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 週末に出されたアナリストのレポートによって、次回11月のFOMC会合での利下げの見送られる観測が強まった。米金利は上昇が目立って、短期も長期も10ベーシスポイントほどの金利上昇となった。問題はその上げ方である。徐々に上がってスピードはないものの、一方的なのである。少しも調整をする場がなかったので、まだまだ上昇余地がありだということになる。

 金利上昇を嫌って米国株はゆるい。またドル相場もドルの全面高となった。ドル円は150円台の後半まで進み、そのままドルの高値引けをしている。ユーロドルも同様にドルの高値引け。

 ドル円は150円を超えてきても、かなりステーブルだ。マーケットはあまりドルの利食い売りに気を使ってもいないようだ。上がってくるときの150円ちょうどがレンジスタンスとしてワークしてきたように、今度はサポートになりそうな雰囲気である。

 そういうわけで私も150円台では押し目買いに徹することにしてみようと思った。しかし昨日の相場では大した押し目もなかったため、ドル円をロング攻めすることはできなかった。そしてドル円は本日ついに151円台をつけてきている。

 今晩も経済イベントが少ない。気になるのはやはりドル金利の行方だ。ドルをロングにしていくだけのドル金利の上昇余地はかなり残っている。また拡大しての初のBRICS首脳会議がロシアではじまる。ドルに替わる新たな決済システムを目指すことも主要議題なので金、銀の価格や暗号資産の動きも要ウォッチでいたい。

日本時間 15時40分

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米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
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