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 もうドル円をショートで持っていることはできない状態になってきた。もちろん短期的なロングポジションの修正などを期待してのショート持ちはありうると思う。しかし146円台に乗せてくるまで、まだはっきりとした当局者からの牽制発言はない。

 それはかえって恐る恐るではあるが、ここからでもドル円の買い上げが正攻法であろうとことを示している。日々にだんだんと押し目が切り上がってきているのだ。どこかで目をつぶって少量でも買っておかないといけないところだ。

 昨日は146円台で定着するかに思われた。なぜならそれまでも大台を割り込むほどまでには大きな調整が入らなかったからである。しかし昨日はニューヨーク序盤で、とくに指標の発表前にかなりのドルロングの投げが出た。ドル円は145円台に後退し、ユーロドルも復調気味。それでもドル金利の水準が切り下がらないものだから、ドル相場も突っ込んで下値トライをするわけにもいかなかった。

 中国の大手不動産デベロッパーが破産申請をしたと言うことで、マーケット全体はリスクオフ。しかも金利がやや上昇中でのリスク回避であった。中国の不動産が危ないとはずっと言われていたことだが、ここに来てリスクが顕在化したということのようだ。

 本日まではまだ日本はお盆休みモードだが、世界的なリスクオフにつられる形で日本株も軟調さを増して来ている。これが来週以降の需給にどう影響を与えるのか、それを見極めたいところ。

日本時間 15時20分

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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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