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米ドル/円の押し目買い継続! ドル安要因
多いのに、米ドル安が進みにくい理由は?

2021年01月26日(火)11:55公開 (2021年01月26日(火)11:55更新)
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■ECB理事会、ややタカ派とも受け取れる内容に

 1月21日(木)に、ECB(欧州中央銀行)理事会が開催されました。

 政策金利は据え置きでしたが、声明ではパンデミック緊急購入プログラムの利用枠について、良好な資金調達環境であれば「すべて使用する必要はない」と表明しました。

 これは、以前にラガルドECB総裁が発言していた内容ですが、それが声明にも出てきたことになります。

ラガルドECB総裁

資金調達環境が良好なら緊急購入プログラムの利用枠をすべて使用する必要はないとの見解を示していたラガルドECB総裁。今回のECB理事会後に発表された声明では、そのラガルド総裁と同じ見解が示された (C)Visual China Group/Getty Images

 良好な状況であれば、すべて使用する必要がないというのは、当たり前の内容ですが、欧州は新型コロナの感染者数が多く、経済の動きを止めている地域もあるため、金融政策は緩和を続ける必要があるときです。

 市場参加者に対しても、ハト派な状況がかなり長い間、継続すると示唆するべきときだと思います。

 そのため、これは、ややタカ派とも受け取れる内容になります。

■米財政政策、1兆ドル規模でも米国株にはポジティブ

 目先の市場の注目材料は、FOMC(米連邦公開市場委員会)と、米国の1.9兆ドル規模の財政政策に関する協議になります。

 1.9兆ドル規模の財政政策に関しては、上院では民主党と共和党の議席が50ずつとなっていることもあり、規模と時期で実現性が、まだ高いとは言えない状況です。

 市場予想では、1兆ドル規模になるのではないか、という予想も多くあります。

 ただ、1兆ドル規模でも、かなりの金額のため、米国株にとっては良い材料となります。

NYダウ 日足
NYダウ 日足チャート

(出所:TradingView

■FOMC、パウエル議長のハト派スタンスは継続へ

 1月26日(火)~27日(水)に開催されるFOMCは、今年(2021年)に入り、投票券を持つメンバーの一部が変わりますが、全体的にハト派が多く、この面からは、米ドル安になりやすいことになります。

 今回は、目立った内容は出てこないと思いますが、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は記者会見で、低金利の長期化や量的緩和の継続を示唆し、ハト派な発言を続けると思います。

【参考コンテンツ】
FX初心者のための基礎知識入門:FOMC

パウエルFRB議長

バカラ村氏は、1月26日~27日に開催されるFOMCでは大きな政策の変更は予想されないが、パウエルFRB議長が記者会見でハト派な発言を続けると予想している (C)Bloomberg/Getty Images News

■米ドル安要因はあるが、新しい材料がないと進みにくい

 特に、1.9兆ドル規模の財政政策実現となれば、米長期金利が上昇(米国債の価格は下落)しやすくなります。

米長期金利(10年物国債利回り) 日足
米長期金利(10年物国債利回り) 日足チャート

(出所:TradingView

 その下がった米国債を、FRBが買い支えることになると思いますので、米ドル安要因になります。

 ただ、市場参加者も、パウエルFRB議長がハト派な発言をすると予想していることもあり、ここからは、新しい材料がないと米ドル安も進みにくいのではないかと考えています。

 昨年(2020年)後半は、米ドル安トレンドが続いていましたが、その動きも止まっており、直近1カ月ほどはもみ合いで、方向感のない推移が続いています。

【参考記事】
米ドル/円は目先、105円を狙う動きに期待! 「株高・米ドル安」は止まり、資金は米国へ(1月12日、バカラ村)
【2021年の見通し】米ドル/円、目先は97円。その後、年末に向けて110円へ上昇の可能性(2020年12月22日、バカラ村)

ドルインデックス 日足
ドルインデックス 日足チャート

(出所:TradingView

■引き続き、米ドル/円の押し目買い方針で!

 先週(1月18日~)は、米ドルの押し目買いで考えていましたが、英ポンド/米ドルは上がってしまったものの、米ドル/円やユーロ/米ドルは、横ばいでの推移が続いています

【参考記事】
米ドル押し目買い方針。ドル安を目指さないイエレン新財務長官の手腕にも注目!(1月19日、バカラ村)

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足チャート

(出所:TradingView

ユーロ/米ドル 日足
ユーロ/米ドル 日足チャート

(出所:TradingView

 米ドル/円は、今年(2021年)に入ってからは、102.59円~104.40円で推移しています。

 リスク選好での米ドル安やFRBによる低金利の長期化、財政赤字などは、米ドル安材料ではありますが、ロイターの算出によると、IMM(国際通貨先物市場)における投機筋の米ドルの売り越しは、2011年以来の水準まで偏ってきています。

【参考記事】
〔需給情報〕IMM通貨先物、ドル売り越し額が約10年ぶり高水準(ロイター)(外部リンク)

米ドル安トレンドが止まったこともあり、ポジションの買い戻しも出やすいと思います。

 そのため、このレンジは、上に抜ける可能性の方が高いのではないか、と考えています。

 米ドル安材料もあるため、上がっているときには買えませんが、先週(1月18日~)に引き続き、今週(1月25日~)も米ドル/円は押し目買いでいいのではないかと考えています。

【参考記事】
米ドル押し目買い方針。ドル安を目指さないイエレン新財務長官の手腕にも注目!(1月19日、バカラ村)
米ドル/円は目先、105円を狙う動きに期待! 「株高・米ドル安」は止まり、資金は米国へ(1月12日、バカラ村)
米ドル/円は、押し目買いで良さそう。日本のワクチン確保が円安要因になるかも(1月25日、西原宏一&大橋ひろこ)

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足チャート2

(出所:TradingView


【注目情報】

バカラ村の2022年上半期トレード実績大公開! 動乱の為替相場でも810pipsを獲得した、低リスクで高効率のトレードテクニックとは?(2022年07月25日/FX情報局)

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