3月5日(水)■『植田日銀総裁や内田日銀副総裁の発言』と『米国のADP雇用統計とISM非製造業指数の発表』、そして『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』に注目！

米ドル/円 直近３日間のチャート

ユーロ/米ドル 直近３日間のチャート

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本日の為替相場の焦点は、『植田日銀総裁や内田日銀副総裁の発言』と『米国のADP雇用統計とISM非製造業指数の発表』、そして『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』にあり。

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3月5日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・五十日(5日) ・中国で全国人民代表大会(全人代)が開幕 ・トランプ米大統領が上下両院合同会議で施政方針演説(現地時間4日21時→日本時間5日11時) ・IMF主催のイベントに植田日銀総裁、黒田元日銀総裁、三村財務官が参加
06:45		豪)ハウザーRBA副総裁の発言		要人発言
09:00		日)植田日銀総裁の発言[IMF主催イベント]		要人発言
09:30		豪)第4四半期GDP [前期比/前年比]		+0.5%	+0.3%
				+1.2%	+0.8%
10:30		日)内田日銀副総裁の発言[あいさつ]		要人発言
10:45		中)財新非製造業PMI		50.7	51.0
11時過ぎ		米)トランプ大統領の発言[上下両院合同会議で施政方針演説]		要人発言
13:30		日)黒田元日銀総裁の発言[IMF主催イベント]		要人発言
13:45		日)三村財務官の発言[IMF主催イベント]		要人発言
未定		日)内田日銀副総裁の発言[記者会見]		要人発言
16:30		ス)消費者物価指数 [前月比/前年比]		+0.5%	-0.1%
				+0.2%	+0.4%
16:45		仏)鉱工業生産 [前月比/前年比]		+0.3%	-0.4%
				-0.2%	-1.7%
		仏)製造業生産指数 [前月比/前年比]		+0.6%	-0.7%
				-	-2.6%
17:50		仏)非製造業PMI【改定値】		44.5	44.5
17:55		独)非製造業PMI【改定値】		52.2	52.2
18:00		欧)非製造業PMI【改定値】		50.7	50.7
18:30		英)非製造業PMI【改定値】		51.1	51.1
19:00		欧)生産者物価指数 [前月比/前年比]		+0.5%	+0.4%
				+1.4%	±0.0%
21:00		米)MBA住宅ローン申請指数		-	-1.2%
22:15		米)ADP雇用統計		+14.0万人	+18.3万人
22:30		加)第4四半期労働生産性指数		+0.7%	-0.4%
23:30		英)ベイリーBOE総裁の発言		要人発言
		英)ピルMPC委員の発言		要人発言
		英)グリーンMPC委員の発言		要人発言
23:45		米)非製造業PMI【改定値】		49.7	49.7
24:00		米)ISM非製造業景況指数		52.6	52.8
		米)製造業受注指数		+1.6%	-0.9%
24:30		米)週間原油在庫		-	-233.2万
28:00		米)地区連銀経済報告(ベージュブック)		-	-
29:30		NZ)オアRBNZ総裁の発言		要人発言
文字が、普通→太字→赤色太字の順番で重要なものになる。ピンク太字は金融政策関連のもの。 ピンクのバックは米国の材料でオレンジは金融政策関連、黄は要人発言、緑は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標は SS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は ◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

米国の経済指標及びイベントは、
・11時過ぎ：米)トランプ大統領の発言[上下両院合同会議で施政方針演説]
・22時15分：米)ADP雇用統計
・24時00分：米)ISM非製造業景況指数
・24時00分：米)製造業受注指数
・24時30分：米)週間原油在庫
・28時00分：米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
に注目が集まる。

米国以外では、
・09時00分：日)植田日銀総裁の発言[IMF主催イベント]
・09時30分：豪)第4四半期GDP
・10時30分：日)内田日銀副総裁の発言[あいさつ]
・13時30分：日)黒田元日銀総裁の発言[IMF主催イベント]
・13時45分：日)三村財務官の発言[IMF主催イベント]
・時間未定：日)内田日銀副総裁の発言[記者会見]
・23時30分：英)ベイリーBOE総裁の発言
・29時30分：NZ)オアRBNZ総裁の発言
に注目が集まる。

その他、
・五十日(5日)
・中国で全国人民代表大会(全人代)が開幕
・トランプ米大統領が上下両院合同会議で施政方針演説(現地時間4日21時→日本時間5日11時)
・IMF主催のイベントに植田日銀総裁、黒田元日銀総裁、三村財務官が参加
・トランプ米大統領の発言や政策(直近では特に関税に焦点)
・米国の国債利回りの動向(米国の長期金利)
・注目度の高い米国の経済指標の発表(週末の雇用統計がメイン。その他にもISM製造業指数、ADP雇用統計、ISM非製造業指数、新規失業保険申請件数と目白押し)
・米ドル、日本円、ユーロの方向性
・金融当局者や要人による発言(FRB高官と日銀関係者の発言には特に重要。今週は3月5日に内田副総裁の発言、週末7日にパウエルFRB議長の発言あり)
・米国の金融政策への思惑(次回金融政策発表は再来週3月19日)
・日本の金融政策への思惑(次回金融政策発表は再来週3月19日。今週に内田副総裁の発言や連合要求集計結果)
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・ユーロ圏の金融政策への思惑(明日3月6日に金融政策の発表あり)
・米国の関税やインフレ再燃、景気後退への思惑
・ロシア・ウクライナ停戦への思惑
・原油と金を中心とした商品市場の動向
などが重要となる。

★★★

本日は、トランプ米大統領が上下両院合同会議で施政方針演説(日本時間5日11時) をする他、IMF主催のイベントに植田日銀総裁、黒田元日銀総裁、三村財務官が参加する。

本日の米国の経済指標は、ADP雇用統計とISM非製造業景況指数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、トランプ大統領の発言、週間原油在庫の公表、地区連銀経済報告(ベージュブック)が予定されている。

また今週は、明日6日にECB金融政策の発表、週末には米国の雇用統計の発表を控える。

今週の為替相場は、週明けから米ドル売り・ユーロ買いの流れが強まっている他、リスクオフでの日本円買いの流れも優勢となっていたが、昨日のNY市場の終盤で急激に日本円売りに傾いた。ドル円は一時148円前半まで下落した後に149円半ばまで反発するなど大きく上下し、ユーロドルは上値を試して1.06前半まで上昇している。

本日は、トランプ米大統領の発言や政策(本日に演説あり)、金融当局者や要人による発言(本日に植田日銀総裁や内田日銀副総裁の発言あり)、米国のADP雇用統計とISM非製造業指数の発表、主要な株式市場及び米国債利回りの動向が重要となる。
その他、米ドル、日本円、ユーロの方向性、ユーロ圏の金融政策への思惑(明日6日に金融政策の発表を予定)、ロシア・ウクライナ停戦への思惑、米国の金融政策への思惑、日本の金融政策への思惑、米国の関税やインフレ再燃、景気後退への思惑などにも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・09時00分：日)植田日銀総裁の発言[IMF主催イベント]
・10時30分：日)内田日銀副総裁の発言[あいさつ]
・13時30分：日)黒田元日銀総裁の発言[IMF主催イベント]
・13時45分：日)三村財務官の発言[IMF主催イベント]
・時間未定：日)内田日銀副総裁の発言[記者会見]
→内容次第も注目度は高い

・09時30分：豪)第4四半期GDP
→発表で豪ドルが動きやすい

・11時過ぎ：米)トランプ大統領の発言(上下両院合同会議で施政方針演説)
→内容次第も注目度は高い

・22時15分：米)ADP雇用統計
・24時00分：米)ISM非製造業景況指数
・24時00分：米)製造業受注指数
・24時30分：米)週間原油在庫
・28時00分：米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
→ドル円は下値を試すも、NY終盤で大きく反発
本日には、植田日銀総裁や内田日銀副総裁の発言が予定されている
まずはイベント消化待ちで、再度ドル円の戻り売りを狙いたい

■■特に注目すべき経済指標やイベント(今週)
※FRB高官の発言多数あり(7日にはパウエル発言も)
▼3月3日(月)
・3月月初め最初
欧)消費者物価指数[速報値]
米)ISM製造業指数
▼3月4日(火)
・米国が中国、メキシコ、カナダに追加関税発動
・トランプ大統領・施政方針演説(現地時間5日)
豪)RBA議事録公表(2月18日開催分)
米)注目度の高い米国の経済指標の発表はない
▼3月5日(水)
・中国全人代開幕
日)内田日銀副総裁の発言
米)ADP雇用統計
米)ISM非製造業指数
▼3月6日(木)
・労働組合連合が要求集計結果
・ユーロ圏の金融政策(総裁の記者会見あり)
米)新規失業保険申請件数
▼3月7日(金)
加)雇用統計
米)雇用統計
米)パウエルFRB議長の発言
※来週→カナダの金融政策、米国の消費者物価指数の他、JOLTS求人、生産者物価指数の発表など

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