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2016年03月15日(火)のFXニュース(2)

  • 2016年03月15日(火)21時47分
    米小売売上高は前回分が大幅下方修正、ドル円は下値拡大

     米2月小売売上高は前年比で-0.1%と市場予想の-0.2%よりややマイナス幅が小さかった。しかし前月分が+0.2%から-0.4%へ大幅に下方修正。なお、米2月生産者物価指数は市場予想通りの-0.2%。

     米指標ヘッドラインはまちまちだったが、前回分の小売の大幅下方修正を受け、ドル円は一時112.63円まで下値を拡大。クロス円でもユーロ円は125.18円、ポンド円は159.55円、豪ドル円は83.91円、NZドル円は74.77円まで本日のレンジ下限を広げた。

  • 2016年03月15日(火)20時37分
    東京為替サマリー(15日)

    ■東京午前=ドル円 113円後半でこう着、資源国通貨は調整下げ

     東京午前の為替相場では海外市場の流れを引き継ぎ、資源国通貨の調整下げが継続。明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えたドル買いが散見され、直近で堅調な動きが続いていた資源国通貨に調整が入っている。海外市場で大幅反落したNY原油先物は、37ドル前半で戻りの鈍い動き。

     豪ドル/ドルは0.7479ドル、豪ドル円は85.04円までじり安。豪準備銀行(RBA)は金融政策の据え置きを決定した3月1日開催の金融政策決定理事会議事録を公表したが、声明文の内容に沿ったもので豪ドルの反応は鈍い。RBAは、労働市場の改善や経済成長に楽観的な見通しを示している一方で、低インフレの継続による追加緩和の余地も指摘した。また、NZドル/ドルは0.6645ドル、ドル/加ドルは1.3308加ドルまでドル高が進み、NZドル円は75.56円、加ドル円は85.42円まで弱含んだ。

     この後に日銀金融政策決定会合の結果公表を控え、ドル円は113円後半でもみ合い。日経平均も前日終値を挟んだ小動きにとどまった。ユーロドルは1.1094ドルを安値に1.11ドル前半での小動きとなり、ユーロ円は126円前半で推移。また、ポンドドルは1.4270ドル、ポンド円は162.23円まで下落した。

    ■東京午後=円高、日銀は金融政策の現状維持を決定

     東京午後は円が全面高。日銀金融政策決定会合では、大方の予想通りに金融政策の据え置きが決定された。一部で追加緩和への思惑もあったことから、結果公表後に失望の円買いが入った。この後は、黒田日銀総裁の記者会見が注目される。

     今回の日銀金融政策決定会合では、マネタリーベースの増加ペースと、当座預金の政策金利残高に対する-0.1%の金利適用といった、従来の政策を維持する方針を決定した。長期国債、指数連動型上場投資信託(ETF)、不動産投資信託(J-REIT)の買い入れ方針も維持し、一部で話題にあったマネー・リザーブ・ファンド(MRF)のマイナス金利適用は見送っている。景気の現状については、輸出・生産面に鈍さが見られるとしながらも、基調として緩やかな回復を続けているとの見解を示した。

     日銀による金融政策の現状維持を受けて、株安・円高が進んだ。日経平均は前日比200円安水準まで下げ幅を拡大し、ドル円は113.22円まで下押した。クロス円も全面安。ユーロ円は125.79円、ポンド円は161.56円、豪ドル円は84.80円、NZドル円は75.39円、加ドル円85.15円まで安値を更新した。対ドルは動意が鈍く、ユーロドルは1.11ドル近辺でのこう着相場が続いたほか、豪ドル/ドルは0.74ドル後半、NZドル/ドルは0.66ドル半ばでやや重い動き。ユーロポンドでのユーロ買い・ポンド売りも重しとなり、ポンドドルは1.4257ドルまで弱含んだ。

  • 2016年03月15日(火)20時22分
    ■LDN午前=日銀イベント通過後は原油安でリスク回避に

     ロンドンタイム午前は、NY原油先物が36.11ドルまで下落したことでからリスク回避優勢で資源国通貨が軟化。この動きに合わせ欧州通貨も下値を広げた。金融政策決定会合後の会見で黒田日銀総裁は「物価安定までQQEを継続」など従来路線への言及に加え、マネー・リザーブ・ファンド(MFR)のマイナス金利適用除外について「個人投資家などのポートフォリオを考慮」するとの見解を述べた。マイナス金利政策の部分的否定と受け止め円高要因とみる市場参加者もおり、円が買われる一因となった。 

     資源国通貨は原油価格の下落に合わせ、下値を拡大。豪ドル/ドルは0.7454ドル、豪ドル円は84.28円、NZドル/ドルは0.6637ドル、NZドル円は75.01円まで下値を拡大。ドル/加ドルは1.3400加ドル、加ドル円は84.42円まで加ドル安となった。

     一時リスク回避型の買いを先行させていたユーロやスイスフランも、資源国通貨の売り引っ張られ、ユーロドルが一時1.1072ドル、ユーロ円が125.28円まで下落。ドル/スイスフラン(CHF)は0.9896CHF、CHF円は114.29円までCHF安が進んだ。ポンドはEU離脱世論の優勢も背景に軟化。ポンド/ドルは1.4148ドル、ポンド円が159.98円まで下落したほか、ユーロポンドも0.7840ポンド付近までポンド安となった。

  • 2016年03月15日(火)18時51分
    ユーロ円 注目オーダー・OP=127.00円 売り

    128.00円 売り
    127.30円 OP15日NYカット
    127.00円 売り

    125.47円 3/15 18:45現在(高値126.71円 - 安値125.38円)

    125.00円 買い
    124.60円 OP15日NYカット
    124.50円 買い
    124.00円 買い

    ※オプション(OP)設定水準の手前では防戦の売買が、抜けたところではストップロスの売買が活発化しやすい。また、期限(カットオフタイム)に向けて設定水準に収れんする動きを見せる場合もある。

  • 2016年03月15日(火)18時37分
    ユーロ 注目オーダー・OP=1.1095ドルOP付近で振幅

    1.1310-20ドル 断続的に売り厚め
    1.1250-60ドル 断続的に売り厚め・超えるとストップロス買い
    1.1230ドル 超えるとストップロス買い
    1.1200-10ドル 断続的に売り
    1.1100ドル OP15日NYカット
    1.1095ドル OP15日NYカット

    1.1093ドル 3/15 18:31現在(高値1.1121ドル - 安値1.1084ドル)

    1.1050-75ドル 断続的に買い
    1.1000ドル 買い厚め、OP15日NYカット

    ※オプション(OP)設定水準の手前では防戦の売買が、抜けたところではストップロスの売買が活発化しやすい。また、期限(カットオフタイム)に向けて設定水準に収れんする動きを見せる場合もある。

  • 2016年03月15日(火)17時49分
    株安・原油安でリスク回避ムード、ドル円は113円割れ

     株安・原油安でリスク回避ムード。米長期金利が1.9%前半まで低下するなか、ドル円は2日ぶりに113円割れとなり、112.93円まで円高・ドル安に振れた。一方、参入した欧州勢はリスク回避型のユーロ買いに傾き、ユーロドルは1.1084ドルまで下押し後に1.11ドル前半へ切り返した。ユーロポンドも0.78ポンド前半までユーロ高に振れている。
     
     このほか、NY原油先物が36.23ドルまで下落したのを受け、資源国通貨売りが進行した。豪ドル/ドルは一時0.7464ドル、豪ドル円は84.31円、NZドル/ドルは0.6637ドル、NZドル円は75.01円まで下落。ドル/加ドルは1.3357加ドル、加ドル円は85.57円まで加ドル安に振れた。

  • 2016年03月15日(火)16時40分
    ロンドン序盤は円買い継続、ドル円は113.10円まで下落

     東京終盤からロンドン入りにかけては、円買い優勢の状態が継続。欧州勢参入に伴いドル円・クロス円とも下値を拡大した。ドル円は113.10円、ユーロ円は125.38円、ポンド円は161.13円、スイスフラン(CHF)円は114.39円、豪ドル円は84.55円、NZドル円は75.08円、加ドル円は84.86円までレンジ下限を広げている。日銀の政策金利決定会合について、前回のマイナス金利導入のようなサプライズを期待していたが、従来路線を継続するとの発表を受け、調整の下げによる円高に振れた。

     黒田日銀総裁は会見で、「物価安定までQQEを継続」するなど従来路線を継続することに加え、マネー・リザーブ・ファンド(MFR)のマイナス金利適用を除外することで「個人投資家などのポートフォリオなどに考慮」するとの見解を述べた。マイナス金利政策の一部適用除外と受け止め、円買い要因とみる市場参加者もいたようだ。

  • 2016年03月15日(火)15時09分
    東京終盤は円買い地合いで推移、ドル円は113円半ば

     東京終盤は円買い地合いで推移。ドル円は113円前半から半ば、ユーロ円は125.90円付近、ポンド円は161円後半、豪ドル円は84.90円近辺で推移。日銀金融政策決定会合では、大方の予想通りに金融政策の据え置きが決定された。結果を受け、為替は円高に振れた。この後、黒田日銀総裁の記者会見が予定されている。

  • 2016年03月15日(火)14時53分
    ■東京午後=円高、日銀は金融政策の現状維持を決定

     東京午後は円が全面高。日銀金融政策決定会合では、大方の予想通りに金融政策の据え置きが決定された。一部で追加緩和への思惑もあったことから、結果公表後に失望の円買いが入った。この後は、黒田日銀総裁の記者会見が注目される。

     今回の日銀金融政策決定会合では、マネタリーベースの増加ペースと、当座預金の政策金利残高に対する-0.1%の金利適用といった、従来の政策を維持する方針を決定した。長期国債、指数連動型上場投資信託(ETF)、不動産投資信託(J-REIT)の買い入れ方針も維持し、一部で話題にあったマネー・リザーブ・ファンド(MRF)のマイナス金利適用は見送っている。景気の現状については、輸出・生産面に鈍さが見られるとしながらも、基調として緩やかな回復を続けているとの見解を示した。

     日銀による金融政策の現状維持を受けて、株安・円高が進んだ。日経平均は前日比200円安水準まで下げ幅を拡大し、ドル円は113.22円まで下押した。クロス円も全面安。ユーロ円は125.79円、ポンド円は161.56円、豪ドル円は84.80円、NZドル円は75.39円、加ドル円85.15円まで安値を更新した。対ドルは動意が鈍く、ユーロドルは1.11ドル近辺でのこう着相場が続いたほか、豪ドル/ドルは0.74ドル後半、NZドル/ドルは0.66ドル半ばでやや重い動き。ユーロポンドでのユーロ買い・ポンド売りも重しとなり、ポンドドルは1.4257ドルまで弱含んだ。

  • 2016年03月15日(火)14時47分
    午後まとめ=株安・円高、ドル円は113円前半に下落

    ・日銀金融政策の現状維持を受けて、株安・円高

    ・ドル円は113円前半まで下押し、クロス円も全面安

    ・日経平均は前日比200円安水準まで下げ幅を拡大

  • 2016年03月15日(火)12時44分
    日銀は政策の維持決定 ドル円は直前レンジ内で売り優勢

    【本文の誤字を修正します】

     日銀は金融政策決定会合で、マネタリーベースの増加ペースと、当座預金の政策金利残高に対する-0.1%の金利適用といった、従来の政策を維持する方針を決定した。一部で話題にあったマネー・リザーブ・ファンド(MRF)のマイナス金利適用は見送っている。ただ、MRFを受託する対象先のマクロ加算残高に、受託残高に相当する額を加えるなど微調整を実施。ドル円は公表前に上下したレンジの中で神経質に振れたあと、113.53円までややレンジ下限を拡大したが下値は限定的。

  • 2016年03月15日(火)12時34分
    ドル円は一時114.14円まで上昇、神経質な動き

     日銀金融政策決定会合の結果公表を控え、ドル円は神経質な動き。一時114.14円まで急伸したものの、一瞬で113円後半に押し戻された。

  • 2016年03月15日(火)12時19分
    ドル円 前日安値付近に買い

     ドル円は日銀金融政策決定会合の結果公表を控えるなか、114円付近から113円半ばまで神経質に上下する場面もあった。昨日安値付近となる113.50円には買いが控えている。

  • 2016年03月15日(火)12時06分
    やや円買い、ドル円113円半ば

     日銀金融政策決定会合の結果公表を控えているなか、ドル円は113.57円までじり安。小幅ながらやや神経質な動き。また、ユーロ円は126.14円、ポンド円は162.15円で安値を更新し、豪ドル円は85円前半、NZドル円は75円後半、加ドル円は85円半ばで上値の重い動きが続いている。

  • 2016年03月15日(火)11時38分
    ■東京午前=ドル円113円後半でこう着、資源国通貨は調整下げ

     東京午前の為替相場では海外市場の流れを引き継ぎ、資源国通貨の調整下げが継続。明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えたドル買いが散見され、直近で堅調な動きが続いていた資源国通貨に調整が入っている。海外市場で大幅反落したNY原油先物は、37ドル前半で戻りの鈍い動き。

     豪ドル/ドルは0.7479ドル、豪ドル円は85.04円までじり安。豪準備銀行(RBA)は金融政策の据え置きを決定した3月1日開催の金融政策決定理事会議事録を公表したが、声明文の内容に沿ったもので豪ドルの反応は鈍い。RBAは、労働市場の改善や経済成長に楽観的な見通しを示している一方で、低インフレの継続による追加緩和の余地も指摘した。また、NZドル/ドルは0.6645ドル、ドル/加ドルは1.3308加ドルまでドル高が進み、NZドル円は75.56円、加ドル円は85.42円まで弱含んだ。

     この後に日銀金融政策決定会合の結果公表を控え、ドル円は113円後半でもみ合い。日経平均も前日終値を挟んだ小動きにとどまった。ユーロドルは1.1094ドルを安値に1.11ドル前半での小動きとなり、ユーロ円は126円前半で推移。また、ポンドドルは1.4270ドル、ポンド円は162.23円まで下落した。

     午後は日銀金融政策決定会合の結果次第の動きか。現状維持がコンセンサスとなっているが、一部では追加緩和への思惑もくすぶっているもよう。現状維持となれば、失望の円買いが見られる可能性はあるが、値幅は限定的だろう。日銀が景気判断を下方修正するかどうかに注目したい。

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