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 昨日のCPIはやや高めに出た。そもそも予想自体がとても低めだったから仕方のないことだ。市場期待がインフレ低下を予想しているので、どうしても普通のCPIであっても高めになってしまう。

 それゆえ実際のマーケットの反応もかなり限定的なものであった。ファーストアクションではドル金利が少し上昇したので株安・ドル高で反応したのだが、すぐにその反対の動きが出た。株価はほとんど元の水準まで戻ってきて、ドル相場もむしろ軟化した。

 私もCPIの発表でドル円を買ってみたのだが、さっぱりであった。最初の上げを見逃してしまったので、その後はどこで逃げるか、損切りするかでしかなかった。持っているドルロングがワークしないのだから、ドルを買うのがイヤになってくるのも無理はない。そしてドルが上がらない理由を探しにいったのである。

 その後、ドル円を少量ずつショートにしてみたりしたが、多少のリハビリになった程度である。ドルロングの時のヤラレを全回復するには至らなかった。

 本日はPPIである。これも低めの予想がなされている。結果が高めに出ることがあっても、昨日の相場展開と同様に数字に素直について行くのは危険だろう。ドル相場は米CPI同時時刻に出た失業保険が3万人以上も増えたせいで反落したように、ハリケーンのような特殊要因の影響など気にしない相場つきになっている。

日本時間 15時20分

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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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