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太田忠
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陳満咲杜の「マーケットをズバリ裏読み」

「豚肉」がおいしくても「豚」の反撃に注意!
足元のユーロ安は「市場の気まぐれ」だ!!

2010年02月12日(金)17:19公開 (2010年02月12日(金)17:19更新)
陳満咲杜

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■ユーロ圏の国々が意図的に投機筋に打撃を与える!?

 筆者がこのような判断を下すのは、テクニカル分析だけではなく、市場心理の分析によるところが大きい。

 特に、次の3つのポイントを重視している。

(1)特定の通貨に対して、偏ったポジションが過大に積み上げられているかどうか。
(2)マスコミが危機をあおっているかどうか。偏った学者の論点やアナリストのコメントばかりが取り上げられているかどうか。
(3)有力金融機関が、そろってトレンドに沿ったターゲットを伸ばしているかどうか。


現在、この3つのポイントはすべて当てはまっている

 まず、先週のデータを見ると、先物市場では「リーマン・ショック」の時よりも多量のユーロ売りポジションが積み上げられ、その規模は80億ドル相当と推測される。

 そして、昨年9月下旬に、米ドル安のクライマックスに向けて「原油決済通貨の変更」といったバカバカしい話が伝えられたことを、皆さんは覚えておられるであろうか?「原油決済通貨の変更などバカバカしい話。ドル安はこのあたりでクライマックスか?」を参照)

 「リーマン・ショック」を予言したことで有名なニューヨーク大学のノリエル・ルービニ教授が、最近になって「ユーロ消滅」といったバカバカしい(⇒失礼!)予言を行い、これがマスコミに広く取り上げられている

 さらに、ユーロ安の進行につれ、有力金融機関が競って1.2600ドル、1.2400ドル、1.2000ドルといった過激なユーロ/米ドルの予測値を出し始めた

 その中には、昨年の年末に1.5500ドルというターゲットを掲げた有力アナリストもおり、一転して1.2000ドルに豹変したほどの「君子」もいたほどだ。
ユーロ/米ドル 週足
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 週足

 この3拍子がそろっているから、マーケットが近々、「豚」の反撃を食らうだろうと言っているのだ。

 「マーケットの内部構造が現実の出来事を引き起こす」という法則に従っていれば、1997年に起きた香港の通貨・株の危機のように、ユーロ圏の国々が意図的に投機筋に打撃を与える連合行動に出るといったシナリオさえ想定しなければならないと思う。

 これこそ、筆者が以前から指摘していた「いずれ、ユーロ買いの材料が出る」ということなのかもしれない。

■マーケットの解釈は、いつも「我田引水」に徹している

 夏に向け、来るべきユーロの反発が見られた時、メディアで経済学者や識者がコメントする「ユーロ高・米ドル安」の根拠は、今から容易に想定できる。

 それは、次のようなものだ。

 「米国の財政赤字が1兆6000億ドルに達し、GDPの10.6%に相当する。ギリシャの同12.7%よりわずかに少なく、スペインの9.2%より高く、ユーロ圏の平均の2倍にも達している。だから米ドル安は当然だ……」

 ちなみに、前日もユーロ安の様相となっていたが、依然として、マーケットの解釈は「我田引水」に徹しているように見える

 たとえば、前日の某有力国際通信社のサイトでは、「ギリシャ支援表明、具体策示さず、ユーロ続落」や「米株反発、ギリシャ支援好感」といったタイトルが並んでいた。



前回のコラムでは、ボリンジャーバンドに関する解釈を説明すると申し上げた「現在の下げ変動が08年の『デジャヴ』なら、ユーロ/ドルのターゲットは1.3485ドル近辺」を参照)

 だが、かなりのボリュームになり、本コラムの更新タイミングに合った最新の話ができなくなってしまうので、筆者のブログ(為替の真実)で何回かに分けて更新する予定だ。ぜひご覧になっていただきたい。

(2010年2月12日 東京時間14:30記述)
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