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2023年05月04日(木)のFXニュース(3)

  • 2023年05月04日(木)09時14分
    ドル円 134.36円までじり安、パックウエスト・バンコープへの警戒感から

     ドル円は134.36円までじり安に推移。米国のパックウエスト・バンコープへの警戒感が依然として重しとなっているようだ。
     ドル円のドル安推移を受け、ユーロドルは1.1084ドル、ポンドドルは1.2584ドルまで欧州通貨買いドル売りが進んでいる。

  • 2023年05月04日(木)08時46分
    NY金先物は続伸、時間外取引で一段高

    COMEX金6月限終値:2037.00 ↑13.70

     3日のNY金先物6月限は続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比+13.70ドル(+0.68%)の2037.00ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは2016.00ドル-2050.00ドル。米追加利上げは想定内だったが、6月以降は政策金利を据え置く可能性があることや米長期金利の低下を受けて、通常取引終了後の時間外取引で2050.00ドルまで一段高となった。


    ・NY原油先物:続落、一時68ドルを下回る

    NYMEX原油6月限終値:68.60 ↓3.06

     3日のNY原油先物6月限は続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比-3.06ドル(-4.27%)の68.60ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは67.95ドル-71.79ドル。アジア市場で71.79ドルまで買われたが、将来的な需要減少の思惑が強まり、米国市場の中盤にかけて一時67.95ドルまで一段安となった。通常取引終了後の時間外取引では主に68ドル台で推移。

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  • 2023年05月04日(木)08時08分
    東京外国為替市場概況・8時 ドル円、下値広げる

     4日の東京外国為替市場でドル円は下値を広げた。8時時点では134.59円とニューヨーク市場の終値(134.71円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。NY引けにかけて売り優勢となった流れが継続。経営再建策の検討が報じられた米地銀パックウェスト・バンコープの株価が時間外で5割超下落したことも嫌気され、一時134.39円まで下押しした。ただ一巡後は買い戻しも入り、134.60円近辺まで持ち直している。

     豪ドルは軟調。対円では昨日安値89.88円を割り込むと89.36円まで下げ足を速めた。豪ドル/ドルも0.6645ドルまで下値を広げた。米地銀の経営不安への懸念が高まるなか、リスクに敏感な豪ドルへの売りが強まった。

     ユーロ円は上値が重い。8時時点では148.94円とニューヨーク市場の終値(149.13円)と比べて19銭程度のユーロ安水準だった。リスク回避地合いを受けて149円を下回り、一時148.83円までユーロ売り円買いが進んだ。

     ユーロドルは8時時点では1.1067ドルとニューヨーク市場の終値(1.1062ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。1.1078ドルまでじり高となるも、昨日高値1.1091ドルを前に上昇は一服した。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:134.39円 - 134.77円
    ユーロドル:1.1057ドル - 1.1078ドル
    ユーロ円:148.83円 - 149.25円

  • 2023年05月04日(木)08時00分
    世界各国通貨に対する円:対ドル1.01%高、対ユーロ0.51%高

                      現在値    前日比       %   前日終値
    *ドル・円           135.17円   -1.38円    -1.01%   136.55円
    *ユーロ・円         149.44円   -0.77円    -0.51%   150.21円
    *ポンド・円         169.73円   -0.53円    -0.31%   170.26円
    *スイス・円         152.63円   -0.33円    -0.22%   152.96円
    *豪ドル・円          90.22円   -0.78円    -0.86%   91.00円
    *NZドル・円         84.20円   -0.56円    -0.66%   84.76円
    *カナダ・円          99.26円   -0.96円    -0.96%   100.21円
    *南アランド・円        7.39円   +0.00円    +0.01%    7.39円
    *メキシコペソ・円       7.54円   -0.04円    -0.59%    7.59円
    *トルコリラ・円        6.89円   -0.05円    -0.75%    6.94円
    *韓国ウォン・円       10.10円   -0.08円    -0.74%   10.18円
    *台湾ドル・円         4.42円   -0.05円    -1.09%    4.47円
    *シンガポールドル・円   101.59円   -0.72円    -0.70%   102.31円
    *香港ドル・円         17.22円   -0.18円    -1.01%   17.40円
    *ロシアルーブル・円     1.72円   +0.02円    +1.39%    1.70円
    *ブラジルレアル・円     27.10円   +0.01円    +0.03%   27.09円
    *タイバーツ・円        3.98円   -0.03円    -0.69%    4.01円
                  年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
    *ドル・円            +3.09%   151.95円   126.36円   131.12円
    *ユーロ・円           +6.43%   151.61円   132.66円   140.41円
    *ポンド・円           +7.11%   172.33円   148.86円   158.47円
    *スイス・円           +7.66%   153.97円   127.51円   141.77円
    *豪ドル・円           +0.95%   98.60円   86.06円   89.37円
    *NZドル・円         +1.14%   88.17円   79.46円   83.26円
    *カナダ・円           +2.58%   110.64円   94.08円   96.76円
    *南アランド・円        -4.09%    8.81円    7.03円    7.70円
    *メキシコペソ・円      +12.19%    7.68円    6.25円    6.72円
    *トルコリラ・円        -1.54%    8.79円    6.69円    7.00円
    *韓国ウォン・円        -2.93%   10.78円    9.90円   10.41円
    *台湾ドル・円         +2.97%    4.72円    4.20円    4.29円
    *シンガポールドル・円    +3.86%   106.28円   91.30円   97.82円
    *香港ドル・円         +2.51%   19.36円   16.10円   16.80円
    *ロシアルーブル・円     -2.43%    2.67円    1.59円    1.77円
    *ブラジルレアル・円     +9.25%   29.25円   23.72円   24.80円
    *タイバーツ・円        +4.86%    4.03円    3.62円    3.80円

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  • 2023年05月04日(木)08時00分
    東京為替見通し=ドル円、続落か FOMC声明・利上げ停止示唆や米地銀の経営不安報道

     3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は134.71円まで下落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で利上げ停止の可能性が示唆されたこと、米地銀の経営不安報道などが重しとなった。ユーロドルは1.1091ドルまで上昇。ユーロ円は、米国株相場の下落によるリスク回避の円買い・ユーロ売りで149.07円まで下落した。

     本日のアジア外国為替市場のドル円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明での利上げ停止の可能性示唆や米地銀の経営不安報道などで続落が予想される。

     ドル円の一目均衡表のテクニカル分析では、昨日5月3日に132.74円で雲のねじれが起きた。2日に200日移動平均線を上抜けた高値137.77円までのドル高トレンドから、ドル安トレンドへの「変化日」になった可能性がある。

     FOMC声明では、米銀3行の経営破綻にも関わらず、3月のFOMCで予告された通りに、10回目の利上げが決定された。FF金利誘導目標が5.00-25%まで引き上げられ、年末まで維持されることが再表明された。すなわち、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策は、2022年3月から2023年5月までの利上げ継続路線から、高金利維持路線に転換して、インフレ抑制に取り組むことになる。

     FRBがインフレ指標として注視している3月のPCE総合価格指数は、昨年6月の前年比+6.8%から前年比+4.2%まで伸び率が減速していた。4%台で伸び率が鈍化しているインフレ率を、FF金利5.00-25%で抑えながら、インフレ目標2%の達成を目指すことになる。

     FOMC声明文は、3月までの文言「幾分の追加的な金融政策引き締めが適切になるかもしれないと予想する(anticipate)」が削除され、「委員会は入手する情報を注意深く見極め、その金融政策への含意を判断する(determine)」との見解が示された。
     この文言は、バーナンキ第14代FRB議長が2006年8月にFF金利誘導目標5.00-25%で、住宅市場崩壊への警戒感から利上げ停止を決定した時と同じだ。パウエル第16代FRB議長も、金融システム不安定化への警戒感から、利上げ停止に舵を切ったのかもしれない。

     また米2年債利回りが3.80%台で推移していることは、FEDピボット(FRBの利下げ転換)の可能性を示唆し、米10年債利回りが長短金利逆転(逆イールド)の3.30%台で推移していることは、利下げの理由がリセッション(景気後退)の可能性を示唆している。そしてリセッションの時の現職大統領は再選された例はないため、バイデン米大統領の敗北を示唆している。

     CMEがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では、9月FOMCで0.25%の利下げ確率が高まった。12月には4.25-50%へ引き下げられる確率が高くなっており、3月FOMCでのドット・プロットの5.00-25%とは0.75%の乖離となっている。
     フェドウオッチとドット・プロット(金利予測分布図)は以下の通りとなっている
           【フェドウオッチ】   【ドット・プロット】
    ・6月14日:5.00-25%(据え置き)   5.00-25% (据え置き)
    ・7月26日:5.00-25%(据え置き) 5.00-25% (据え置き)
    ・9月20日:4.75-00%(▲0.25%利下げ) 5.00-25% (据え置き)
    ・11月1日:4.50-75%(▲0.25%利下げ) 5.00-25% (据え置き)
    ・12月13日:4.25-50%(▲0.25%利下げ)5.00-25% (据え置き)

  • 2023年05月04日(木)07時59分
    NY市場動向(取引終了):ダウ270.29ドル安(速報)、原油先物3.40ドル安

    【 米国株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 33414.24 -270.29   -0.80% 33811.84 33396.05   5   25
    *ナスダック   12025.33  -55.18   -0.46% 12212.55 12022.46 1669 1658
    *S&P500      4090.75  -28.83   -0.70%  4148.30  4088.86  146  355
    *SOX指数     2957.37  -39.49   -1.32%
    *225先物       28740 大証比 -390   -1.34%

    【 為替 】               前日比       高値    安値
    *ドル・円     135.17   -1.38   -1.01%   136.63   134.84
    *ユーロ・ドル   1.1054 +0.0055   +0.50%   1.1091   1.0999
    *ユーロ・円    149.45   -0.76   -0.51%   150.39   149.21
    *ドル指数     101.40   -0.56   -0.55%   101.92   101.07

    【 債券 】           前日比       高値    安値
    * 2年債利回り    3.87   -0.09      3.99    3.84
    *10年債利回り    3.36   -0.06      3.44    3.34
    *30年債利回り    3.69   -0.02      3.73    3.66
    *日米金利差     2.94   -0.48

    【 商品/先物 】           前日比       高値    安値
    *原油先物      68.26   -3.40   -4.74%   71.79   67.95
    *金先物       2041.0   +17.7   +0.87%   2045.4   2016.0
    *銅先物       384.9   -1.4   -0.36%   387.2   383.0
    *CRB商品指数   256.56   -4.08   -1.56%   260.64   256.56

    【 欧州株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *英FT100     7788.37  +15.34   +0.20%  7819.66  7773.03   61   38
    *独DAX     15815.06  +88.12   +0.56% 15868.88 15745.98   26   13
    *仏CAC40     7403.83  +20.63   +0.28%  7445.95  7395.82   24   16

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  • 2023年05月04日(木)07時44分
    米利上げサイクル終焉に近づく


    米連邦準備制度理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25ポイント引き上げ、5.00-5.25%とすることを発表した。

    ■声明の変更点:
    ●第1四半期の経済活動は緩やかなペースで拡大した。(前回:最近の指標や支出や生産で緩やかな成長を示唆)

    ●ここ数カ月の雇用の伸びは力強い(前回:雇用の伸びはペースを加速し、力強いペースで推移)

    ●今後、インフレを2%に戻すことに必要となる追加引き締めの程度の決定において、委員会は今までの金融政策の積み上がり、経済活動やインフレへの金融政策の反映が遅れること、経済や金融の展開、を考慮していく。(前回:インフレを2%に戻すような完全な引き締め域の金融政策に達するため委員会は追加引き締めが適切だと想定している)

    声明では前回声明の「追加引き締めが適切だと想定している」との文言を排除。利上げサイクルが終焉に近づいた可能性が示唆された。パウエル議長は会合後の会見で、データ次第で各会合ごとに政策を決定していくとした。完全な金融引き締め域に達したかどうかの評価を継続していくと、追加利上げの可能性も完全に除外しなかった。リセッションは回避する論拠が強まったとしている。

    今回の追加利上げ決定は全会一致。シカゴ連銀のグルーズビー総裁など金融混乱の影響を金融政策決定において考慮する必要性がある、と主張した発言も見られたが、根強いインフレを懸念し全会一致での追加利上げ決定となったことはタカ派的ともとらえられる。利上げ停止の可能性に関する質問では、パウエル議長は「追加利上げを想定する」との文言削除には「十分な意味がある」とした。

    ただ、FRBの利下げの壁は依然高いと見られる。

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  • 2023年05月04日(木)07時22分
    ドル円 134.40円台まで弱含み、パックウェスト株が時間外で暴落

     ドル円はNY引けにかけた軟調地合いが継続され、134.43円まで下押しした。またユーロ円が148.85円、豪ドル円も89.39円まで外貨売り円買いが先行。
     なお経営不安への懸念が高まった米地銀パックウエスト・バンコープの株式は、時間外で約57%安と暴落している。

  • 2023年05月04日(木)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>

      株式市場は祝日のため休場(みどりの日)


    <海外>
    10:30 豪・貿易収支(3月) 125.0億豪ドル 138.7億豪ドル
    10:45 中・財新製造業PMI(4月) 50.5 50.0
    15:00 独・貿易収支(3月)  160億ユーロ
    17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(4月)  0.39%
    17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(4月) 56.6 56.6
    17:00 欧・ユーロ圏総合PMI(4月)  54.4
    18:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(3月)  13.2%
    21:15 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見 4.00% 3.50%
    21:30 米・貿易収支(3月) -692億ドル -705億ドル
    21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)  23万件
    21:30 加・貿易収支(3月)  4.2億加ドル
    22:00 ブ・サービス業PMI(4月)  51.8
    22:00 ブ・総合PMI(4月)  50.7

      ベルギー・欧州連合(EU)外相理事会(開発)


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2023年05月04日(木)06時14分
    大証ナイト終値28680円、通常取引終値比180円安

    大証ナイト終値28680円、通常取引終値比180円安

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  • 2023年05月04日(木)06時07分
    ニューヨーク外国為替市場概況・3日 ドル円、続落

     3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続落。終値は134.71円と前営業日NY終値(136.55円)と比べて1円84銭程度のドル安水準だった。米連邦準備理事会(FRB)は今日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場予想通り0.25%の利上げを実施。声明では「幾分の追加的な金融政策引き締めが適切になるかもしれないと予想する」とした前回の表現を削除し、「インフレ率を長期的に2%に戻すのに十分な金融政策スタンスを達成するため、どの程度追加の政策が適切であるかを決める際、金融政策の累積引き締め、金融政策が経済活動やインフレに影響を与える時間差、および経済と金融の動向を考慮する」との見解を示した。市場では「利上げ停止の可能性が示唆された」と受け止められ、ドル売りで反応。3時過ぎに一時134.84円まで下げた。
     パウエルFRB議長の会見が始まると135.70円付近まで下げ幅を縮める場面もあったが、戻りは鈍かった。利上げ停止時期に関して「近づいている感触。すぐそこの可能性も」と述べたと伝わると再び弱含む展開となった。
     株取引終了後に「米地銀パックウエスト・バンコープは売却を含めて戦略的選択肢を検討」との一部報道が伝わると、時間外の米株価指数先物が一段と下落。リスク回避の円買いが優勢となり、一時134.71円と日通し安値を更新した。

     ユーロドルは続伸。終値は1.1062ドルと前営業日NY終値(1.0999ドル)と比べて0.0063ドル程度のユーロ高水準だった。FOMCで「米利上げ停止が示唆された」との見方からドル売りが先行すると一時1.1091ドルと日通し高値を付けたものの、4月26日の高値1.1095ドルがレジスタンスとして意識されると失速した。明日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を控えて、積極的にユーロを買う動きは限られた。

     ユーロ円は続落。終値は149.13円と前営業日NY終値(150.21円)と比べて1円08銭程度のユーロ安水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、しばらくは方向感が出なかったが、米国株相場の下落とともにリスク回避の円買い・ユーロ売りが優勢となった。米地銀に関する報道を受けたリスク回避の動きが強まると、一時149.07円と日通し安値を更新した。

    本日の参考レンジ
    ドル円:134.71円 - 136.63円
    ユーロドル:1.0999ドル - 1.1091ドル
    ユーロ円:149.07円 - 150.39円

  • 2023年05月04日(木)05時58分
    【速報】パックウェスト株34%急落、売却含め、戦略的選択肢検討との報道

    パックウェスト株34%急落、売却含め、戦略的選択肢検討との報道

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  • 2023年05月04日(木)05時56分
    米地銀に関する報道を受けたリスク回避、ドル円は再び135円割れ

     一部通信社が「米地銀パックウエスト・バンコープは売却を含めて戦略的選択肢を検討」報じ、市場はリスク回避で反応している。ドル円は再び135円割れとなり、134.77円まで下落幅を広げた。

  • 2023年05月04日(木)05時04分
    5月3日のNY為替・原油概況


     3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、135円95銭から134円84銭まで下落し、引けた。

    米4月ADP雇用統計や4月ISM非製造業景況指数が予想を上振れたためドル買い優勢となった。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表を控え利上げ停止に近づくとの見解に金利低下に伴うドル売りに転じた。さらに、FRBがFOMCで予想通り0.25%の利上げを実施すると同時に声明で追加利上げを示唆する文言を削除したため利上げ停止の思惑が強まり金利低下に伴いドル売りが加速した。しかし、パウエル議長がデータ次第で各会合で政策を決定していくと発言すると6月の利上げも完全に除外されないとの見方にドル売りが後退。

    ユーロ・ドルは、1.1023ドルから1.1091ドルまで上昇し、引けた。

    ユーロ・円は149円32銭まで下落後、150円00銭まで反発。

    ポンド・ドルは、1.2487ドルから1.2590ドルまで上昇した。

    ドル・スイスは、0.8904フランから0.8833フランまで下落した。

     3日のNY原油先物は続落。景気減速で需要鈍化懸念が強まった。

    【経済指標】
    ・米・4月ADP雇用統計:+29.6万人(予想:+15.0万人、3月:+14.2万人←+14.5万人)
    ・米・4月ISM非製造業景況指数:51.9(予想:51.8、3月:51.2)
    ・米・4月サービス業PMI改定値:53.6(予想:53.7、速報値:53.7)
    ・米・4月総合PMI改定値:53.4(予想:53.5、速報値:53.5)

    【金融政策】
    ・米連邦公開市場委員会(FOMC)
    ・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を0.25ポイント引き上げ、5.00-5.25%に決定
    追加利上げを示唆する文言を削除
    「今後に必要となる追加引き締めの程度は経済次第」
    「決定は全会一致」
    「同ベースで保有している国債、MBSを削減」

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  • 2023年05月04日(木)04時28分
    ドル円 失速して一時135.10円台、米利上げ停止が近づいた感触との見解も聞かれる

     ドル円は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表後、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見が進むなか一時135.70円付近まで持ち直したものの失速。135.13円前後へ下押した。パウエル議長から、利上げ停止時期に関して「近づいている感触」などの発言が聞かれた。

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