昨日のアメリカは半日営業であったが、出てきた経済指標は雇用も景況感も金利低下を促すものとなった。金利低下にともなって米国株は史上最高値を更新して独立記念日を迎えることとなった。
相変わらずドル円の買い安心感はある。政府の為替介入が怖くて、高いレベルを攻めて生きづらい状態の続いていた日本株もやや上値が軽くなってきた。実弾で介入されるとドル円の値段は下がることになり、連動して株価も落ちるからだ。
介入警戒で高いゾーンでの株買いを抑え込んでいたものが、今週になって掃けてしまったようである。それだけ介入はないものと広く認識されだしているのだ。
今日はイギリスの総選挙である。しかしあまり盛り上がっていない。それは次は現政権のスナク首相率いる保守党の大負けが早いうちから予想されているからだ。だから政権交代が起こって労働党内閣が新たに立ち上がったにしても、それはノーワンダーなのである。
旧政権ではBREXITを達成したが、経済的にも移民問題的にも、目に見える効果は上げ切れていない。新政権ではもうちょっとEU寄りの政策が多くなりそうなことが期待されている。
日本時間 15時40分
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