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2018年10月12日(金)のFXニュース(6)

  • 2018年10月12日(金)19時00分
    NY為替見通し=ドル円、112円台で底堅いか

     本日のNY為替市場は、NY株式相場がアジア・欧州に引き続き反発となればドル円は112円台で底堅い動きか。10日、11日のNY株の大幅下落(ダウ平均は10日高値から11日安値まで1500ドル超の下げ幅)に対して、ドル円の反応は113円前半から111.83円まで。本日のアジア株式相場の下げ渋りを受けてすぐさま買いが優勢となったことを考えると、下げたところでは買いたい、またはドルを手当てしなければならない向きは多そうにみえる。
     来週初にも米財務省が議会に提出予定の為替政策報告書については、財務省スタッフがムニューシン財務相に対して「中国は為替操作せず」との報告をしたと一部報道が伝えている。ムニューシン氏の結論次第ではあるが、中国が為替操作国に認定される可能性は後退し、こちらもリスク回避ムードを和らげることになりそうだ。
     現在、観測されるオーダー状況は、112円半ばから後半にかけて売りが優勢、113.00円、113.20円と売りが控えている。下サイドは、111.70円に厚めの買い、111.50円、111円前後も買いが置かれている。

     また本日は、エバンス米シカゴ連銀総裁やボスティック米アトランタ連銀総裁の講演が予定されており、このところの荒れた相場の動きやトランプ米大統領のコメントなどに対する発言内容には注目したい。23時発表予定の10月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)は、金融市場の地合い的には予想100.4を下回ると相場を動かす要因とはなり得る。

    想定レンジ上限
    ・ドル円の上値めどは8日安値112.82円。その上は日足一目均衡表・転換線113.19円が抵抗水準。

    想定レンジ下限
    ・ドル円の下値めどは11日安値111.83円。また日足一目均衡表・雲の上限111.48円も支持水準として意識される。

  • 2018年10月12日(金)18時23分
    ドル・円はもみ合い、株高で円買いムード後退

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は112円20銭台でのもみ合いとなり、アジア終盤の112円半ばから失速した。しかし、欧州株式市場は主要指数が総じて強含んでおり、リスク回避的な円買いムードは弱まっている。米株式先物は上げ幅を縮小も堅調推移を維持、米10年債利回りは3.16%台に低下している。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円24銭から112円36銭。ユーロ・円は129円97銭から130円24銭、ユーロ・ドルは1.1576ドルから1.1595ドルで推移。

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  • 2018年10月12日(金)18時14分
    東京為替概況:ドル・円はじり高推移、日本・中国株反発で円売り優勢

     今日の東京市場で、ドル・円はじり高推移。112円01銭から112円50銭まで上昇した。米国が中国を為替操作国と認定しないとの観測や、中国の8月貿易統計で輸出が大きく伸びたことが好感され、日経平均株価、上海総合指数が切り返したことからリスク回避ムードが後退し、円売りが徐々に優勢になった。

     ユーロ・円は129円86銭から130円50銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1586ドルから1.1610ドルでもみ合った。

    ・17時時点:ドル・円112円30-40銭、ユーロ・円130円20-30銭
    ・日経平均株価:始値22323.43円、高値22711.13円、安値22323.43円、終値22694.66円(前日比103.80円高)

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  • 2018年10月12日(金)18時13分
    ユーロドル 1.15ドル後半では下げ渋る、ユーロ圏鉱工業生産は予想比上振れ

     ポンドドルの下げにつられて1.1576ドルまで弱含んだユーロドルの売りは続かず、1.1588ドル前後で下げ渋り。先ほど発表された8月ユーロ圏鉱工業生産は前月比+1.0%と市場予想+0.4%を上回った。ドラギECB総裁が述べた「ユーロ圏の経済は幅広く拡大を続けている」が裏付けられたが、結果に対する市場の反応は鈍かった。ユーロ円も130円割れで売り戻しは一服し、130.10円付近で取り引きされている。

  • 2018年10月12日(金)18時09分
    豪ドル・円:対円レートは上げ渋り、豪ドル買い・米ドル売り縮小の影響も

    12日のアジア市場で豪ドル・円は上げ渋り。一時80円14銭まで買われたものの、豪ドル買い・米ドル売りの取引は縮小したことから、対円レートは伸び悩んだ。米ドル・円相場に大きな動きはなかったが、午後の取引で円売りがやや一服したことから、対円での豪ドル買いはやや縮小した。ユーロ・円は129円84銭から130円50銭で推移した。

    ・豪ドル・円の取引レンジ:79円79銭−80円14銭

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  • 2018年10月12日(金)18時04分
    来週のスイスフラン「もみ合いか、米ドル・円の相場動向などが手掛かり材料に」

    [スイスフラン]

     来週のスイスフラン・円はもみ合いか。リスク回避のユーロ売りは抑制されており、この影響でスイスフランは対米ドルで下げ渋る見込み。米長期金利の再上昇や株高は目先的なスイスフラン売りの材料となるが、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、スイスフランは113円近辺で下げ渋る展開が予想される。
    ○発表予定のスイス主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:112円00銭-115円00銭

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  • 2018年10月12日(金)18時02分
    来週のカナダドル「底堅い展開か、消費者物価指数や小売売上高に注目」

    [カナダドル]

     来週のカナダドル・円は底堅い展開か。米国によるイラン産原油禁輸制裁の復活が来月に迫り、原油価格の堅調推移が見込めること。また、カナダ中央銀行は今月24日に利上げが発表すると予想されていることが、引き続きカナダドルの下支えとなる。経済指標では9月消費者物価指数や8月小売売上高が売買材料になる。
    ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・19日:9月消費者物価指数(8月:前年比+2.8%)
    ・19日:8月小売売上高(7月:前月比+0.3%)
    ・予想レンジ:85円00銭-88円00銭

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  • 2018年10月12日(金)18時02分
    【速報】ユーロ圏・8月鉱工業生産は予想を上回り+1.0%

     日本時間12日午後6時に発表されたユーロ圏・8月鉱工業生産は予想を上回り、前月比+1.0%となった。

    【経済指標】
    ・ユーロ圏・8月鉱工業生産:前月比+1.0%(予想:+0.5%、7月:-0.7%←-0.8%)

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  • 2018年10月12日(金)18時01分
    来週の英ポンド「強含みか、EU離脱条件で合意形成の可能性」

    [英ポンド]

     来週のポンド・円は強含みか。英国と欧州連合(EU)連合は離脱条件などで合意に達する可能性がある。英与党内での議論は紛糾するとみられているが、17-18日開催の欧州理事会で調印できれば、英中央銀行の利上げペースは加速するとの思惑が浮上し、ポンド買い優勢となりそうだ。
    ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
    ・16日:6−8月ILO失業率(予想:4.0%)
    ・17日:9月消費者物価コア指数(前年比予想:+2.0%、8月:+2.1%)
    ・予想レンジ:147円00銭−150円00銭

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  • 2018年10月12日(金)18時00分
    【ディーラー発】ドル円クロス円上値重い(欧州午前)

    欧州時間に入り、ドル円は前日高値に迫る112円49銭付近まで続伸。しかしその後、上値の重さが嫌気されると日経先物の反落も重石となり112円24銭付近まで失速。クロス円もユーロ円は130円49銭付近から129円96銭付近まで、ポンド円は149円ちょうど付近から148円28銭付近まで値を崩し、総じて上値の重い状況。また、トルコリラ円は米国人牧師解放への行方に注目が集まる中、19円23銭付近まで上伸した後、一転して18円74銭付近まで急反落し神経質な値動きとなっている。18時00分現在、ドル円112.263-266、ユーロ円130.083-088、ユーロドル1.15872-876で推移している。

  • 2018年10月12日(金)17時59分
    来週のNZドル「やや弱含みか、NZ、中国の主要経済指標に注目」

    [NZドル]

     来週のNZドル・円はやや弱含みか。引き続き米中関係悪化への懸念がNZドル高を抑制する要因となりそうだ。NZ準備銀行(中央銀行)が政策金利据え置きの長期化や利下げも選択肢との姿勢を維持するなか、7-9月期消費者物価指数の発表が注目される(前回は伸びが拡大)。また、中国の9月消費者物価指数や7-9月期GDPなど主要経済指標の発表も材料になる。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・16日:7-9月期消費者物価指数(4-6月期:前年比+1.5%)
    ・予想レンジ:72円00銭-74円00銭

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  • 2018年10月12日(金)17時56分
    来週の豪ドル「やや弱含みか、豪中銀議事要旨や雇用統計に注目」

    [豪ドル]

     来週の豪ドル・円はやや弱含みか。引き続き米中関係悪化への懸念が豪ドル相場を圧迫するとみられる。豪準備銀行(中央銀行)の10月理事会議事要旨の公表があるが、声明では来年以降のインフレ上昇見通しが示されたものの早期利上げへの示唆はみられず、豪ドル買いになりにくい。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・16日:豪準備銀行(中央銀行)の10月理事会議事要旨
    ・18日:9月雇用統計(8月:失業率5.3%、雇用者数増減+4.4万人)
    ・予想レンジ:78円00銭-81円00銭

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  • 2018年10月12日(金)17時54分
    来週のユーロ「下げ渋る展開か、EU離脱合意への期待持続」

    [ユーロ]

    「底堅い展開か、米大統領の利上げ批判でユーロ売り抑制も」
     来週のユーロ・ドルは底堅い展開か。イタリアの財政赤字をめぐる同国と欧州連合(EU)の対立は解消されていないものの、英国のEU離脱に関する合意が見込まれていることから、ユーロ買いがやや優勢となりそうだ。トランプ米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)による利上げを批判していることもユーロに対する支援材料となる見通し。
    ・予想レンジ:1.1500ドル−1.1700ドル


    「下げ渋る展開か、EU離脱合意への期待持続」
     来週のユーロ・円は下げ渋る展開か。ブレグジットに関し英国の欧州連合(EU)の合意に思惑が広がり、双方の調印が実現すればユーロ買い優勢となりそうだ。また、欧米の株価や長期金利の動向でドル売り基調が強まった場合、ユーロ・円はユーロ・ドルに連れ高の見通し。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・16日:8月貿易収支(7月:+176億ユーロ)
    ・予想レンジ:129円00銭-132円00銭

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  • 2018年10月12日(金)17時51分
    来週のドル・円「下げ渋りか、米長期金利と株価動向を見極める展開」

    [ドル・円]

     来週のドル・円は下げ渋りか。米長期金利や株価は不安定な動きを続けており、足元ではリスク選好的なドル買いは抑制されている。米10年債利回りは2011年以来の高水準となり、企業収益の悪化への懸念からNYダウが急落し、世界的株安の様相を呈しており、引き続き米長期金利と株価にらみの展開となる見通し。

     米財務省は来週中に半期毎の為替報告書を公表するとみられている。中国を為替操作国に認定するか注目されているが、一部報道によると、米財務省スタッフはムニューシン財務長官に対して「中国は為替操作をしていない」と報告したようだ。国際貿易環境の悪化を懸念した円買いは縮小していないものの、米国(財務省)が中国を為替操作国と認定しなかった場合、リスク選好的なドル買い・円売りが活発となりそうだ。

     ただ、トランプ大統領は連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続方針に批判的な発言を繰り返しており、大統領の発言が市場に与える影響を注視する必要がある。17日に公表される連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で利上げ継続を正当化する見解が含まれていた場合、中央銀行への政府介入を警戒して、リスク選好的なドル買いが拡大する可能性は低いとみられる。

    【半期毎の為替報告書公表予定】
     米財務省は半期に一度の為替報告書を公表する予定。(15日が議会提出期限)中国を為替操作国と認定するかどうか注目される。今回も為替操作国に該当する国はないとの見方が広がっているが、米中貿易摩擦の早期解消への期待が台頭しなかった場合、国際貿易環境の悪化を懸念した円買いが広がる可能性がある。

    【米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨】(17日公表予定)
     FRBは日本時間18日未明に9月25-26日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表する。12月利上げの手がかりを得られるか注目される。2020年まで利上げスタンスが継続するか、議論の内容が注目される。

    ・予想レンジ:111円00銭−114円00銭

    ・10月15日−19日週に発表予定の主要経済指標の見通しについては以下の通り。

    ○(米)9月小売売上高 15日(月)午後9時30分発表予定
    ・予想は、前月比+0.7%
     参考となる8月実績は前月比+0.1%。自動車・同部品、衣料品の売り上げは減少したが、ガソリンスタンドは増加。9月については8月に減少した項目の反動増が予想されることやガソリン価格の上昇などの要因でガソリンスタンドの売上増も想定されており、全体的にはやや高い伸びとなる見込み。

    ○(米)9月鉱工業生産 16日(火)午後10時15分発表予定
    ・予想は、前月比+0.3%
     参考となる8月実績は前月比+0.4%。自動車生産が増えたことが要因。9月については、自動車関連、家電製品、鉱業生産の増加が予想されており、4カ月連続で増加となる可能性が高い。

    ○(日)9月貿易収支 18日(木)午前8時50分発表予定
    ・予想は−451億円
     参考となる8月の貿易収支は−4446億円で2カ月連続の赤字だった。原油価格の上昇で輸入の伸びが輸出の伸びを上回ったことや、米国向け自動車や中国向け工作機械の輸出減少などが貿易赤字の要因とみられている。9月については、9月上中旬分の貿易収支は−3168億円となり、前年同期の+3254億円との比較で悪化。前年9月の貿易収支は+6538億円だったことから、3カ月連続で貿易赤字となる見込み。

    ○(中)7−9月期国内総生産 19日(金)午前11時発表予定
    ・予想は、前年比+6.6%
     参考となる4−6月期は前年同期比+6.7%にとどまったが、2018年の政府目標である6.5%前後を上回った。インフラ投資や消費は伸び悩んだ。輸出はまずまず順調だった。7−9月期については、輸出はまずまず順調に推移しているものの、固定資産投資や個人消費の伸びはやや鈍っていることから、成長率はやや鈍化するとみられる。

    ○主な経済指標の発表予定は、15日(月):(米)10月NY連銀製造業景気指数、(米)8月企業在庫、16日(火):(米)8月JOLT求人、17日(水):(米)9月住宅着工件数、(米)9月建設許可件数、18日(木):(米)10月フィラデルフィア連銀景況調査、(米)9月景気先行指数、19日(金):(日)9月全国消費者物価指数、(中)9月小売売上高、(中)9月鉱工業生産、(米)9月中古住宅販売件数

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  • 2018年10月12日(金)17時33分
    ドル・円はじり高推移、日本・中国株反発で円売り優勢

     今日の東京市場で、ドル・円はじり高推移。112円01銭から112円50銭まで上昇した。米国が中国を為替操作国と認定しないとの観測や、中国の8月貿易統計で輸出が大きく伸びたことが好感され、日経平均株価、上海総合指数が切り返したことからリスク回避ムードが後退し、円売りが徐々に優勢になった。

     ユーロ・円は129円86銭から130円50銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1586ドルから1.1610ドルでもみ合った。

    ・17時時点:ドル・円112円30-40銭、ユーロ・円130円20-30銭
    ・日経平均株価:始値22323.43円、高値22711.13円、安値22323.43円、終値22694.66円(前日比103.80円高)

    【経済指標】
    ・日・9月マネーストックM3:前年比+2.5%(予想:+2.5%、8月:+2.5%)
    ・日・8月第3次産業活動指数:前月比+0.5%(予想:+0.3%、7月:-0.1%←+0.1%)
    ・中・9月輸出:前年比+14.5%(予想:+8.2%、8月:+9.8%)
    ・中・9月輸入:前年比+14.3%(予想:+15.3%、8月:+20.0%)
    ・豪・8月住宅ローン件数:前月比-2.1%(予想:-1.0%、7月:0.0%←+0.4%)
    ・独・9月消費者物価指数改定値:前年比+2.3%(予想:+2.3%、速報値:+2.3%)

    【要人発言】
    ・豪準備銀行金融安定報告書
    「豪経済は改善しているが、住宅市場は減速した」
    「債務水準は、家計が消費を控えればリスクとなる可能性」

    ・国際通貨基金(IMF)
    「アジア経済、貿易摩擦や市場混乱が成長を押し下げる可能性」

    ・ドゥホブネ・アルゼンチン財務相(G20財務相会議議長)
    「われわれは貿易が成長の重要なエンジンとの見方で一致」
    「通商を巡る緊張があると認識しており、解消に向け協力する必要」
    「G20は貿易摩擦を巡り協議の場を提供できるが、意見の相違は当事国で解決されるべき」

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