本日の為替相場の焦点は、『金融市場のリスクオンの流れ』と『米ドル売りの流れ』、そして『新型コロナウイルス感染拡大やワクチン開発・承認の動向』にあり。
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12月18日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末 ・米FDA諮問委員会会合(米国時間17日~、モデルナの新型コロナワクチンの緊急承認に関して、実際の承認は最短で米国時間18日の可能性) |
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06:00 | NZ)ANZ消費者信頼感指数 |
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- | 106.9 | ||||||||||
06:45 | NZ)貿易収支 |
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+2.55億 | -5.01億 | ||||||||||
08:30 | 日)全国消費者物価指数 |
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-0.8% | -0.4% | ||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | -0.9% | -0.7% | ||||||||||||
09:00 | NZ)ANZ企業景況感 |
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- | -15.6 | ||||||||||
09:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 |
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-31 | -33 | ||||||||||
正午 過ぎ |
日)BOJ政策金利&声明発表 |
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- | - | ||||||||||
15:30 | 日)黒田日銀総裁の記者会見 |
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要人発言 | |||||||||||
16:00 |
英)小売売上高 [前月比/前年比] |
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-4.2% | +1.2% | ||||||||||
+2.8% | +5.8% | |||||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 [前月比/前年比] |
-3.3% | +1.3% | ||||||||||||
+4.1% | +7.8% | |||||||||||||
独)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
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+0.1% | +0.1% | |||||||||||
-0.6% | -0.7% | |||||||||||||
18:00 | 独)IFO景況指数 |
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90.0 | 90.7 | ||||||||||
↑・IFO現況指数 | 89.0 | 90.0 | ||||||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 92.5 | 91.5 | ||||||||||||
20:00 | 英)CBI企業動向調査 |
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-40 | -40 | ||||||||||
22:30 | 加)小売売上高 |
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+0.2% | +1.1% | ||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.2% | +1.0% | ||||||||||||
米)第3四半期経常収支 |
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-1890億 | -1705億 | |||||||||||
24:00 | 米)景気先行指数 |
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+0.5% | +0.7% | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)第3四半期経常収支
・24時00分:米)景気先行指数
に注目が集まる。
米国以外では、
・06時45分:NZ)貿易収支
・09時00分:NZ)ANZ企業景況感
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・15時30分:日)黒田日銀総裁の記者会見
・16時00分:英)小売売上高&【除自動車】
・18時00分:独)IFO景況指数
・22時30分:加)小売売上高&【除自動車】
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・週末
・米FDA諮問委員会会合(米国時間17日~、モデルナの新型コロナワクチンの緊急承認に関して、実際の承認は最短で米国時間18日の可能性)
・来週(12/21~)に、トルコ(24日・木)の金融政策の発表を予定
・米国の金融政策(16日にFOMC金融政策発表を消化済み)
・新型コロナウイルス感染拡大やワクチン開発・承認の動向(世界中で感染が再び拡大、11日にファイザーのワクチンを承認済み→17日からモデルナのワクチンに関するFDA諮問委員会の会合)
・米国の追加経済対策(思惑高まる)
・米ドルの方向性(米ドル売りが主流)
・金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・米国の大統領選挙(新大統領はバイデン氏にほぼ確定もトランプ氏が認めない状況が続く)
・トランプ米大統領の発言(次期米大統領の発言にも)
・英国のEU離脱問題
・欧州の金融政策(10日に金融政策の発表を消化済み)
・原油と金を中心とした商品市場
・金融当局者や要人による発言
・注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
・米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
・日本の金融政策(今週・18日・金に金融政策の発表を予定)
・人民元
などが重要となる。
★★★
本日は、週末金曜日で、米FDA諮問委員会会合(米国時間17日~、モデルナの新型コロナワクチンの緊急承認に関して、実際の承認は最短で米国時間18日の可能性)が開催中で、BOJ金融政策発表及び黒田日銀総裁の記者会見が行われる。
本日の米国の経済指標は、第3四半期経常収支と景気先行指数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、米FDA諮問委員会会合が開催中。
今週の為替相場は、週明けから米ドル売りの流れが優勢となって、ドル円は上値重く一時102円後半まで下落し、ユーロドルは底堅く一時1.22前半まで上昇している。16日のNY市場でFOMC金融政策発表が行われたが、発表直後に突如米ドル買いの流れが加速したものの、その後に再度米ドル売りの流れが優勢となってイッテコイとなった。
本日は、米ドルの方向性と金融市場のリスク許容度、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向が重要となる。
その他、米国の金融政策(16日にFOMC金融政策発表を消化済み)や新型コロナウイルス感染拡大やワクチン開発・承認の動向(モデルナの新型コロナワクチンの緊急承認に関する会合を開催中、実際の承認は米国時間18日の可能性)、米国の追加経済対策、トランプ大統領の発言(次期米大統領の発言にも)、英国のEU離脱問題、週末要因などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・15時30分:日)黒田日銀総裁の記者会見
→内容次第
・16時00分:英)小売売上高&【除自動車】
→発表での英ポンドへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・18時00分:独)IFO景況指数
→欧州勢が動き出すキッカケとして注視
・22時30分:加)小売売上高&【除自動車】
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・22時30分:米)第3四半期経常収支
・24時00分:米)景気先行指数
→結局、週明けから米ドル売りの優勢なまま
ドル円は上値重く下方向、ユーロドルは底堅く上方向
FOMC金融政策発表を消化しても、今のところ変わらず
引き続き、米株を中心とした金融市場のリスクオンの流れと米ドル売りの流れが継続するかどうかがキモ
既に、クリスマス・年末年始も間近
ここからは焦らず・無理せずに、上手く流れに乗りたいところ
週末金曜日
クリスマス・年末年始に向けた調整にも警戒したい
■12月14日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(12/14~)に、日本(18日・金)、スイス(17日・木)、英国(17日・木)、米国(16日・水)の金融政策の発表やオーストラリア(15日・火)の議事録の公表を予定
▼来週(12/21~)に、トルコ(24日・木)の金融政策の発表を予定
▼13日(日)に、英EU通商交渉期限
▼16日(水)に、FOMC金融政策発表
▼17日(木)に、米FDA諮問委員会会合(モデルナの新型コロナワクチンの承認)
▼米国の金融政策(今週・16日に金融政策の発表を予定)
▼新型コロナウイルス感染拡大やワクチン開発・承認の動向(世界中で感染が再び拡大、11日にファイザーのワクチンを承認済み→17日にモデルナのワクチンに関してFDA諮問委員会の会合あり)
▼米国の追加経済対策(思惑高まる)
▼米ドルの方向性(米ドル売りが主流)
▼金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼米国の大統領選挙(新大統領はバイデン氏にほぼ確定もトランプ氏が認めない状況が続く)
▼トランプ米大統領の発言(次期米大統領の発言にも)
▼英国のEU離脱問題
▼欧州の金融政策(10日に金融政策の発表を消化済み)
▼原油と金を中心とした商品市場
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
▼日本の金融政策(今週・18日・金に金融政策の発表を予定)
▼人民元
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