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陳満咲杜の「マーケットをズバリ裏読み」

米ドル/円は一直線に下がるのか、
それともリバウンドはあるのか?

2009年03月23日(月)15:25公開 (2009年03月23日(月)15:25更新)
陳満咲杜

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 先週はドルが全面安の展開となった。ドルインデックスは、週次では24年ぶりとなる下げ幅を記録し、為替市場全体が高いボラティリティにさらされた。

 直接の引き金を引いたのは、18日のFRBによるFOMC声明だ。同声明では、向こう6カ月で最大3000億ドルの長期国債を買い取るほか、新たに7500億ドルのモーゲージ関連債券の買い取り拡大が表明された。
米ドル/円 と ユーロ/米ドル(週足)
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 週足
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■「ドル高時代の終わり」が始まった!

 市場の反応は当然ドル売り一色となった。特筆すべきなのは、18日におけるユーロ/米ドルの上昇幅が史上最大だったことだ。これは「ドル高の終り」が始まったと考えるべきではないだろうか。

 難しいことを考える必要はない。要するにFRBがドルを刷りまくることを決定したということである。理論上、FRBはいくらでもドルを作り出せるから、自ら直接国債を買うという行為は印刷機のボタンを押すことに等しい。

 多額の財政赤字を抱える米国は、その未曾有の規模まで膨らませつつある財政赤字の半分以上を海外資金によって賄っている。

 より重要なのは、その米国の中央銀行が、自らのバランスシートを傷付ける覚悟でやっているので、もはや誰にもなす術がなく、米国の当局としても最後の手段を出した印象が強いということだ。言い換えれば、ドルの信頼を犠牲にするしか道がない、というところまで米国が追い込まれているのだ。

 私は、昨年10月あたりからこの可能性を繰り返し指摘しており、多くのインタビュー記事でも米国の量的緩和政策の拡大とその危険性を指摘してきた。だから、FRBの決定には全く驚かなかったが、それでも想定よりFRBの行動は素早かったと感心している。
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