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 雇用統計の結果はほぼ市場の期待する通りになった。失業率は良くて、就業者数の増加分も20万人くらい。平均時給も予想を上回っていたとは言うものの、プラス0.4％なので許容の範囲内という訳だ。まずまずソフトランディング論が大勢を占めてくる。

 先日に出たGDP統計からもリセッションは見られないので、年内利下げの可能は完全になくなっている。ドル相場は下がったとは言え、ドル円は依然として141円台だし、135円とかまで進んでいるわけではない。長期金利も4％の大台を上回ったままだ。

 ドル円も発表からの30分で１円ほどの下落を演じたのだが、その先についていっていいものかどうか、今のところ不確かだ。何分にも夏枯れ相場のことではあるし、つぎに動き出すようなダイナミズムを持てるのは８月下旬のジャクソンホール会合まで待った後でないといけないかもしれないからだ。

 マーケットの反応も限定的だとわかると、すぐさま関心は決算発表をしたアマゾンとアップルに移っていった。二つは対照的な動きを示した。アマゾンは株価を飛ばし、一方でアップルは緩い。ニューヨーク時間の午後はどちらかというと、アップルのほうに引きずられていったようだ。

 今週は材料が少ない。ドル金利絡みのイベントばかりである。増額になった米国債の入札と、遅行指標であるCPIである。すでに米国債は格下げされており、さらなる注目度は薄いかもしれない。

日本時間 15時00分

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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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