11月10日(水)■『米国の経済指標の発表』と『NYダウの動向』、そして『米・雇用統計発表後のドル買い戻しが優勢な流れの行方』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標の発表』と『NYダウの動向』、そして『米・雇用統計発表後のドル買い戻しが優勢な流れの行方』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)貿易収支」
・「米)輸入物価指数」
・「米)週間新規失業保険申請件数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「中)貿易収支」
・「加)貿易収支」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「NZ)RBNZ金融安定報告」
・「英)BOE四半期インフレ報告」
・「英)キングBOE総裁の発言」
・「加)カーニーBOC総裁の発言」
・「欧)トリシェECB総裁の発言」
・「ゴトオ日要因」
・「明日、米国が祝日で、為替及び債券市場が休場となる(株式市場は通常通り)」
・「明日から、G20サミットが開催される(11日・12日、韓国)」
・「米・雇用統計発表後のドル買い戻しが優勢な流れの行方」
・「金融市場のリスク許容度」
・「今週相次ぐ(8日・9日・10日)米国債の入札」
・「欧州の財政・金融不安」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の主要企業の決算」
・「中国の景気動向及び金融政策」
などの要因に注意。

★★★

10日の「ゴトオ日」。

「米国の経済指標」は、「貿易収支」と「週間新規失業保険申請件数」がメイン。
その他、「輸入物価指数」への注目度の高い。

「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連性が高い。

先週までの為替相場は、「FRBによる金融緩和観測」や「金融市場のリスク許容度」に大きな影響を受けており、大きな流れとして、「ドル売りヨリの地合い」となっていた。
引き続き、これらが最も重要なテーマ及び変動要因となりやすいが、「米・雇用統計」発表後に「ドルの買い戻し」が強まり、更には「欧州の財政・金融不安」が再燃し、「ユーロ売り」も優勢となっている点に注視したい。

本日は特に、明日、「米国が祝日で、為替及び債券市場が休場(株式市場は通常通り)」となる点や、明日から「G20サミットが開催される(11日・12日、韓国)」点も要注意ポイント。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・05時00分：NZ)RBNZ金融安定報告

・時刻未定：中)貿易収支
→その結果は世界的に景気動向も連想されやすく、金融市場に大きな影響を与えやすい

・19時30分：英)BOE四半期インフレ報告
・19時30分：英)キングBOE総裁の発言
→内容次第だが、ポンドへのインパクトは大

・22時30分：加)貿易収支

・22時30分：米)貿易収支
・22時30分：米)輸入物価指数
・22時30分：米)週間新規失業保険申請件数
→久しぶりの米国の経済指標。内容そのものよりは、米・雇用統計発表後のドルの買い戻しの流れが強まるか、ドル売りが再開するのかが重要

・26時15分：加)カーニーBOC総裁の発言
→言及次第

・27時00分：欧)トリシェECB総裁の発言
→言及次第。欧州の財政・金融関連の発言に注意

▼その他の本日の注目材料や注目点
・ゴトオ日要因
・明日、米国が祝日で、為替及び債券市場が休場となる(株式市場は通常通り)
・明日から、G20サミットが開催される(11日・12日、韓国)
・米・雇用統計発表後のドル買い戻しが優勢な流れの行方
・金融市場のリスク許容度
・今週相次ぐ(8日・9日・10日)米国債の入札
・欧州の財政・金融不安
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・米国の主要企業の決算
・中国の景気動向及び金融政策


11月8日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米・雇用統計発表明けでの影響
▼G20サミット開催[11日・12日、韓国]
▼米国を中心とした株式市場
▼ドル売り地合いの行方
▼FRBによる追加金融緩和観測
▼金融市場のリスク許容度
▼米国を中心とした主要経済指標
▼米国の長期金利
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼米国の主要企業の決算
▼欧州の財政・金融不安
▼中国の景気動向及び金融政策
▼今週相次ぐ[8日・9日・10日]米国債の入札
▼世界的な景気先行き懸念
▼人民元切り上げへの思惑[G20サミットなどを控えて]
▼欧州によるユーロ高への懸念や牽制
▼日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感

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11月10日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・10日のゴトオ日 ・米国の主要企業の決算発表 ・明日、米国が祝日で、為替及び債券市場が休場となる点(株式市場は通常通り) ・明日から、G20サミットが開催される点(11日・12日、韓国)
05:00		NZ)RBNZ金融安定報告	○	-	-
08:30		豪)ウェストパック消費者信頼感	×	-	+3.3%
未定		中)貿易収支	◎	4390億	5960億
14:00		日)消費者態度指数	×	40.8	41.4
15:30		仏)消費者物価指数	×	+1.6%	+1.6%
16:00		独)卸売物価指数 [前月比/前年比]	×	-	+1.0%
				-	+7.6%
16:45		仏)鉱工業生産	×	+0.5%	±0.0%
		仏)製造業生産指数	×	+0.6%	±0.0%
19:30		英)BOE四半期インフレ報告	◎	-	-
		英)キングBOE総裁の発言	◎	要人発言
21:00		米)MBA住宅ローン申請指数	C	-	-5.0%
22:30		加)貿易収支	○	-16億	-13億
		米)貿易収支	AA	-450億	-463億
		米)輸入物価指数 [前月比/前年比]	BB	+1.2%	-0.3%
				+3.6%	+3.5%
		米)週間新規失業保険申請件数	AA	45.0万件	45.7万件
24:30		米)週間原油在庫	BB	-	+195万
26:15		加)カーニーBOC総裁の発言	○	要人発言
27:00		米)30年債入札(160億ドル)	BB	-	-
		欧)トリシェECB総裁の発言	○	要人発言
28:00		米)財政収支	B	-1400億	-1764億
翌6:30		NZ)企業景況感	×	-	49.2
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

メインはユーロドル

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各々の市場の流れを重視(特にNYタイム)。下落の継続・加速時に追随

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