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 昨日も米国債の入札結果が芳しくなった。すでの現行の利回りでは満足しないという状況だ。利回りが良くなるのは債券価格が下がらなければならない。つまり安いとろろでしか買いたくないという意欲が強まってきたのだ。米ドル金利の上昇は他の資本市場にもプレッシャーをかけ、特に米国株は目先が重い展開が続いた。

 それに素直に反応してドル相場も強かった。値幅は小さいものの、ユーロドルは1.08ちょうどまで差し込んで、ドル円も157円台の後半まで上げた。ここに来てもドルの買い満足感は感じられない。このレベルではまだまだ円安を理由に実弾介入が入るレベルではないという安心感からでもある。

 ４月末にドル円が160円台に達したときに実弾介入が見られたので、次に出動するのは160円台を越えてからだとする見方が強い。これは役所仕事の悲しいところであって、158円や159円で介入するのであれば、なぜ157円では介入しないのかという疑問に論理的に答えないといけない。

 つまり恣意的にやることだけは避けなければいけない立場なのだ。好き嫌いでやっているのでもなく、思いつきでやっているのでもないと見せないといけないのだ。そうなると次に手を出せるのは必然的にフレッシュ・ハイでということになる。

 今日も中長期金利とのにらめっこになる。最近ではドル金利に加えて、日本円の長期金利にも注目が集まっている。円債の中心銘柄が１％を越えてきてからというもの、日本株の重さも明確になってきており、それが日銀の決断を急がせることになる可能もある。

日本時間 15時00分

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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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