本日の為替相場の焦点は、『FOMC金融政策発表明けでの各市場の反応』と『金融市場のリスク許容度』、そして『米ドルの方向性』にあり。
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12月17日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・FOMC金融政策発表明け ・米FDA諮問委員会会合(モデルナの新型コロナワクチンの緊急承認に関して、実際の承認は最短で米国時間18日の可能性) ・明日(18日・金)に、日銀金融政策発表 |
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06:45 |
NZ)第3四半期GDP [前期比/前年比] |
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+13.5% | -12.2% | ||||||||||
-1.3% | -12.4% | |||||||||||||
09:30 | 豪)失業率 |
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7.0% | 7.0% | ||||||||||
↑・新規雇用者数 | +5.00万人 | +17.88万人 | ||||||||||||
14:01 | 米)カンザスシティ連銀製造業活動指数 |
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+9 | +11 | ||||||||||
16:00 | ス)貿易収支 |
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- | +38.6億 | ||||||||||
17:30 | ス)SNB政策金利&声明発表 |
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-0.75% 据え置き |
-0.75% 据え置き |
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19:00 |
欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
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-0.3% | -0.3% | ||||||||||
-0.3% | -0.3% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【確報値】【コア】 | +0.2% | +0.2% | ||||||||||||
21:00 | 英)BOE政策金利&声明発表 |
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0.10% 据え置き |
0.10% 据え置き |
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英)BOE資産購入枠発表 |
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8950億 据え置き |
1500億 増額 8950億 |
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英)BOE議事録公表 |
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- | - | |||||||||||
22:30 |
加)住宅価格指数 [前月比/前年比] |
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- | +1.3% | ||||||||||
- | +8.1% | |||||||||||||
米)新規失業保険申請件数 |
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80.0万件 | 85.3万件 | |||||||||||
米)フィラデルフィア連銀景況指数 |
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+20.0 | +26.3 | |||||||||||
米)住宅着工件数 |
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153.0万件 | 153.0万件 | |||||||||||
↑・建設許可件数 |
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155.0万件 | 154.5万件 (154.4万件) |
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24:30 | 英)ブロードベントBOE副総裁の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
米)週間天然ガス貯蔵量 |
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- | -91 | |||||||||||
翌 06:00 |
NZ)ANZ消費者信頼感指数 |
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- | 106.9 | ||||||||||
翌 06:45 |
NZ)貿易収支 |
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+2.55億 | -5.01億 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時30分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・22時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
に注目が集まる。
米国以外では、
・06時45分:NZ)第3四半期GDP
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
・17時30分:ス)SNB政策金利&声明発表
・21時00分:英)BOE政策金利&声明&資産購入枠発表
・21時00分:英)BOE議事録公表
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・FOMC金融政策発表明け
・米FDA諮問委員会会合(モデルナの新型コロナワクチンの緊急承認に関して、実際の承認は最短で米国時間18日の可能性)
・明日(18日・金)に、日銀金融政策発表
・今週(12/14~)に、日本(18日・金)、スイス(17日・木)、英国(17日・木)、米国(16日・水)の金融政策の発表やオーストラリア(15日・火)の議事録の公表を予定
・来週(12/21~)に、トルコ(24日・木)の金融政策の発表を予定
・米国の金融政策(FOMC金融政策発表明け)
・新型コロナウイルス感染拡大やワクチン開発・承認の動向(世界中で感染が再び拡大、11日にファイザーのワクチンを承認済み→17日にモデルナのワクチンに関してFDA諮問委員会の会合あり)
・米国の追加経済対策(思惑高まる)
・米ドルの方向性(米ドル売りが主流)
・金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・米国の大統領選挙(新大統領はバイデン氏にほぼ確定もトランプ氏が認めない状況が続く)
・トランプ米大統領の発言(次期米大統領の発言にも)
・英国のEU離脱問題
・欧州の金融政策(10日に金融政策の発表を消化済み)
・原油と金を中心とした商品市場
・金融当局者や要人による発言
・注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
・米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
・日本の金融政策(今週・18日・金に金融政策の発表を予定)
・人民元
などが重要となる。
★★★
本日は、FOMC金融政策発表明けで、SNB金融政策発表とBOE金融政策発表、米FDA諮問委員会会合(モデルナの新型コロナワクチンの緊急使用)が行われる。
また、明日(18日・金)には日銀金融政策発表を控える。
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数とフィラデルフィア連銀景況指数、住宅着工件数/建設許可件数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、米FDA諮問委員会会合(モデルナの新型コロナワクチンの緊急承認に関して、実際の承認は最短で米国時間18日の可能性)が予定されている。
今週の為替相場は、週明けから米ドル売りの流れが優勢となって、ドル円は上値重く一時103円前半まで下落し、ユーロドルは底堅く一時1.22前半まで上昇している。昨日のNY市場でFOMC金融政策発表が行われ、一時的に米ドル買いの流れが加速したが、その後に再度米ドル売りの流れが優勢となり、イッテコイ状態となった。
本日は、米ドルの方向性と金融市場のリスク許容度、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向が重要となる。
その他、米国の金融政策(FOMC金融政策発表明け)や新型コロナウイルス感染拡大やワクチン開発・承認の動向(本日にモデルナのワクチンに関するFDA諮問委員会会合)、米国の追加経済対策、トランプ大統領の発言(次期米大統領の発言にも)、英国のEU離脱問題などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・06時45分:NZ)第3四半期GDP
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・17時30分:ス)SNB政策金利&声明発表
→内容次第も、スイスフランが動くキッカケとして注視
・21時00分:英)BOE政策金利&声明&資産購入枠発表
・21時00分:英)BOE議事録公表
→内容次第も、英ポンドが動くキッカケになりやすい
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時30分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・22時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
→結局、週明けから米ドル売りの優勢なまま
ドル円は上値重く下方向、ユーロドルは底堅く上方向
FOMC金融政策発表を消化しても、今のところ変わらず
ここからも引き続き、米株を中心とした金融市場のリスクオンの流れと米ドル売りの流れが継続するかどうかがキモ
既に、クリスマス・年末年始も間近
ここからは焦らず・無理せずに、上手く流れに乗りたいところ
■12月14日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(12/14~)に、日本(18日・金)、スイス(17日・木)、英国(17日・木)、米国(16日・水)の金融政策の発表やオーストラリア(15日・火)の議事録の公表を予定
▼来週(12/21~)に、トルコ(24日・木)の金融政策の発表を予定
▼13日(日)に、英EU通商交渉期限
▼16日(水)に、FOMC金融政策発表
▼17日(木)に、米FDA諮問委員会会合(モデルナの新型コロナワクチンの承認)
▼米国の金融政策(今週・16日に金融政策の発表を予定)
▼新型コロナウイルス感染拡大やワクチン開発・承認の動向(世界中で感染が再び拡大、11日にファイザーのワクチンを承認済み→17日にモデルナのワクチンに関してFDA諮問委員会の会合あり)
▼米国の追加経済対策(思惑高まる)
▼米ドルの方向性(米ドル売りが主流)
▼金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼米国の大統領選挙(新大統領はバイデン氏にほぼ確定もトランプ氏が認めない状況が続く)
▼トランプ米大統領の発言(次期米大統領の発言にも)
▼英国のEU離脱問題
▼欧州の金融政策(10日に金融政策の発表を消化済み)
▼原油と金を中心とした商品市場
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
▼日本の金融政策(今週・18日・金に金融政策の発表を予定)
▼人民元
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