本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』と『米国の金融政策への思惑』、そして『米ドル売りや日本円売りの流れの行方』にあり。
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5月16日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の決算発表が相次ぐ | ||||||||||||||
08:50 |
日)第1四半期GDP【一次速報】 [前期比/前期比年率] |
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-0.4% | +0.1% | ||||||||||
-1.5% | +0.4% | |||||||||||||
↑・名目GDP【一次速報】 | +0.2% | +0.5% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【一次速報】 | +3.3% | +3.9% | ||||||||||||
10:30 | 豪)失業率 |
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3.9% | 3.8% | ||||||||||
↑・新規雇用者数 | +2.37万人 | -0.66万人 | ||||||||||||
13:30 |
日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比] |
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- | +3.8% | ||||||||||
- | -6.7% | |||||||||||||
20:00 | 英)グリーンMPC委員の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
20:30 | 独)ナーゲル独連銀総裁の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
21:30 | 米)新規失業保険申請件数 |
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22.0万件 | 23.1万件 | ||||||||||
米)住宅着工件数 |
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142.0万件 | 132.1万件 | |||||||||||
↑・建設許可件数 |
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148.0万件 | 145.8万件 (146.7万件) |
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米)フィラデルフィア連銀景況指数 |
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+8.0 | +15.5 | |||||||||||
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
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+0.3% | +0.4% | |||||||||||
+0.4% | +0.4% | |||||||||||||
22:15 | 米)鉱工業生産 |
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+0.1% | +0.4% | ||||||||||
米)設備稼働率 |
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78.4% | 78.4% | |||||||||||
23:00 | 米)バーFRB副議長の発言(投票権あり) |
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要人発言 | |||||||||||
米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言(投票権あり) |
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要人発言 | ||||||||||||
23:30 | 米)週間天然ガス貯蔵量 |
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- | +79 | ||||||||||
米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言(投票権なし) |
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要人発言 | ||||||||||||
25:00 | 米)メスター:クリーブランド連銀総裁の発言(投票権あり) |
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要人発言 | |||||||||||
28:50 | 米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権あり) |
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要人発言 | |||||||||||
翌 07:45 |
NZ)第1四半期生産者物価指数 |
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- | +0.7% | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
・21時30分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・21時30分:米)輸入物価指数
・22時15分:米)鉱工業生産
※その他→FRB高官の発言多数あり
に注目が集まる。
米国以外では、
・08時50分:日)第1四半期GDP【一次速報】
・10時30分:豪)失業率&新規雇用者数
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・米国の決算発表が相次ぐ
・米国の国債利回りの動向(米国の長期金利)
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・米国の金融政策への思惑(次回金融政策発表は6月12日)
・日本による円安牽制や為替介入(4月29日と5月2日に為替介入)
・金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言や円安牽制や為替介入に関する発言に注意)
・米ドル、日本円、ユーロの方向性
・注目度の高い米国の経済指標の発表(15日の消費者物価指数がメイン、その他にも生産者物価指数と小売売上高に特に注意)
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・米国のインフレの動向(経済指標や要人発言などで今後への思惑)
・日本の金融政策への思惑(次回金融政策発表は6月14日)
・ユーロ圏の金融政策への思惑(次回金融政策発表は6月6日)
・米国の主要企業の決算発表(多い)
・中東情勢(地政学的リスク)
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標は、比較的小粒だが数多くの発表が予定されている。
新規失業保険申請件数とフィラデルフィア連銀景況指数、鉱工業生産の他、住宅着工件数/建設許可件数や輸入物価指数も発表される。
一方、経済指標以外のイベントでは、複数のFRB高官の発言が行われる。
今週の為替相場は、週明けから日本円売りの流れが継続・加速したほか、ユーロ買いの流れも優勢となって、ドル円は上値を試して156円半ばで底堅く推移し、ユーロドルはジリジリと1.08前半まで上昇していたが、昨日のNY市場で米国の消費者物価指数と小売売上高の発表を受けて米ドル売りの流れが強まって、ドル円は154円後半まで下落し、ユーロドルは1.08後半まで上昇している。
本日は、主要な株式市場及び米国債利回りの動向、米国の金融政策への思惑、米ドル、日本円、ユーロの方向性、金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言に注目)が重要となる。
その他、日本による円安牽制や為替介入(既に複数回の為替介入を実施)、注目度の高い米国の経済指標の発表、米国の主要企業の決算発表、原油と金を中心とした商品市場の動向などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・08時50分:日)第1四半期GDP【一次速報】
→注目度はそれなりにある
・10時30分:豪)失業率&新規雇用者数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きい
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
・21時30分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・21時30分:米)輸入物価指数
・22時15分:米)鉱工業生産
※その他→FRB高官の発言多数あり
→米国の生産者物価指数、消費者物価指数、小売売上高の発表を消化
米ドル安、米株高の流れが優勢に
この流れが継続するかどうかがキモ
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)