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 雇用統計はほぼ予想通りだった。イースター前だったこともあり、ダイナミックな動きは見られなかった。ドル金利はほぼステージを変えず、米国株も静かだった。ドル円、ユーロ円がやや高いところで終了しているが、この後も引き続き上がっていきそうな勢いは感じられない。レンジ内の動きで終始しそうだ。

 私は雇用統計前にドル円をショートに構えていた。雇用統計が良くても悪くても、米国株は落ちるだろうと考えていたからである。しかし発表後にはすぐにドル円が吹き上がり、私のショートポジションも秒殺されてしまった。あっという間にストップ注文が付いたのである。

 今週はインフレ指標や小売売上高などが発表されるが、インフレ指標もそろそろ食傷気味である。どうせ高めに出ても、年内の利下げ期待は下がらないだろうと想像が付くからである。

 それにしてもFRBが主張する年末の政策金利は5.125％である一方、市場の取引レートはそれよりも100ベーシスも低い。この間のギャップを埋めるのは、いったい何になるのであろうか。今年はもう残り8ヶ月しかない。

 さて本日は欧州はイースターマンデーでマーケットは閑散としているが、昨日正式に就任した植田日銀新総裁の記者会見が行われる。黒田総裁が10年前に会見した時のようなサプライズでマーケットが大きく動くというようなことは、逆に避けるのではないかと思うが、一応、円相場の動きは留意しておきたい。

日本時間 15時00分

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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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