■ユーロ/NZドルの売りが良さそう!
今週(4月20日~)は、重要な経済指標の発表は少ないですが、イベントとしては、23日(木)にEU(欧州連合)首脳会議があります。
通貨ユーロは、基本的に戻り売りで考えていますが、共同債の発行が合意されるようであれば、ショートカバーする可能性があります。
ただ、簡単にはまとまらないと思いますので、ユーロは戻り売り継続で考えています。
ロックダウンが解除されると、その国の通貨はしばらく、買い方向になると思いますので、ニュージーランドの通貨NZドルは、買い目線です。
そのため、ユーロ/NZドルの売りが良いのではないかと考えています。

(出所:TradingView)
■米ドル売り方針に変化はないが…
米ドルに関しては、FRBの金融政策の影響で、中期的には売り方向だと考えています。
ただ、英ポンド/米ドルなどのドルストレート(米ドルが絡んだ通貨ペアのこと)では、テクニカル的な面からは、目先はドル高になる可能性があります。
英ポンド/米ドルは、1.2400ドルがサポートされていますが、そこも下抜ける可能性があります。

(出所:TradingView)
米ドル安だと考えていますが、まだ、チャートからはその兆候がなく、米ドルに関しては、まだ様子見、もしくはドル高になったところで、米ドルを売れば良いのではないかと考えています。
基本的に、先週(4月13日~)から変わっておらず、金融市場の動きも出てきていないため、イメージとしては同じままになります。
【参考記事】
●FRBのなりふり構わぬ政策で、米ドル安の可能性が高まる。米ドル/円は再度101円も!?(4月14日、バカラ村)
●日本は、本日(4月7日)緊急事態宣言発表へ。コロナウイルス相場が終われば米ドル安か(4月7日、バカラ村)
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