして学習していくことによって、今後、一段とシミュレーションの精度が高まっていくかもしれません。期待したいですね。
為替予想以外にも3つのシミュレーション機能
冒頭で触れたとおり、今回、SBI FXトレードがリリースしたシミュレーション機能は全部で4つです。
AI為替予想以外に、1カ月分、1年分、3年分、5年分、10年分のスワップポイント(スワップ金利)の積み重ねをグラフで視覚的に確認することができる「スワップポイント・シミュレーション」、証拠金維持率が100%になる水準とロスカットが発動する水準をチャート上に表示してくれる「ロスカット・シミュレーション」、積立FXで目標を達成するために必要な運用期間や購入額などを計算してくれる「積立FXシミュレーション」があります。
いずれも、シンプルでわかりやすい作りなので、初めて利用する方でも簡単に使いこなすことができそうです。
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なお、SBI FXトレードによると、これらの機能はクォンツ・リサーチからのシステム提供を受けているとのこと。クォンツ・リサーチは、金融工学やIT(情報技術)を活用したコンテンツを、多くの金融機関や証券会社などに提供しているシステム会社です。
今回、SBI FXトレードが提供を開始した4つのシミュレーション機能は、パソコンはもちろん、スマホのブラウザ画面からも操作でき、しかも、SBI FXトレードにまだ口座を持っていない方も利用できます。気になる方は、ぜひ、チェックしてみてはいかがでしょうか。
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最低取引単位 | 通貨ペア数 | スプレッド | ||
米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ||
1通貨 | 34ペア | 0.18銭 | 0.3pips | 0.38銭 |
※直近の配信実績に基づく基準値 | ||||
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SBI FXトレードは、1通貨単位で取引できるのが最大の特徴。しかも、国内系のFX口座としては最大級となる1000万通貨単位の取引も可能なので、ビギナーから大口トレーダーまで、幅広い投資家が使える口座です。取り扱いは、韓国ウォン/円やポーランドズロチ/円など、珍しい通貨ペアを含む34通貨ペア。スプレッドは取引量によって異なりますが、100万通貨までの注文なら業界最狭水準が適用されるので、一般的なトレーダーのほとんどが低コストで取引できる点も見逃せません。 | ||||
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※この表は2024年11月5日時点のデータに自動で更新されているため、本記事の公開時の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、SBI FXトレードの公式サイトなどで確認してください |
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(ザイFX!編集部・堀之内智)
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