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 昨日はマーケットがあまり動くことはなかった。債務上限問題に新しい展望が開けたわけでもなく、また中小の金融機関での信用不安が去ったわけではない。市場は相変わらず楽観的であり、年内の利下げを織り込んでいる割にはドル相場がなかなか下がっていかない。

 その中でも気を吐いているのは日本株である。TOPIX指数はバブル後のマックス戻し高値である2100ポイント台に乗せてきた。そこが当面の目標となるのは間違いないが、コロナ中の特需がなくなって利益低減が見込まれる中、PERが異常に高まってきている。バリューをはるかに超えて買われてくると、いつも決まって出てくるのが「持っていないリスク」だ。そろそろ警戒ゾーンに入ったとみるべきであろう。

 私としてはドル円を買ってみたりもしたのだが、136円台の値保ちが悪いので、長くは持っていられない。あんまり生産的なトレードはできなかった。そして心のどこかではどこかでユーロドルのショート攻めに転じないといけないと感じながらも、やはり手が出なかった。明確な戻しもなかったし、突っ込んで売りに行きたくなるようなステージもなかった。

 今晩は強め予想の米小売売上高やFRB要人の発言も相次ぐ。そして先週末から延期されていたバイデン大統領と共和党のマッカーシー下院議長の債務上限に関する協議が行われる。ここでメドがついてバイデン大統領は意気揚々とG7サミットへと行きたいところだろうが、すんなり行くのか注目したい。

日本時間 15時40分

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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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