【オンライン交流会開催のお知らせ】
田向さんのメルマガ『田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!』内で開催されている、オンライン交流会の第25回目の開催が決定しました!
開催日時は、10月4日(金)20時30分からで、参加できるのは9月24日(火)までにメルマガ購読者となった方です。石破ショックをきっかけに、米ドル/円は146.98円から141.63円まで急落したものの、その後反発するなど方向感が定まりませんが、足もとの相場状況をみなさんで確認しましょう。
「オンライン交流会の雰囲気ってどうなの?」「田向さんのメルマガはどんな内容なの?」という方は、以下の記事や動画を参考にしてみてください。
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⇒FXのことをなんでも相談できるオンライン交流会がスタート! 田向宏行さんがチャートを交えて直接答えてくれた! 参加者同士の交流も
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米ドル/円は石破ショックで146.48円から1日で4円以上急落。相場の未来は誰にもわからないことを痛感した動きだった
米ドル/円日足は139円台を底に上昇への動きとなりかけましたが、先週のコラムで書いたように、トレンド序盤の動きは不安定で、9月27日(金)の自民党総裁選挙で急落しました。
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⇒米ドル/円は139.56円まで下げたが、直近は大きな相場の終盤か、新しい相場の序盤の可能性。相場の終盤や序盤はリスクを抑え、中盤の大きな動きは突っ込み利益を狙う!(9月24日、田向宏行)
ちまたでは「石破ショック」とか、「高市ロス」と呼ばれているようです。
この9月27日(金)は、146.48円まで上昇してから、1日で4円以上も急落しました。石破新総裁決定の1時間だけを見ても3円ぐらい急落していて、介入並みの威力でした。
(出所:TradingView)
この動きで、米ドル/円日足は、誰もが利益を狙いやすい中盤相場に向かうことに失敗し、再び方向感の弱い序盤相場に戻っています。
いつもメルマガや当コラムでお伝えするように、相場の未来は誰にもわからないことを痛感した動きだったと思います。
米ドル/円は大まかに言うと、140円から150円ぐらいの幅でしばらく膠着する可能性
この序盤相場では、日足ダウ理論に従って、9月12日(木)高値143.03円や9月20日(金)高値144.48円の上に買い逆指値注文を置いて、買いポジションが出来た方もいたと思います。
(出所:TradingView)
メルマガでは、急落のあった9月27日(金)の昼前の配信で、145円台で決済してもいい旨の配信をしており、参考にされた方は利益を確定できたと思います。
田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!
2024年9月27日(金)11:57の配信メールより一部抜粋
USDJPY 144円から145円台
このため、145円台で利益が乗っているうちに決済しようという人もいるでしょうし、それも構わないと思います。
但し、決済した後に上昇した場合、慌てて飛び乗らないことをお勧めします。
一度決済した後は要注意で、利益は確定させたのに、人の「欲」が必要以上のリスクを取ってしまいやすくなるからです。
ただし、その後値が伸びても飛び乗るのは避けた方がいいこともお伝えしており、146円ミドルまで上値を追っていた場合は、急落に巻き込まれたかもしれません。
今後の米ドル/円相場はおそらく、ここから139.56円を割り込まない限り、139円台から147円台ぐらい、もう少し大まかに言うと、140円から150円ぐらいの幅でしばらく膠着する可能性を考えておいた方がよさそうです。
(出所:TradingView)
米ドル/円は日足レンジ下限だった142.88円を割っても、すぐに急落せず。買いを考えた人もいて、トレンド序盤の特徴が出ている
チャートを見る者として注目したいのは、日足レンジ下限だった9月25日(水)安値142.88円を割った後の動きです。142.88円を割っても、すぐに相場は急落しませんでした。
1時間足チャートを見ると、この付近では十字線が出て、相場が膠着しています。
(出所:TradingView)
結果的にはその後下げていますが、ここに買い手の損切りはあまりなかった可能性があり、ここで買いを考えた人もいたことがチャートに表れています。
ということは、まだ序盤の相場で米ドル/円相場が買いに大きく傾いていないことと、下げても買い手がいたことから、下げたところを買おうという人がいる可能性もあり、拙著でご説明したトレンド序盤の動きの特徴が出ています。
カマラ・ハリス氏の優勢はひっくり返る可能性。ヒラリー・クリントン氏も高市早苗氏も優勢とされながら逆転された
ただ、いずれにせよ米ドル/円はこうした方向感が弱い状況で、11月5日(火)の米国大統領選挙に向かうことになります。
その米国大統領選挙では、両候補が拮抗しつつも、最近はカマラ・ハリス氏の優勢も伝えられています。
この状況で思い出したのは、2016年のトランプ氏とヒラリー・クリントン氏の大統領選挙で、この時もクリントン氏優勢の報道がありましたが、結果はトランプ氏でした。
また、9月27日(金)の自民党総裁選挙は事実上の日本の首相選択でしたが、高市早苗氏が有利とされながらも、決戦投票の土壇場で石破氏に逆転されました。
もしかすると、ガラスの天井(※)があるのかもしれません。
(※ガラスの天井とは、性別や人種などを理由として、有能な人物が不当にキャリアアップを阻害されること)
これは有権者が考えることですから、どうなるかはわかりませんが、もしそうなら、今回の米国でもカマラ・ハリス氏の優勢がひっくり返る可能性がありますし、相場でそう考える人もいるかもしれません。
米ドル/円は米大統領選まで、相場の方向性だけでなく流動性の低下も考える必要。個人投資家はできれば避けたほうがいい相場に
となると、相場は引き続き、結果が出るまで傾きにくくなります。
さまざまな政治要因で、米ドル/円市場が売り手か買い手に傾きにくくなると、市場参加者は減ってきます。
私たち個人投資家が利益を得にくいと思うのと同様に、プロの人も利益を取りにくい相場になっていく可能性が高いからです。
つまり、ここが勝負すべき場面ではないと考える人が今後も増える可能性が高まります。
すると、相場は方向感がなくなり、流動性も低下するので、場合によっては大きな値動きをしますが、それが続くとも思えません。上や下に相場の壁があるからです。
私たち個人投資家が利益を得やすいのは、これまでの当コラムでも書いているように、相場が多数派に傾いている状態です。
これを一般にはトレンドといいます。
売り手でも買い手でも、どちらかに相場が傾くから、その方向に乗れば利益になりますが、相場が膠着した状態や参加者が少ない状態は難しくなります。
ここから米国大統領選挙までは、単に相場の方向性だけでなく、流動性低下の可能性も考えておく必要があり、チャート分析では、時間軸の違いを理解しているかどうかにかかってきます。
動いたと思って参入すると、高値買いだったり、安値売りをすることになりやすく、個人投資家はできれば避けた方がいい相場に向かいやすくなっていると思われます。
4年に1度の米大統領選と衆院選を両方経験できる貴重な機会。トレーダーとして成長する力になる
ただ一方で、この時期にFX相場に参加している人は、4年に1度の米国大統領選挙と日本衆議院総選挙を両方経験できる貴重な機会にいることにもなります。
こうした経験を経ることは、今後もFXや相場取引を続けるなら貴重な時間です。
数年に1度しか体験できない時間を過ごすことになるので、この点からも日々の値動きに注目すると、トレーダーとして成長する力になるのではないかと思っています。
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次回のオンライン交流会は10月4日(金)開催。9月24日(火)までにメルマガ購読申込をされた方が参加可能
なお、メルマガ内で開催する次回のオンライン交流会は、10月4日(金)20時30分からスタートします。9月24日(火)までにメルマガ購読申込をされた方が参加可能です。
オンライン交流会でご
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」とも言いますし、みなさんハンドル名を使って交流会に参加しています。画像や音声を使わない方法もあるので、他人の目を気にして萎縮
誰でも最初は初心
そうした意味でも、オンライン交流会は個人投資家の役に立つと思っています。
【ザイFX!編集部からのお知らせ】
ザイFX!で新連載をスタートした田向宏行さんと、ザイFX!編集部がお届けする有料メルマガ、それが「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!(月額:4400円・税込)」です。
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さらに、トレーダーを孤独にしたくないとの思いから、月2回、Zoomなどでオンライン交流会を実施する予定です! 田向さんに相場の見方を直接聞いたり、メルマガ読者同士で交流したり―――顔出しなしでもかまいませんので、お気軽なご参加をお待ちしています。
10日間の無料体験期間がありますので、「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!」をぜひ体験してください。
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