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 昨日はバイデン大統領がアメリカに帰国し、いよいよ債務上限の引き上げ問題がクローズアップされてきた。市場の引け後に直接に会談するということで、当面は様子見。それでもすでに妥結することを見越して、マーケットは完全にリスクオンなムード。米国株は高値圏での張り付きが続いている。

 またFEDメンバーからのタカ派気味の発言が続いたことで、ドル金利は上昇しており、ドル相場も上がっている。「まだターミナルレートに至っていない」とか「年内にあと２回の利上げが必要」などとの発言が出たものだから、利上げ停止を見込んでいたマーケットはビックリした。

 それでアジア時間までは重たくてドルの利食い売り優勢だった転換だったのだが、急激にドル買い一色となったのだ。ドル円は再び138.70あたりまで持ち上がって、これで３度目の高値で同じようなところで並んだ。

 ユーロドルも下に行きたいのだろうが、ユーロ円も強烈に買い進まれたので下がりにくくなっている。おかげで１日での値幅も30ポイントほどだけとなり、ほとんど見た目の上では動かなかった。

 しかしインフレが国際的な問題になっているときに、日本だけがマイナス金利を継続している。なんとも異様な光景だ。多分に30年前の急激な金融引き締めから引き出されたバブル崩壊が頭の中に焼き付いて離れないのだろう。

 当時を思い出すと、世界の主要都市で東京がいちばん物価が高いとされた。何を買おうにも高いのである。それが今はとっても安いということで、世界中から観光客を引き寄せている。一時期の香港のように。

日本時間 15時30分

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0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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