【オンライン交流会開催のお知らせ】
田向さんのメルマガ『田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!』内で開催されている、オンライン交流会の第23回目の開催が決定しました!
開催日時は、9月6日(金)20時30分からで、参加できるのは8月27日(火)までにメルマガ購読者となった方です。米ドル/円の方向性がなくなったこともあり、ユーロ/米ドルでの配信が増えていますが、米雇用統計発表前の時間帯に、相場の状況をみなさんで整理しましょう。
「オンライン交流会の雰囲気ってどうなの?」「田向さんのメルマガはどんな内容なの?」という方は、以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。
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⇒FXのことをなんでも相談できるオンライン交流会がスタート! 田向宏行さんがチャートを交えて直接答えてくれた! 参加者同士の交流も
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米ドル/円は149円台から148.80円付近での売り仕掛けも、143.43円でいったん下げ止まり、すべて終了
当コラムの読者のみなさま、すみません。
先週のコラムでは、米ドル/円でいいと言いながら、あっさりとユーロ/米ドルに乗り換えています。
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⇒米ドル/円にだけ集中しているのは、値動きが単純かつ利益が狙えそうで、複雑なことを避けたいから。1つの通貨ペアでも利益を伸ばすためのマネジメントはたくさんある!(8月27日、田向宏行)
メルマガ『田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!』をご購読の方や、少なくともメルマガ公式X(@tamukaifx)をフォローされている方はご存じと思いますが、米ドル/円の配信は8月27日(火)までで、翌8月28日(水)からはユーロ/米ドルについて配信しています。
米ドル/円のことを少し振り返ると、161円台半ばの売り仕掛けからお伝えしてきました。この動きは8月5日(月)安値141.68円まで約20円下げる大相場で、ダウ理論で冷静に感情を排除して戦略を立てた方は、利益になったと思います。
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⇒米ドル/円の162円の上と160円の下に逆指値注文を置いた結果、157円台への介入らしき急落もチャンスを逃さなかった! 値動きの事実を見て、動く方向に注文を置いただけ(7月17日、田向宏行)
(出所:TradingView)
ただ、この下落の動きは8月5日(月)に止まって、米ドル/円日足は調整に入りしました。こうした調整相場は難しく、誰もがそれまでの利益を吐き出しやすい、チャートが示す危険なエリアです。
この調整の戻り高値が8月15日(木)の149.38円までだったので、8月16日(金)の配信では「150円の壁」として、149円台から148.80円付近での売り戦略をお伝えしました。
田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!
2024年8月16日(金)11:46の配信メールより一部抜粋
USDJPY 150円の壁
本日は現在までのところ、昨日高値を上抜けていません。
このため、150円の壁を使って、昨日高値=149.38の上、または150円の上に損切り逆指値を置いて売り仕掛けすることができます。
~中略~
よって、1時間足では理論上のレンジ下限となる148.95の下にある安値、148.84や148.77などを下抜けてからの方が損切り幅は広がりますが、安心かもしれません。
ただ、この動きも8月26日(月)安値143.43円でいったん下げ止まったので、米ドル/円の売りポジションはすべて終了した方がいい旨を配信したわけです。
(出所:TradingView)
この下げ止まりの判断にはもっと細かな要因もありますが、ここでは省略します。
ユーロ/米ドルの売り戦略を2つ配信。1.12ドルに近い売り仕掛けは、すでに損失回避をおすすめ
最新のメルマガはユーロ/米ドルの売りで、すでに2つ売り戦略を配信しています。
田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!
2024年8月28日(水)11:21の配信メールより一部抜粋
EURUSD 1.12の壁
試しで売り仕掛けするなら、この1.1149の下に売り逆指値を置き、損切りは1.1200の上という戦略が取れますし、この場合損切り幅が約60pips程度と狭くできます。
田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!
2024年8月29日(木)11:46の配信メールより一部抜粋
EURUSD 日足レンジ下限
このため昨日できた売りポジションは、当初の通り、1.1200の上に損切りを置いたままにするか、損切りを売り建値下に移動させて損失を回避しておくかの選択になります。
~中略~
また、日足レンジ下限=1.1097の下には、売り逆指値を置いて日足ダウ理論の転換による下落に備えることもできます。
1.12ドルに近い売り仕掛けは損失回避をおすすめしているので、損は発生しません。ユーロ/米ドルの今後の動きに注目しています。
FXで自分のお金が増減すると、心の中が大変に。投資判断を誤る大きな理由の1つが、人間の感情
今回のコラムでお伝えしたいのは、前述の「感情を排除して」ということです。
メルマガ内で開催しているオンライン交流会でも、読者の方々の個別のご質問に答えつつ、冷静なトレードを維持するために、どうやって感情に流されないようにするか、というお話をよくしています。
ちなみに、次回のオンライン交流会は9月6日(金)20時30分からで、参加できるのは8月27日(火)までにメルマガ購読申込をされた方です。
個人投資家の悩みや疑問は、他の個人投資家にも共通することが多いはずなので、オンライン交流会では積極的に発言されることを推奨しています。ただし、拙著で記述している程度の基本は理解した上でお願いしています。
さて、感情の話に戻りますが、人は自分で意識していなくても、感情に動かされていることがよくあります。交流会のご質問に際して、こうした点を私から客観的にお伝えして、またそうした場合の対応策もお伝えしています。
特に、FXトレーディングは、ポジションを持てば常にお金が増えたり減ったりします。
自分のお金ですから、これが増減するとなかなか冷静ではいられないのも当然です。これは、損失になっている場合だけでなく、利益が乗っていても同様です。
つまり、個人投資家の私たちは、目の前で収益が増減することに慣れていないので、心の中は大変なのです。
これによって、平常心を維持できないと、人の欲望と恐怖心が冷静な判断を歪めてしまいます。
私が初心者の頃に大損したのもそうですし、投資判断を誤る大きな理由の1つが、人間の感情なのです。
そもそも、FXをやってみようと思うのも人の欲望でしょう。
そして、実際にFX取引をすれば、儲けたいという欲望と、損をしたくないという恐怖心がせめぎ合うことを経験するはずです。
また儲かれば儲かったで、今度は利益を減らしたくない、という感情も生まれます。
こうして小さな利益で利確してしまったり、損切りできず損が大きくなったりします。
トレーディングでのメンタルと言われる問題は、自分の心が弱いからではなく、それを回避する技術や方法を知らないだけ
時には、そうした結果に「メンタルが弱い」と自分を責めてしまったりする人もいると思います。
でも、これは自分の心が弱いわけではありません。
トレーダーとして適切な成長段階や技術を知らないだけです。
例えば「損切りは決して動かしてはいけない」と言われますが、実際は動かしてしまう人が多くいます。
このままでは損をするという恐怖心と、少し動かせば戻って来るだろうという神頼みでストップをずらすことは、私もやりました。
最悪の時は、口座が溶けました。
私ほどではなくても、損が拡大する人はいっぱいいます。
私は、こうした感情に流された誤った判断をできるだけ排除するために、値動きの仕組みやダウ理論に従うようにしています。
トレーディングでのメンタルと言われる問題は、自分の心が弱いからではなく、それを回避する技術や方法を知らないだけなのです。
つまり、これもトレード技術の問題だと考えた方がいいと思います。
そして、技術ということは、適切な方法を知れば、時間をかけて誰でも習得していけるものだと思っています。
自分の感情や感覚、無意識の心の壁をなくすためにも値動きに従い、テクニカルで取引する、という選択肢を考えてみてもいいのではないでしょうか。
【ザイFX!編集部からのお知らせ】
ザイFX!で新連載をスタートした田向宏行さんと、ザイFX!編集部がお届けする有料メルマガ、それが「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!(月額:4400円・税込)」です。
FXや投資に関する書籍7冊が、計10万部超えの人気を博す田向さんが、100年以上続くダウ理論を基に、チャートポイントやテクニカル分析を配信します。
さらに、トレーダーを孤独にしたくないとの思いから、月2回、Zoomなどでオンライン交流会を実施する予定です! 田向さんに相場の見方を直接聞いたり、メルマガ読者同士で交流したり―――顔出しなしでもかまいませんので、お気軽なご参加をお待ちしています。
10日間の無料体験期間がありますので、「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!」をぜひ体験してください。
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