本日の為替相場の焦点は、『週明けから加速している日本円売りの流れ』と『米国と各国の関税交渉の行方や思惑(各国に新たな関税率を通達&一時停止の期限を8月1日に延長)』、そして『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』にあり。
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7月9日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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- | ||||||||||||||
08:00 | ![]() |
豪)ハウザーRBA副総裁の発言 |
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要人発言 | ||||||||||
10:30 | ![]() |
中)消費者物価指数 |
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±0.0% | -0.1% | |||||||||
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中)生産者物価指数 |
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-3.2% | -3.3% | ||||||||||
11:00 | ![]() |
NZ)RBNZ政策金利&声明発表 |
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3.25% 据え置き |
25bp 利下げ 3.25% |
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18:30 | ![]() |
英)BOE金融安定報告書公表 |
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- | - | |||||||||
20:00 | ![]() |
米)MBA住宅ローン申請指数 |
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- | +2.7% | |||||||||
21:15 | ![]() |
独)ナーゲル独連銀総裁の発言 |
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要人発言 | ||||||||||
23:00 | ![]() |
米)卸売在庫【確報値】 |
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-0.3% | -0.3% | |||||||||
23:30 | ![]() |
米)週間原油在庫 |
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- | +384.5万 | |||||||||
26:00 | ![]() |
米)10年債入札 |
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390億ドル | ||||||||||
27:00 | ![]() |
米)FOMC議事録公表(6月17日・18日開催分) |
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米国の経済指標及びイベントは、
・26時00分:米)10年債入札
・27時00分:米)FOMC議事録公表(6月17日・18日開催分)
に注目が集まる。
※本日→注目度の高い米国の経済指標の発表はない
米国以外では、
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
・11時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・18時30分:英)BOE金融安定報告書公表
に注目が集まる。
その他、
・米国と各国の関税交渉の行方や思惑(各国に新たな関税率を通達&一時停止の期限を8月1日に延長)
・トランプ米大統領の発言
・米国の国債利回りの動向(米国の長期金利)
・米国の金融政策の発表(今週9日に6月17日18日開催分のFOMC議事録の公表あり→次回金融政策発表は7月30日)
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・米ドル、日本円、ユーロの方向性
・金融当局者や要人による発言(FRB高官や日銀役員の発言に注目。その他トランプ米大統領やベッセント米財務長官の発言にも注目)
・注目度の高い米国の経済指標の発表(今週は小粒)
・日本の金融政策の発表(次回金融政策発表は7月31日)
・ユーロ圏の金融政策への思惑(次回金融政策発表は7月24日)
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・イラン・イスラエル情勢(中東情勢、米国も関与)
・ロシア・ウクライナ情勢
などが重要となる。
★★★
本日は、ニュージーランドの金融政策の発表とBOE金融安定報告書の公表、FOMC議事録の公表(6月17日・18日開催分)が行われる。
本日の米国の経済指標は、注目度の高いものの発表はない。
一方、経済指標以外のイベントでは、10年債の入札とFOMC議事録の公表(6月17日・18日開催分)が予定されている。
米国時間7月9日(水)に控えていた米政府による相互関税上乗せ分の一時停止の期限に関しては、各国に新たな関税率を通達及び一時停止の期限を8月1日に延長する事になっている。
今週の為替相場は、週明けに米ドル買い・日本円売りの流れが強まって、ドル円は一時146円前半まで上昇し、ユーロドルは一時1.16後半で下落→昨日は米ドルは上下に振れるも、日本円売りの流れが継続して、ユーロドルは大きめに上下する中、ドル円は一時147円直前まで上昇している。
本日は、米ドル、日本円、ユーロの方向性(週明けに米ドル買い・日本円売りの流れ加速→昨日は日本円売りの流れ継続)と米国と各国の関税交渉の行方や思惑(各国に新たな関税率を通達&一時停止の期限を8月1日に延長)、トランプ米大統領の発言が重要となる。
その他、主要な株式市場及び米国債利回りの動向や金融当局者や要人による発言、米国の金融政策への思惑、日本の金融政策への思惑、ユーロ圏の金融政策への思惑などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
→注目度はそれなりにあり
・11時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
→まずは内容次第も、今後の金融政策への思惑も含めて、NZドルが動くキッカケに
・18時30分:英)BOE金融安定報告書公表
→英国の金融政策への思惑が高まりやすい
・26時00分:米)10年債入札
・27時00分:米)FOMC議事録公表(6月17日・18日開催分)
※本日→注目度の高い米国の経済指標の発表はない
→週明けに米ドル買い・日本円売りの流れが加速→昨日は日本円売りの流れが継続
ドル円は一時147円直前まで上昇
先週までの米ドル売りの流れもなくなっており、難しい局面
少し長い目で見れば、ドル円の上値はそんなに軽くないと考える
■■特に注目すべき経済指標やイベント(今週)
▼7月7日(月)
・米国は独立記念日の休場明け
▼7月8日(火)
・オーストラリアの金融政策(総裁の記者会見あり)
▼7月9日(水)
・ニュージーランドの金融政策
・米政府による相互関税上乗せ分の一時停止期限
英)BOE金融安定報告書
米)FOMC議事録(6月17日18日開催分)
▼7月10日(木)
米)新規失業保険申請件数
▼7月11日(金)
加)雇用統計
・週明けに米ドル買い・日本円売りの流れが加速→昨日は日本円売りの流れが継続
・ドル円は一時147円直前まで上昇
・先週までの米ドル売りの流れもなくなっており、難しい局面
・少し長い目で見れば、ドル円の上値はそんなに軽くないと考える
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