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 中国の貿易が輸出も輸入も減少していた。これは予想よりは減少幅は少なかったとはいえ、傾向として前回と変わらない。輸入の方は国内の購買力低下もあろうが、日本からの水産品を規制しているので今後はますます減少することになるだろう。懸念されるのは輸出の方である。これがGDPの伸びを後王的に低迷させる要因にもなりうる。はたして目標の成長率に達成されるかどうかも怪しくなってきた次第である。

 不動産市場にも不安を抱えている上に、地方の過剰債務も心配レベルにまで達している。地方税の種類を減らして中央集権化したのがアダとなって、地方はますます土地の使用権の売買に収入を依存する形となっているのだ。

 そうした中国の景気後退を余り深刻に受け取っていないマーケットの方が心配材料である。格下げされても上がっていかない米長期金利、ぜんぜん起こりそうもない米国内のソフトランディングなど。

 そういうわけで中国不振は世界中に広まる可能性を秘めているなか、昨日のマーケットは材料が薄いせいもあって、小動きに終始した。ドル円は一向に147円台を割り込まず。ひたすら年初来の高値トライの姿勢である。

 本日になってまた財務省から急速な変動は良くないという内容の発言を出した。それでも147円台を瞬間的に割り込んだとはいえ、調整の範囲内。なかなかドルが下がり切らないでいる。

日本時間 15時20分

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米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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