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2021年10月22日(金)のFXニュース(2)
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2021年10月22日(金)08時39分
ドル・円は114円を挟んだ水準で推移か、米長期金利反転で円買い抑制の可能性
21日のドル・円は、東京市場では114円41銭から113円91銭まで反落。欧米市場では、114円21銭から113円65銭まで下落し、114円01銭で取引終了。本日22日のドル・円は114円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の反転を意識して、リスク回避的な円買いは抑制される可能性がある。
21日の米国株式市場では、S&P総合500種が続伸し、過去最高値を付けた。ダウ工業株30種平均は一時166ドル下げたが、取引終了時点にかけて下げ幅は縮小。一方、米国債券市場では10年債利回りが1.70%近辺まで上昇した。米労働省がこの日発表した10月16日までの1週間の新規失業保険申請件数は29万件と市場予想を下回ったことが要因。労働者の供給が少ないため、雇用の伸びは引き続き抑制されているようだが、10月の非農業部門雇用者数は9月実績(前月比+19.4万人)を大幅に上回る可能性がある。
本日発表される10月の米マークイット製造業PMIと同サービス業PMIは、9月実績並みの水準になると予想されているが、いずれも9月実績を上回った場合、米国の早期利上げ観測はさらに広がる可能性がある。
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2021年10月22日(金)08時33分
【速報】日・9月全国消費者物価コア指数:前年比+0.1%で市場予想と一致
22日発表の9月全国消費者物価コア指数(生鮮品除く)は、前年比+0.1%で市場予想と一致した。
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2021年10月22日(金)08時06分
東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小動き
22日の東京外国為替市場でドル円は小動き。8時時点では113.97円とニューヨーク市場の終値(113.99円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。114.00円付近での小動きとなった。昨日のアジア時間では日経平均株価の急落をきっかけに円が全面高となった場面も見られたため、本日も株価動向には注意しておきたい。
ユーロ円も小動き。8時時点では132.49円とニューヨーク市場の終値(132.49円)とほぼ同水準だった。132.50円前後でのもみ合いとなっており、日本株の取引開始を待つ状態だ。
ユーロドルは8時時点では1.1624ドルとニューヨーク市場の終値(1.1623ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準。前日終値付近での小動きとなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:113.96円 - 114.02円
ユーロドル:1.1623ドル - 1.1626ドル
ユーロ円:132.47円 - 132.56円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2021年10月22日(金)08時00分
東京為替見通し=ドル円 114円挟み神経質か、米金利上昇が支えも引け後のインテル株下落などは重し
海外市場でドル円は、ダウ平均や日経平均先物の下落に伴う円買いも入り、一時113.65円と日通し安値を更新した。ただ、米10年債利回りが1.7029%前後と約5カ月ぶりの高水準を付けると、ドル買いの様相が強まり114.05円付近まで下げ渋った。
ユーロドルは、米長期金利が上昇傾向を強めると全般ドル買いが活発化し、一時1.1620ドルと日通し安値を更新した。本日の東京時間のドル円は、114円を挟んで神経質な値動きとなるか。昨日は後場に入り日経平均の急落を受けてドル円もつれ安となった。日経平均の下げは中国恒大集団やその子会社の株価が10%を超えて下落したことが一因との話も出たが、同社株は香港ハンセンのオープン時から下落し、日経平均が下がったときはハンセン市場が昼休みだったことを考えると、恒大集団の動向を受けたものではないだろう。昨日の日経平均はレーザーテックや東京エレクトロンなど主力半導体株が下げを牽引したが、NY時間ではIBM株が弱く、インテルが引け後の決算で第3四半期売上高が予想に届かなかったことを受けて、大きな下げ幅を記録している。よって、本日も日経平均の上値の重さがドル円の上値を抑えることになりそうだ。なお、昨日のCME225先物は大阪取引所比で105円下落し、28625円で引けている。
また、米連邦準備理事会(FRB)は昨日トップ・オフィシャルの債券と株の取り引きを禁止する規則を設定した。海外の金融機関を中心に30年以上前から、すでにそのような規則があったことを考えると、相当遅い動きと思われる。すでにカプラン米ダラス連銀総裁、ローゼングレン米ボストン連銀総裁が辞任に追い込まれたが、パウエルFRB議長も米議会から再任を拒否する圧力が依然として強いことで、ホワイトハウスが再任に否定的な行動を示せば一時的にドル売り要因となりそうだ。
ドル売り要因もあるが、ドルを支える要因も多数ある。昨日のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)で12月限は反落して引けた。しかし、値動きは一時80ドルまで下落後に、82ドル半ばまで戻したことを見ると、依然としてエネルギー需要が高いといえる。エネルギーのひっ迫懸念が根強く、インフレの恐れも変わらす、米金利も上昇傾向であることで、ドル買い需要はなかなか収まらないだろう。なお、本日はNY入り後にパウエルFRB議長、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁が講演を行う。週末からブラックアウト期間に入ることで、米金利に対して言及が行われる最終日となることで、それぞれの発言には注意を払いたい。
円以外では、東京時間は引き続き豪ドルを中心としたコモディティ通貨の動きには注目したい。また、欧州入り後は、本日は仏・独・英・ユーロ圏などから各種購買担当者景気指数(PMI)速報値の発表が予定されていることで、欧州通貨も神経質な動きになりそうだ。昨日大幅な利下げを行い、暴落したトルコリラもボラタイルに動くことになるだろう。
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2021年10月22日(金)07時55分
NY金先物は伸び悩み、米長期金利の反転を意識した相場展開に
COMEX金12月限終値:1781.90 ↓3.00
21日のNY金先物12月限は、伸び悩み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-3.00ドルの1781.90ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1776.80ドル-1790.30ドル。アジア市場で1790.30ドルまで買われたが、その後は伸び悩み、ニューヨーク市場の序盤にかけて1776.80ドルまで下げる展開となった。1780ドル以下では押し目買いの興味が確認されており、下げ渋ったが、米長期金利の反転を意識して、通常取引終了後の時間外取引では主に1785ドルを下回る水準で推移した。
・NY原油先物:反落、一時81ドルを下回るNYMEX原油12月限終値:82.50 ↓0.92
21日のNY原油先物12月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比-0.92ドルの82.50ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは80.79ドル-83.96ドル。アジア市場で83.96ドルまで買われたが、利食い売りが増えたことで反落し、ニューヨーク市場の中盤にかけて80.79ドルまで売られた。ただ、81ドル以下では押し目買いも観測されており、通常取引終了後の時間外取引で82.72ドルまで戻している。
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2021年10月22日(金)07時47分
NY市場動向(取引終了):ダウ6.26ドル安(速報)、原油先物0.78ドル安
【 米国株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*ダウ30種平均 35603.08 -6.26 -0.02% 35612.36 35442.53 13 17
*ナスダック 15215.70 +94.02 +0.62% 15222.25 15094.14 1670 1614
*S&P500 4549.78 +13.59 +0.30% 4551.44 4526.89 282 221
*SOX指数 3412.05 +37.83 +1.12%
*225先物 28530 大証比 -200 -0.70%【 為替 】 前日比 高値 安値
*ドル・円 114.01 -0.30 -0.26% 114.41 113.65
*ユーロ・ドル 1.1623 -0.0028 -0.24% 1.1667 1.1620
*ユーロ・円 132.51 -0.65 -0.49% 133.37 132.26
*ドル指数 93.79 +0.23 +0.25% 93.79 93.50【 債券 】 前日比 高値 安値
* 2年債利回り 0.45 +0.07 0.45 0.39
*10年債利回り 1.69 +0.03 1.69 1.64
*30年債利回り 2.14 +0.01 2.16 2.10
*日米金利差 1.60 -0.06【 商品/先物 】 前日比 高値 安値
*原油先物 82.64 -0.78 -0.94% 83.96 80.79
*金先物 1783.9 -1.0 -0.06% 1790.3 1776.8
*銅先物 455.7 -17.8 -3.76% 475.8 453.7
*CRB商品指数 236.60 -3.75 -1.56% 240.35 236.60【 欧州株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*英FT100 7190.30 -32.80 -0.45% 7227.06 7181.70 46 55
*独DAX 15472.56 -50.36 -0.32% 15532.94 15406.59 20 19
*仏CAC40 6686.17 -19.44 -0.29% 6699.21 6658.95 17 23Powered by フィスコ -
2021年10月22日(金)07時46分
世界各国通貨に対する円:対ドル0.23%高、対ユーロ0.48%高
現在値 前日比 % 前日終値
*ドル・円 114.05円 -0.26円 -0.23% 114.31円
*ユーロ・円 132.52円 -0.64円 -0.48% 133.16円
*ポンド・円 157.27円 -0.75円 -0.48% 158.03円
*スイス・円 124.16円 -0.25円 -0.20% 124.41円
*豪ドル・円 85.12円 -0.81円 -0.95% 85.94円
*NZドル・円 81.59円 -0.74円 -0.90% 82.32円
*カナダ・円 92.17円 -0.58円 -0.63% 92.75円
*南アランド・円 7.77円 -0.17円 -2.13% 7.94円
*メキシコペソ・円 5.62円 -0.04円 -0.75% 5.66円
*トルコリラ・円 11.96円 -0.44円 -3.53% 12.40円
*韓国ウォン・円 9.69円 -0.05円 -0.47% 9.74円
*台湾ドル・円 4.08円 -0.02円 -0.54% 4.11円
*シンガポールドル・円 84.65円 -0.44円 -0.51% 85.08円
*香港ドル・円 14.67円 -0.04円 -0.26% 14.71円
*ロシアルーブル・円 1.60円 -0.01円 -0.70% 1.61円
*ブラジルレアル・円 20.16円 -0.27円 -1.31% 20.42円
*タイバーツ・円 3.41円 -0.01円 -0.40% 3.43円
年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
*ドル・円 +10.46% 114.70円 102.59円 103.25円
*ユーロ・円 +5.02% 134.13円 121.62円 126.18円
*ポンド・円 +11.42% 158.22円 134.41円 141.15円
*スイス・円 +6.42% 124.55円 113.77円 116.67円
*豪ドル・円 +7.11% 86.26円 73.14円 79.47円
*NZドル・円 +9.99% 82.51円 68.87円 74.17円
*カナダ・円 +13.61% 93.02円 77.92円 81.13円
*南アランド・円 +10.51% 8.18円 6.32円 7.03円
*メキシコペソ・円 +8.20% 5.67円 4.79円 5.19円
*トルコリラ・円 -13.99% 15.26円 11.94円 13.91円
*韓国ウォン・円 +2.15% 9.91円 9.13円 9.49円
*台湾ドル・円 +11.04% 4.12円 3.62円 3.68円
*シンガポールドル・円 +8.34% 85.29円 76.21円 78.13円
*香港ドル・円 +10.08% 14.75円 13.23円 13.33円
*ロシアルーブル・円 +14.88% 1.62円 1.30円 1.40円
*ブラジルレアル・円 +1.34% 22.63円 18.02円 19.89円
*タイバーツ・円 -0.83% 3.56円 3.26円 3.44円Powered by フィスコ -
2021年10月22日(金)07時33分
円建てCME先物は21日の225先物比205円安の28525円で推移
円建てCME先物は21日の225先物比205円安の28525円で推移している。為替市場では、ドル・円は113円90銭台、ユーロ・円は132円50銭台。
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2021年10月22日(金)06時40分
本日のスケジュール
<国内>
08:30 消費者物価コア指数(9月) 0.1% 0%
09:30 製造業PMI(10月) 51.5
09:30 サービス業PMI(10月) 47.8
09:30 総合PMI(10月) 47.9
10:00 営業毎旬報告(10月20日現在、日本銀行)
<海外>
15:00 英・小売売上高指数(9月) -0.9%
16:30 独・製造業PMI(10月) 58.4
16:30 独・サービス業PMI(10月) 56.2
16:30 独・総合PMI(10月) 55.5
17:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(10月) 58.6
17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(10月) 56.4
17:00 欧・ユーロ圏総合PMI(10月) 56.2
17:30 英・製造業PMI(10月) 57.1
17:30 英・サービス業PMI(10月) 55.4
17:30 英・総合PMI(10月) 54.9
19:30 露・ロシア中央銀行が政策金利発表 7.00% 6.75%
21:30 ブ・海外直接投資(9月) 41.80億ドル 44.51億ドル
21:30 ブ・経常収支(9月) 14.00億ドル 16.84億ドル
21:30 加・小売売上高(8月) -0.6%
22:45 米・製造業PMI(10月) 60.5 60.7
22:45 米・サービス業PMI(10月) 55.1 54.9
22:45 米・総合PMI(10月) 55.0米・サンフランシスコ連銀総裁が講演
欧・欧州中央銀行(ECB)専門家予測調査
APEC財務相会合
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注:数値は市場コンセンサス、前回数値Powered by フィスコ -
2021年10月22日(金)06時06分
ニューヨーク外国為替市場概況・21日 ドル円、続落
21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続落。終値は113.99円と前営業日NY終値(114.31円)と比べて32銭程度のドル安水準だった。米長期金利の指標である米10年債利回りが低下に転じたタイミングで円買い・ドル売りが先行。ダウ平均や日経平均先物の下落に伴う円買いも入り、22時30分過ぎに一時113.65円と日通し安値を更新した。カナダドル円中心にクロス円が下落した影響も受けた。
ただ、米10年債利回りが1.7029%前後と約5カ月ぶりの高水準を付けると、ドル買いの様相が強まり114.05円付近まで下げ渋った。
なお、カナダドル円は一時91.89円まで値を下げる場面があった。WTI原油先物価格が80ドル台まで急落したことをきっかけに、産油国通貨とされるカナダドルに売りが出たほか、アジア時間に93.02円と2015年11月以来5年11カ月ぶりの高値を付けていただけに利食い売りが優勢となった。ユーロドルは7営業日ぶりに反落。終値は1.1623ドルと前営業日NY終値(1.1651ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ安水準となった。NY時間に入り、しばらくは1.16ドル台半ばでのもみ合いが続いていたが、米長期金利が上昇傾向を強めると全般ドル買いが活発化した。5時30分過ぎに一時1.1620ドルと日通し安値を更新した。
ポンドドルは1.3776ドル、豪ドル米ドルは0.7459米ドル、NZドル米ドルは0.7141米ドルまで値を下げたほか、米ドルカナダドルは1.2384カナダドルまで米ドル高・カナダドル安に振れた。ユーロ円は11日ぶりに反落。終値は132.49円と前営業日NY終値(133.16円)と比べて67銭程度のユーロ安水準。ダウ平均や日経平均先物の下落を背景に、投資家がリスク回避姿勢を強め円買い・ユーロ売りが優勢となった。足もとで相場上昇が続いていただけに、利食い売りなども見られ、2時過ぎには一時132.26円まで値を下げた。
トルコリラは急落。NY市場に入っても、トルコ中銀による大幅利下げをきっかけとしたリラ売りの流れが続いた。トルコ中銀はこの日、政策金利を現行の18.00%から16.00%へ引き下げると発表。市場では17.50%、もしくは17.00%への利下げが予想されていただけに、リラを売る動きが活発化した。対ドルで一時9.5333リラ、対円で11.94円といずれも史上最安値を更新した。
市場では「トルコの実質利回りは大幅なマイナスとなっていることから、今回の利下げは無謀。リラ安によって実体経済が深刻な打撃を受けるリスクがある」との声が聞かれた。本日の参考レンジ
ドル円:113.65円 - 114.41円
ユーロドル:1.1620ドル - 1.1667ドル
ユーロ円:132.26円 - 133.37円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2021年10月22日(金)06時04分
大証ナイト終値28530 円、通常取引終値比200円安(訂正)
大証ナイト終値28530 円、通常取引終値比200円安
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2021年10月22日(金)05時48分
米国民の景気やインフレ悲観論広がる、バイデン大統領の支持率低下
経済専門局のCNBCが実施した世論調査によると国民がインフレや供給不足への懸念をより募らせていることが明らかになった。調査は800人の国民を対象に14日から17日に実施された。バイデン大統領の支持率も41%へ低下。経済対処における支持率は40%、不支持は54%となった。
回答者の現在の最大の懸念は新型コロナウイルス感染に絡むインフレで、前回の調査から16ポイント上昇。また、経済に関して、1年後の経済が悪化するとの予想は回答者の46%を占め、統計開始後13年間で最高に達した。全体の79%が経済が公正、または、不十分と判断しており、2014年以降で最高に達した。
2022年に景気後退入りを予想しているとした回答は全体の47%。2019年から13ポイント上昇した。また、回答者の60%が購入が容易であった商品(食料品、紙製品、清掃製品など)の供給不足を指摘。さらに、66%が人手不足を指摘している。従業員が不足し、事業時間の短縮を余儀なくされているという。
経済の懸念材料として、生活費の上昇が新型コロナへの懸念と同水準の高さとなっている。物価上昇と同時に、このような国民の悲観論が消費に今後影響を与え、景気にも悪影響を与える可能性は警戒される。FRBの利上げが2022年にも開始されるとの見方が強まる中、景気動向には注視が必要か。
■経済
1年後経済悪化を予想:46%(過去最高)
フェア、または、不十分:79%(2014年来で最高)
株式投資に良い時期:31%(2016年来で最低)
2022年に景気後退(リセッション)入りを予想:47%■供給
購入が容易であった商品(食料品、紙製品、清掃製品など)の供給不足:60%
人手不足:66%■経済の懸念材料
新型コロナ:39%(7月時点41%)
生活費の上昇:39%( 23%)
移民問題:29%( 27%)
(CNBC調査:対象者800人、実施10月14日から17日)Powered by フィスコ -
2021年10月22日(金)04時55分
10月21日のNY為替・原油概況
21日のニューヨーク外為市場でドル・円は114円20銭から113円65銭まで下落し、引けた。
巨額の負債を抱える中国の不動産大手「恒大集団」の債務不履行懸念や原油高などを背景とした世界経済の回復停滞懸念などにリスク回避の円買いが優勢となった。高インフレの長期化を警戒した金利上昇に伴うドル買いが下支えとなった。
ユーロ・ドルは1.1651ドルから1.1622ドルまで下落して引けた。欧州中央銀行(ECB)がインフレは一時的とのハト派姿勢を当面維持するとの見方がユーロ売り圧力となった。
ユーロ・円は132円96銭から132円26銭まで下落。
ポンド・ドルは1.3825ドルから1.3776ドルまで下落した。英国の新型コロナ感染状況が再び悪化しているため、回復が損なわれるとの懸念にポンド売りが優勢となった。
ドル・スイスは0.9171フランまで下落後、0.9190 フランまで上昇した。
21日のNY原油先物は反落。世界経済の成長低迷で需要鈍化懸念が浮上したほか、ロシアのプーチン大統領が石油輸出国機構(OPEC)プラスは原油生産を合意した以上に引き上げる可能性を示唆したため供給不安が緩和。
[経済指標]
・米・先週分新規失業保険申請件数:29万件(予想:29.7万件、前回:29.6万件←29.3万件)
・米・失業保険継続受給者数:248.1万人(予想:254.8万人、前回:260.3万人←259.3万人)
・米・10月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:23.8(予想:25.0、9月:30.7)
・米・9月中古住宅販売件数:629万戸(予想:610万戸、8月:588万戸)
・米・9月景気先行指数:前月比+0.2%(予想:+0.4%、8月:+0.8%←+0.9%)Powered by フィスコ -
2021年10月22日(金)04時40分
[通貨オプション]R/R、円コール買い再燃
ドル・円オプション市場で変動率は上昇した。リスク警戒感にオプション買いが再燃した。
また、リスクリバーサルではドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが再燃した。
■変動率
・1カ月物6.38%⇒6.46% (08年10/24=31.044%)
・3カ月物6.51%⇒6.58%(08年10/24=31.044%)
・6カ月物6.63%⇒6.69%(08年10/24=25.50%)
・1年物6.78%⇒6.79%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)
・1カ月物-0.08%⇒+0.15% (08年10/27=+10.90%)
・3カ月物+0.03%⇒+0.21%(08年10/27=+10.90%)
・6カ月物+0.2%⇒+0.33%(08年10/27=+10.71%)
・1年物+0.36%⇒⁺0.43%(08年10/27=+10.71%)Powered by フィスコ -
2021年10月22日(金)04時07分
ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、買い戻し
21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い戻された。4時時点では113.92円と2時時点(113.68円)と比べて24銭程度のドル高水準となった。米金利の上昇を受けて反発し、一時113.95円付近まで持ち直した。米5年債利回りは2020年2月以来の1.21%台に乗せ、米10年債利回りも一時1.68%台まで上昇した。
ユーロドルは弱含み。4時時点では1.1624ドルと2時時点(1.1636ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円と同様に米金利の上昇にドル買いが促されて1.1622ドルまでユーロ安ドル高が進んだ。また、ポンドドルも1.3776ドルまで日通し安値を更新している。
ユーロ円は下げ渋り。4時時点では132.42円と2時時点(132.27円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。NY原油先物が下げ幅を縮小して引け、資源国通貨のクロス円も下落が一服。ユーロ円に対する円買い圧力も緩み、132.40円台まで水準を戻した。
トルコリラは地合い弱いまま、対円では11.97円、対ドルで9.5025リラまでリラ史上最安値を更新。トルコ中銀による大幅利下げの影響が続いている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:113.65円 - 114.41円
ユーロドル:1.1622ドル - 1.1667ドル
ユーロ円:132.26円 - 133.37円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ
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