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 先週のアメリカの経済指標が出てきてから、マーケットは急激に景気重視型にシフトしたようだ。なにも目立って悪化したデータだったわけではないが、９月利下げを控えて敏感になっている時期でもあった。

 パウエル議長がインフレだけでなく、雇用など他にも気にするべきファクターがあると発言したものも効いている。そこへ弱めの数字が出てきたものだから、国内景気は思ったほど良くないのではないかとおも不安が襲ったものと見える。

 先週末の米国株の大幅な下げに続いて、週明の日本株も過去最大の下げ幅を記録した。年初来の安値も完全に通り越しているので、これで新NISAで始めた投資家は全滅だということになる。長期で持つのがNISAなのに、さっそく持ちきれずに損切りしている人びともいるようだ。日経先物でも断続的に投げ売りが出てきて、途中に２回ほどサーキットブレークが発動されたほどだ。

 ドル円も例外ではなかった。朝の146円台でもちょっと不安なレベルであったのに、ドルの売りは断続的に出てきて、東京時間のうちに141円台まで下げに下げた。私もドル売りで短期ベースで参戦したが、あまりアゲインストに振らされることはなかった。

 ドル円は当局がドル売り介入していることだし、FEDと日銀の金利スタンスからもファンダメンタルズ的に下向きを志向している。落ちるスピードが速いと言うことで、いきなりドル買い介入に転じることもしないだろう。ドル円は当面は戻り売りで臨んでいかないといけないのだろう。

日本時間 16時50分

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米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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