本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NYダウの動向』、そして『明日から「EU首脳会議」が開催される点』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)耐久財受注&【除輸送用機器】」
・「米)新築住宅販売件数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標も、
・「NZ)第4四半期経常収支」
・「南ア)消費者物価指数」
・「独)製造業PMI【速報値】」
・「独)サービス業PMI【速報値】」
・「独)IFO景況指数」
・「欧)製造業PMI【速報値】」
・「欧)サービス業PMI【速報値】」
・「欧)鉱工業新規受注」
などに注目が集まる。
経済指標以外では、
・「米)ホーニング:カンザスシティ連銀総裁の発言」
・「加)カーニーBOC総裁の発言」
・「明日から『EU首脳会議』が開催される点(ギリシャ支援が具体化される可能性)」
・「ギリシャ問題を中心とする『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』」
・「『期末・年度末・リパトリ要因』」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原
油、米国以外の株式市場など)」
・「明日に『バーナンキFRB議長による出口戦略に関する議会証言』を控える点」
・「『米国の金融政策や出口戦略』への思惑(公定歩合引き上げの可能性も)」
・「『中国による金融引き締め』への思惑」
・「『金融当局者や要人による発言』」
・「『米国債の入札(23日→2年債・24日→5年債・25日→7年債)』」
などの要因に注意したい。
★★★
米国の経済指標は、「耐久財受注&【除輸送用機器】」と「新築住宅販売件数」がメイン
「NY株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要
な要因。
また、「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」からも目が離せない。
今週相次ぐ『米国債の入札(23日→2年債・24日→5年債・25日→7年債)』状況にも注意したい。
その他、「期末・年度末」や「リパトリ」などの要因による変動にも注意が必要。
現在の金融市場の焦点は「ユーロ圏の財政懸念や信用不安」、「米国の出
口戦略や金融政策」、「中国による金融引き締め」が中心。
特に、FOMC結果発表後の先週末の金融市場で「ユーロ圏の財政懸念や信用不安」
の発端となった「ギリシャの財政懸念」が再燃し、「ユーロ売り」や「リスク回避の流れ」が加速した点に注意したい。
25日・26日と「EU首脳会議」が開催され、ギリシャ支援が具体化されるか
どうかに大きな注目が集まっている。
更には、明日に「バーナンキFRB議長による出口戦略に関する議会証言」を控
える点にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・18時00分:独)IFO景況指数
→ユーロを大きく変動させやすい。まずは内容重視だが、その後はイキタイ方向
にイカされるか。
・21時30分:米)耐久財受注&【除輸送用機器】
→今週初のまともな米指標。発表内容もそうだがNYダウの反応も交えて、市場
のリスク許容度による方向性を重視したい。
・23時00分:米)新築住宅販売件数
→発表内容も重要だがNYダウの反応も交えて、市場のリスク許容度による方向
性を重視したい。また、25日・26日とEU首脳会議を控えての思惑などによる動意にも注意。
▼その他の本日の注目材料や注目点
・明日から『EU首脳会議』が開催される点(ギリシャ支援が具体化される可能性)
・ギリシャ問題を中心とする『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』
・『期末・年度末・リパトリ要因』
・他の金融市場
の動向(米株式、米長期金利、金、原
油、米国以外の株式市場など)
・明日に『バーナンキFRB議長による
出口戦略に関する議会証言』を控える点
・『米国の金融政策や出口戦略』への思惑(公定歩合引き上げの可能性も)
・『中国による金融引き締め』への思惑
・『金融当局者や要人による発言』
・『米国債の入札(23日→2年債・24日→5年債・25日→7年債)』
3月22日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした『株式市場の動向』
▼ギリシャ問題を中心とする『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』
▼『EU首脳会議(25日・26日開催)でのギリシャ支援』に関する話題や思惑
▼米国を中心とした『主要経済指標』
▼『バーナンキFRB議長による出口戦略に関する議会証言』
▼『米国の金融政策や出口戦略』への思惑(公定歩合引き上げの可能性も)
▼『期末・年度末・リパトリ要因』
▼『中国による金融引き締め』への思惑
▼『金融当局者や要人による発言』
▼『金や原油などの商品市場の動向』
▼『米国債の入札(23日→2年債・24日→5年債・25日→7年債)』
▼『米国の長期金利の動向』
▼『米国の主要企業の決算』
▼『オバマ大統領による金融規制案』への思惑
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3月24日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
||||||||
- | |||||||||||
06:45 | NZ)第4四半期経常収支 | ○ | -16.00億 | -14.13億 | |||||||
08:50 | 日)通関ベース貿易収支 | × | +5606億 | +852億 | |||||||
16:00 |
南ア)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.6% | +0.3% | |||||||
+5.7% | +6.2% | ||||||||||
17:30 | 独)製造業PMI【速報値】 | ○ | 56.8 | 57.2 | |||||||
独)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 52.1 | 51.9 | ||||||||
18:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 95.8 | 95.2 | |||||||
↑・IFO現況指数 | 91.0 | 89.8 | |||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 101.0 | 100.9 | |||||||||
欧)製造業PMI【速報値】 | ○ | 54.0 | 54.2 | ||||||||
欧)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 52.0 | 51.8 | ||||||||
欧)ビーニ・スマギECB理事の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||
19:00 |
欧)鉱工業新規受注 [前月比/前年比] |
○ | +1.8% | +0.7% | |||||||
+13.9% | +9.5% | ||||||||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | -1.9% | |||||||
21:30 | 米)耐久財受注 | AA | +0.6% | +2.6% | |||||||
↑・耐久財受注【除輸送用機器】 | +0.6% | -1.0% | |||||||||
23:00 | 米)新築住宅販売件数 | AA | 31.5万件 | 30.9万件 | |||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | BB | - | +101万 | |||||||
23:45 | 米)ホーニング:カンザスシティ連銀総裁 の発言 |
BB | 要人発言 | ||||||||
25:00 | ス)ジョーダンSNB副総裁の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||
26:00 | 米)5年債入札(420億ドル) | BB | - | - | |||||||
26:05 | 加)カーニーBOC総裁の発言 | ○ | 要人発言 | ||||||||
翌 06:45 |
NZ)第4四半期GDP [前期比/前年比] |
◎ | +0.8% | +0.2% | |||||||
+0.4% | -1.3% | ||||||||||
|
レンジ内でのロングでデイトレ。リパトリや明日にEU首脳会議を控えたリスク回避ヨリの円買いには十分に注意したい。
25日・26日にEU首脳会議を控え、上下どちらに傾いてもおかしくない。基本的には臨機応変に対応する予定だが、特に下方向の加速に注意し、チャンスがあれば乗りたい。
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